体重100kgの痛風ピザデブが痩せたら世界が平和になった

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「マジレスするとデブは損」

痩せるだけで人生が大きくプラスになったりはしないけれど、デブはデブでいるだけで普通の人に比べてマイナス。

デブを抜け出してやっとプラマイゼロ。

外見で損するとか、選べる服の範囲が狭まるとかそういった感覚的なデメリットだけではなく、
デブというだけで確実に無駄な出費が増えている

デブは「デブコスト」を背負わさられている事実に目を背けず現実を直視したほうが良い。

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言わゆる僕は肥満児だった

物心ついたころから僕は生きるというのは基本的につらいことだと思っていたが、そのつらさの大部分が簡単に消えてしまったのでこんなこともあるんだという意味で伝えてみたい。

言わゆる僕は肥満児だった。

ただ体重のことなんて特に気にしたことはなく、流れに沿って社会人となり一人暮らしを始めると、好きな時に好きなだけ食べる生活をするようになってしまい、それこそ加速度的に太りだした。

Yシャツやスーツはおしゃれ目的で買い替えるんじゃなく、物理的に体が入らなくなって買い替えるようになってしまった。

デブ御用達のスーツのお店「サカゼン」でしか自分の体形にあうスーツがなくなり、体重95キロに到達したときは控えめに言って、千と千尋の神隠しの千の父親(豚の方)、鏡に映る姿はデブったせんとくんをさらに界王拳3倍にしたようなありさまだった。

ピザデブだった時の自分の様子をあげるときりがないが、例えば下のような感じ。

常にだるく感じる
自転車がすぐにパンクする
足の指のつめきり、靴下はきが困難
ズボンのまたがすれて穴が開く
のどが渇きやすい
チャレンジ精神、気力が減退する
湯船の湯があふれる
風呂の石鹸の消費が早い
背中に手が回らない

それが今、体重65kg前後で落ち着くようになると、物理的に体が軽くなったのはもちろんのこと、同じことをしても周囲の評価が変わった。

デブだった時の自分を知っている人からは「ダイエット成功者」というバイアスが働いているのかもしれないが、会議やちょっとした議論で、見下されるような物言いをされなくなった。

特に初対面の女性に話を途中で切り上げられることがなくなり、自分の意見が通りやすくなった。

数少ない合コンのチャンスも、今までは半泣きで締めのラーメンを胃袋に流し込んでいたが、多少なりとも意思疎通を図れるようになった。

「デブコスト」のところでまた説明をするが、デブというだけでプラスのイメージが阻害されていた分、痩せると本当に人生が楽になって生きやすくなった。

デブを改めるきっかけは痛風だった

自慢じゃないが、実家はオール・デブ。

父親・母親揃って体重90キロベースで、姉も兄もどこからどう見てもドラえもん。

遺伝的に太りやすかったこともあって特に体重のことなんか気にせずにいた僕がなぜ真剣に痩せようと思ったのか。

その理由は恥ずかしい話、痛風だ。

ある日、シクシクと膝に痛みを覚えたかと思ったら、、、ピキーン!

騙された感* | ☆AY FAMILY☆アラフォー母さん奮闘記☆
https://ameblo.jp/c-love-r-yukko/entry-12218359801.html

痛みは一気にエスカレート。

時には目から星が飛びすほどの痛みに耐えかねて病院に駆け込んだところ、痛風と診断されてしまった。

挙句の果てには「このままだとあと半年で致命傷レベルになるよ」と医者に脅されるという痛恨の一撃。

痛風の原因は間違いなくデブにあり、そのデブの原因はというと主に際限なく食べ続ける食事。

「オタキング」の通称で知られる評論家の岡田斗司夫氏の書籍『いつまでもデブと思うなよ』にもある通り「並外れて太るのは、「並外れて太る行動」をとり続けた結果なのだ。たえまなく太る努力をし続けなければ、そんなに太り続けることなどできない。」のである。

※『いつまでもデブと思うなよ』は1年間で50キロのダイエットに成功した自身の経験談を書籍化したもの。

いつまでもデブと思うなよ」 岡田斗司夫 2012年11月05日 – 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

