映画「トップガン・マーヴェリック」で棺桶ポイントと翻訳されているのはどんな英語なんでしょうか?
棺桶ポイントの意味は?
棺桶ポイントの意味は?英語はCoffin corner?トップガン・マーヴェリック
「トップガン マーヴェリック」公開10日間で興収28.8億円突破! 「余韻やばい」胸熱の感想が続々
トム・クルーズが主演した「トップガン」の続編「トップガン マーヴェリック」の興行成績(全国376館/741スクリーン ※興行通信社調べ)が発表され、公開10日間で興行収入28.8億円を突破したことがわかった。
リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンと、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリック(クルーズ)と若きパイロット達が繰り広げる“胸熱”なドラマが展開する「トップガン マーヴェリック」。5月27日に封切られ、初日3日間では興収11.5億円の大ヒットスタートを切っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9890195a1e06a2502199e5e0076960c867193bca
映画「トップガン・マーヴェリック」で棺桶ポイントと翻訳されているのはどんな英語なのかというと「Coffin corner」です。
“Coffin Corner”とは、直訳すると棺桶(かんおけ)のコーナー(曲線)
限界速度で飛行している状況で、少しでも減速すると失速する領域を意味する言葉です。
高度と速度には関連があるため、高度を上げていくと飛行可能な最低速度と最高速度の数値が近づいていくことになるそうです。
速度が遅すぎて最低速度を下回るとエンジンがフレームアウトを起こし揚力が失われて墜落の危険があり、逆に速度が速すぎて最高速度を上回ると機体がバラバラになってしまう恐れがあります。
航空機が失速速度を下回るまで減速すると、航空機に作用する力(重量や求心力など)を相殺するために十分な揚力を生成できなくなります
これにより、航空機の高度が低下していくため、パイロットはスティックを引き戻すことで迎え角を大きくすることがあります。
高所を飛行する際は最低速度と最高速度の差が縮まり、“コフィン・コーナー”と呼ばれる飛行可能な範囲を外れると失速は免れなくなってしまうのです。
通常、迎え角を大きくすると航空機が上昇する仕組みになっています。ただし、翼が臨界迎え角を超えると逆に揚力が失われ、対気速度がさらに低下するためやはり失速してしまいます。