人間の体はホメオスタシス(恒常性維持機能)によって現在の状態を維持する仕組みがあって、いったん太り始めると、体にとってはデブが当たり前の状態となり、デブを維持しようという働きが生まれることになる。

つまり、バランスが崩れれば崩れるほど元に戻すのが難しくなってしまい、ダイエットをする気があるならば、今日とか明日とかではなく今すぐにでも取り組んだほうがゴールが近くなる。

ダイエットはスタートが遅れれば遅れるほど、減らさなければいけない体重が増えるだけではなくホメオスタシスによる邪魔を強く受けるようになるのでマイナスからのスタートとなることを覚悟しておいてもらいたい。

逆に言うと、しっかり痩せてしまえば、今度は痩せた状態が当たり前になるので、ダイエットにそれほど熱心に取り組まなくても太る心配がなくなるボーナスステージに入ることができるぞ。

個人的には、自分はデブだという自覚を持っているのであれば、ダイエットは今からすぐに始めることをおすすめしたい。

その理由は、早く始めたほうが痩せやすいのはもちろんとして、もう一つ、この記事のタイトルでもあるデブは損する「デブ損」という十字架を背負う悲しい生き物だからだ。

目には見えず体感もしにくいけれどデブは「デブコスト」を抱えていて、
息を吸って吐くだけでも損をしているという事実にきちんとを目を向けなければいけない。

太るには太る原因があるわけだが、痩せている人とデブの食事の量を比べると明らかにデブのほうが多い。

よく痩せている人が「たくさん食べても太らないんだ」と言っていても、実際には食べる量がデブよりずっと少量で摂取カロリーは決して多くはない。

逆にデブが「食事の量を減らしても痩せない」と言っていても、おやつや間食を含めると実際には2人分に相当するカロリーを摂取しているケースは少なくないわけだ。

TVチャンピオン 極~KIWAMI~ 「デブ飯料理人選手権」 | BSテレ東 - YouTube

単純に食べる量が多いとそれだけ出費も増えることになり、デブはデブでいるために無駄な出費をしていて、家計簿でもつけてみたら一目瞭然。

(その意味では、レコーディングダイエットでカロリーとお金の両方を視覚化するのは精神的に効果があると思われる)

私もピザデブだった時、休みの日は食後のデザートのように吉野家で牛丼を小腹を満たしていることもあれば、
焼き肉では喉ごしを楽しむかのようにカルビを体の中に流し込んでいた。

この無駄な食事もデブコストの一つ。

ダイエット後の今は、明らかにデブだった時よりうんと少ない食事量で満足するようになり、食後に吉野家なんて食べようなんてさらさら思わない。

コメダ珈琲のカツサンドはお腹ペコペコの時に何とか食べきれるといった状態。

1度の食事で食べる白米の量が減り、おかずの数を減らしても満腹になるので、食費は明らかにデブだった時よりも安くなった。

デブの健康リスクを舐めてはいけない

メタボリックなんちゃらという言葉が誕生した背景には、「デブは健康に良くない」という医学的な(?)根拠があるから。

耳にタコができるほど聞いてきたので、正直、健康診断で医者に釘を刺されるようなことを言われなければピンとこないところだが、デブの健康リスクを舐めてはいけない。

糖尿病、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中…デブによってリスクが上がるとされる病気はごまんとあるが、
ここで実際に行われたある調査を紹介する。

1970年から2015年に行われた239件の大規模な疫学調査から、32か国1060万人のデータを解析したところ、肥満はさまざまな病気のもととなり、寿命を縮めることがわかったというのです。しかも、重度の肥満者では、寿命が10年短くなり、2人に1人は70歳前に死亡するおそれがあると指摘されました。
 具体的には、BMI(肥満判定基準)が5%上昇するごとに、心疾患系の死亡リスクが49%、呼吸器疾患の死亡リスクが38%、がんの死亡リスクが19%増加したそうです。

https://diamond.jp/articles/-/142973

心疾患系の病気といえば、日本人の死亡原因では第2位で3位が脳梗塞となっている。

平成27年(2015年)の厚生労働省の調査[PDF:死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率]によると、心疾患(※高血圧性を除く)による死亡者は19万6113人で全死亡者の15.2%、さらに急性心筋梗塞による突然死が3万7222人と心疾患の死亡者の約19%と、心疾患系の病気を抱える人のほぼ5人に1人がある日突然、命を落としていることになる。

ただ、個人的にはデブの死に方として突然死はラッキーだと思う。

むしろ本当に怖いのは後遺症を抱えて、死ぬまで病院通いを続け、食事制限させられる体になってしまうこと。

私だって、痩せたからといって痛風は治ったわけではなく完治しないと言われている。

死ぬまで痛風発作の再発と合併症のリスクが付きまとう上に、通常の生命保険には入れず保険料が割高な引受基準緩和型医療保険にしか入れなくなってしまった。

「引受基準緩和型医療保険」とは、加入時の条件を通常の医療保険よりも緩和した医療保険です。

健康告知の内容もシンプルで、3つ~5つの項目をクリアすると原則加入できます。

持病があったり、入院歴があったりした場合でも加入しやすい医療保険です。

通常の医療保険に比べて引受基準緩和型医療保険は、保険料が高く設定されています。

https://www.hokende.com/life-insurance/medical/basic_info/select_ease

住宅ローンを借りるにしてもやはり割高なローンじゃないと組めない可能性が高い。

過去にデブでいることを許容していたせいで、本来ならば必要のない出費を背負わされているわけだ。

デブは息を吸って吐くだけで、デブコストという目に見えないし体感もしづらい負債を抱え込んでいることを、少しはおわかりいただけるだろうか?

さらにデブに追い打ちをかける研究結果にデブは健康な人に比べて免疫が弱くなるという衝撃な事実もある。

要するに脂肪細胞(デブの根源)が免疫機能を狂わせてしまい動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病はもちろんのこと、
日常的に風邪をひきやすくなったり、いったん体調が崩れるとなかなか調子が戻らなくなってしまう。

「メタボ」が進むと、糖尿病や心筋梗塞などの疾患につながると言う研究結果

メタボの人の脂肪細胞は、「敵がいるぞ」という警告を伝えるメッセージ物質を誤って放出していることが分かってきており、それを受け取った免疫細胞は、活性化して「戦闘モード」に変化し、自らも「敵がいるぞ」という誤ったメッセージを拡散していきます。脂肪を吸収した免疫細胞は、やがて限界に到達して破裂し、この時、敵を攻撃する為に持っている毒物が放出されてしまい、突然死をも招く動脈硬化や心筋梗塞、さらには糖尿病など、さまざまな病気を引き起こしうるというのです。

https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_472.html

ウイルスの感染やがん細胞など、体は組織に異常が生じると炎症性サイトカインというシグナルをだし、免疫細胞を発動させます。この免疫細胞をコントロールするメカニズムにエラーが起きると、慢性炎症が発症します。通常、免疫細胞は活性酸素を用いて異常(異物)を攻撃しますが、慢性炎症の状態では免疫細胞が活性酸素を出し続け、逆に周囲の組織を破壊し、さらに組織の繊維化や、組織の細胞の構造変化を引き起こし、最終的には臓器の機能障害(心不全・腎不全・アルツハイマー、さらにはがんなどの発症、進行、重症化)をもたらします。

どうも肥満に関連したホルモンは炎症を促進する傾向にあるようです。
食欲調節や肥満に関するホルモンのひとつに、レプチンがあります。レプチンは主に脂肪細胞から産生されるため、その量は脂肪量と相関します。レプチンは脳に達すると食欲を調節します。遺伝的にレプチンのない人は、高度の肥満になることが知られています。レプチンは自然免疫細胞を刺激して炎症性サイトカインを産生させ、獲得免疫ではIFN-γを産生するTh1というTリンパ球の働きを増強して、多発性硬化症の動物モデルであるEAEなどで病態を悪化させることが知られています。
飢餓時に主に胃の細胞から分泌が増加するグレリンというホルモンがあります。グレリンは、炎症性サイトカイン産生を抑制し、多発性硬化症の動物モデルや関節炎モデル、敗血症モデルなどの病気を抑えます。

https://www.jst.go.jp/pr/announce/20150731/index.html

世界肥満学会(WOF)も新型コロナウイルスで重症化した患者に肥満が多いことに触れ、BMI25以上の人はこの感染症に対するリスクが高いこと、さらに呼吸不全となった場合の気管挿管は高度肥満の患者において困難なケースがあることなどを示唆している。

デブから抜け出す4つの方法

ここからは自分がデブであることを自覚した私がどんな方法でダイエットをしたのか?その方法を紹介したいと思う。

いろいろ試して失敗もしたけれど(リバウンドもしたけれど…涙)、結局、長く続けることができて効果があったと実感できるのは次の4つ。

  • 手軽に大量に食べる習慣の改善
  • 運動より基礎代謝の改善
  • 筋肉量を増やす
  • デトックスする

デブは「太る行動」をしているからこそ太るわけで、太る行動の代表的なものが「食べすぎ」だ。

「私はきちんと食べる量を減らしてる!」と胸を張って言える人も、試しに自分が口にしたものをすべてカロリーと共に記録に残してみるといかがだろうか。

自分が1日平均でどのくらいのカロリーを摂取しているのか具体的に目に見える形にすることで、実際には必要以上に食べていることを思い知ることになる。

ちなみに、食べたもののカロリーを調べて記録するというのは想像以上に手間がかかるので、寝る前なんかは特に「面倒な作業をするくらいなら食べないほうがまし」という感覚にもなってくるのでお勧め。

太る原因としてはっきりと「食べ過ぎ」ていることを自覚できれば、ぜんぜん関係ないことを痩せない理由に挙げてしまうことはなくなるはずだ。

「最近、運動していないから」とか「ストレスのせいかな」とか「食欲の神に愛されてる…?」みたいな言い訳を考えることがなくなる。

「結果にコミット」がキャッチフレーズのライザップも、やっていることといえばトレーニングよりも普段の食事の管理がメインで、イケメンもしくは美人のトレーナーが付きっきりで励ましてくれるだけだったりする。

食べ過ぎを改善するには、物理的に自分の手が届く範囲から食べ物をなくすこと。

手を伸ばしたらすぐに手が届く位置にお菓子を置かず、マックや吉野家など注文したメニューがすぐに目の前に現れるお店にはいかないこと。

個人的には「空腹状態に慣れる」こともおすすめする。

デブはなぜか「お腹が減ったら食べなければいけない」と脊髄反射で考えてしまいがちだが、別に3食の食事のうち1回抜いたくらいで人間は死んだりしない。

例えば、お昼ご飯を抜いて朝と晩の二食だけを食べるようにして、胃の中を空っぽにする時間を作ってみるとよい。

もちろん、お腹が減りすぎてイライラしたり、頭がフラフラして具合が悪くなるようならば、低血糖の症状が現れている危険があるので、何か口にしたほうが良い。

だが、食事を1回抜いたくらいでそこまでの禁断症状が現れるのであれば、すでに尿酸値が爆上げしているか糖尿病の可能性が疑われる。

数万年に及ぶ人類の長い歴史を振り返ってみると、人類の生存とはつまりカロリー獲得の歴史でもあり、お腹いっぱい食べられる時なんて言うのはごく限られていて、ほとんどは空腹状態だったと考えられる。

空腹でいることは別に異常なことではなく、生きていたら当然おこりうるものだし、胃の中を空っぽにすることは後で説明をする基礎代謝を改善するのにも効果があると考えられる※個人の感想。

ちなみに「空腹状態に慣れる」といっても、何も口にしちゃいけないわけではなく、水はもちろん飲むべきだし、ノンカロリー系のお茶やコーヒーなどは飲んでもOK。

ただもちろん、ミルクや砂糖を入れないように気を付けるべきで、空腹であることを体が受け入れるようになってくると、なんとコーヒーにミルクを入れるとすごく「重く」感じるようになるという新しい発見を体感できる。

明らかに「今、カロリーも一緒に摂取している!」という感覚を味わえるようになる。

次に運動について。

摂取カロリーを抑えると共に消費カロリーを増やすことはダイエットの鉄則中の鉄則だが、
実は1日1万歩程度のウォーキングではダイエットはおろか健康効果はほとんどない。

つまり都会で電車通勤する人なら健康のために最寄り駅の一つ手前で降りて歩くとか、
エレベーターではなく階段を上り下りするといった程度の運動では、大したカロリー消費はできないということ。

※注意
運動でカロリーを消費しようと思ったら、せめてジョギングをするくらいの心拍数があがる運動をしなければいけないものの、
運動する習慣を身に着けるという点から考えると1日1万歩くらい歩くことは決して無駄ではないし、
私たちの体の大半を占める「筋肉」の衰えを防ぐこともできる。

ではどうやって消費カロリーを増やすのかというと基礎代謝の改善に加えて筋肉量を増やすことに尽きる。

事実、私も運動に特に力を入れたわけではなく、家でできるストレッチや筋トレに取り組んだ程度。

デブがそう簡単に痩せないのは基礎代謝が健康な人よりもかなり低下をしていて、消費カロリーが根本的に少なくなっていることが挙げられる。

基礎代謝が下がっているかどうかをチェックするには、呼吸量に注目すると一発でわかる。

デブは普通の人に比べて1回の呼吸で吸い込む空気の量が少なくなっていて、呼吸数で補っている傾向が強い。

デブは総じて肺活量が低下しているが、それは内臓脂肪が蓄積することで横隔膜が押し上げられてしまうから。

呼吸が浅く1度に吸い込める空気の量が低下してしまっていることが、デブがなかなか痩せられない要因の一つとして挙げられる。

基礎代謝とは生命維持のために機能する体のあらゆる組織・細胞の活動の総称で、基礎代謝には酸素が絶対に欠かせない。

脂肪などを酸素で燃焼させることで活動エネルギーを生み出しているものの、そもそも酸素不足に陥ることによって脂肪を燃焼しきれず体内に蓄積させてしまうわ、基礎代謝も下げてしまうわで負のスパイラルに陥っているのがデブがデブである紛れもない事実。

基礎代謝を改善するには、肺活量を取り戻す必要があるわけだが、そのためには意識をして深く呼吸をすることだ。

多少は大げさになっても良いので、息を吸った時にお腹を膨らませて、息を吐いた時にはお腹を引っ込ませる腹式呼吸をしてみよう。

腹式呼吸の簡単なやり方&力まずしっかり吸えるトレーニング方法

衰えた横隔膜を鍛え直していくことで、徐々に元の呼吸量を取り戻すことができる。

それに加えてストレッチやヨガで体の血行を促して基礎代謝を改善させていこう。

デブあるあるの一つに「暑がりに見えて実は冷え性」という人が多いのも、デブは血の巡りが悪い証拠。

なぜ血の巡りが悪いのかというと、体のゆがみであったり筋肉のコリが原因で、体の内側で物理的に血管が圧迫されていたりするからだ。

血行改善にはストレッチやヨガが効果的で、youtubeにある動画の中から適当に好きなものを選んでできるだけ毎日取り組むようにすると良い。

しなやかな体を作る毎日の9分間ストレッチ【柔軟性を高めて代謝UP】#家で一緒にやってみよう

そして基礎代謝改善のカギを握っているといっても過言ではないのが筋肉量の増加だ。

筋肉も内蔵の一つとしてみるならば、人間の体の中で最も大きな臓器であり、それだけカロリー消費も多くなる。

筋肉量の減少は消費カロリーの減少に直結する。

胃とか肝臓とか小腸とか臓器の数を増やしたりサイズを大きくすることはできないが、筋肉は私たちの体の中で唯一、自分の意志で鍛えて量を増やすことができる臓器だったりする。

ヨガ・ストレッチに加えて、筋トレもぜひ日常的に取り組んでもらいたいわけだが、別にジムに通って醜い体を周囲にさらす必要はない。

ベンチプレスをしたりダンベルを上げ下げして見かけの筋肉を増やすよりもインナーマッスルを増やすほうがよっぽど重要だからだ。

筋肉量を増加させるには表面的な筋肉よりもインナーマッスルとも呼ばれる体の内側の筋肉「体幹」を鍛えるほうがよっぽど基礎代謝を取り戻すには効果的だ。

体幹を鍛えるトレーニングもやはりyoutubeには数多くの動画が投稿されているので、こちらも自分で好きなものを選んで実践してもらえばそれで良い

【4分間】初心者向け体幹トレーニング4種目!

ヨガ・ストレッチ・筋トレ合わせて1日10分で良いので取り組んでもらえればそれで十分だ。

プラスアルファで言えば、プロテインを併用することをおすすめしたい。

筋肉を増やすには、材料となる「タンパク質」が必要で、 プロテインとはいわばタンパク質の塊のようなもの。

プロテインにも様々な種類が市販されているけれど、個人的におすすめなのは進化したプロテインといわれる「HMB」を配合しているトリプルビー。

「HMB」は日本ではかなり最近になって認可された成分らしいが、要するにたんぱく質が筋肉に変換される直前の状態が「HMB」と呼ばれる成分なので、同量のプロテインを摂取するよりもHMBを摂取したほうが何倍も効果が上がる。

吸収率で言えば、その差は20倍にもなるようで、逆に言うと一般的なプロテインだと無駄な成分の割合が多いと考えられる。

ちなみに、トリプルビーはクロスフィットトレーナーとして芸能人など著名人を数多く指導しているayaさん監修のトレーニングDVDももらえるので一石二鳥とお得。

最後に、デブに限った話ではないが、下記のうち1つでも当てはまるものがある場合にはデトックスも強くおすすめしたい。

冷え性
便秘体質
風邪をひきやすい
気圧の変化で頭痛がしやすい
体のだるさが抜けない
メンタルの浮き沈みが激しい

これらにすべて共通しているのは胃腸の機能低下。

消化器官の中が老廃物や腐敗物で汚れていたり、腸内細菌のバランスが乱れていることが原因として挙げられる。

腸の活動が鈍ると当然、便秘体質となるし、腸と免疫器官および自律神経は密接な関係があり、どれか一つの調子が狂うとその影響が他の器官にまで及んでしまう相互依存の関係となっている(らしい)。

胃腸の衰えを改善するにはデトックスをすべきで、腸の中をきれいにするという意味でも「空腹に慣れる」ことはおすすめしたい。

それと乱れた腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを活発にするために乳酸菌を積極的に摂取するようにしたい。

私たちの腸内には大きく分けて善玉菌と悪玉菌と日和見菌の3種類があり、腸の機能は主に善玉菌と悪玉菌のバランスがカギを握っている。

単純に善玉菌の数が悪玉菌の数を上回っていれば腸は スムーズに活動できるものの、悪玉菌が増えると腸の働きのブレーキをかけてしまう。

善玉菌の数を増やしてあげることが腸の働きを活発化させることにつながり、善玉菌とはいわゆる乳酸菌。

ヨーグルトやキムチなどの発酵食品に含まれていて、口に入れると酸っぱい味がする「乳酸」や酢酸を生成するのが乳酸菌。

そして、病院で処方される胃腸薬(ビオフェルミンなど)の成分の大半も実は乳酸菌だったりする

乳酸菌を補給するにはヨーグルトのような発酵食品を積極的に食べると良さそうだが、話はそう簡単ではなく乳酸菌は酸性に弱い性質があり腸に届く前に胃で大半が死滅してしまう。

ビオフェルミンを飲んでも効果は気休め程度で、胃腸の調子が良くなったとしたらそれはプラシーボ効果かもしくは、単純に自然治癒してしまっただけだと思われる。

ではどうすれば腸まで乳酸菌を届けられるのかというと、乳酸菌に特殊な加工を施したサプリメントを使うのがおすすめだ。

「乳酸菌革命」というサプリメントは、耐酸性カプセルの中に乳酸菌を閉じ込めているので、胃で消化されず腸まで乳酸菌を届けることができる

さらに人間の体に数多く生息していて特に整腸効果の高い乳酸菌を配合しているので、発酵食品を食べるのとは比べ物にならないほど効率よく善玉菌である乳酸菌の数を増やし、胃腸の働きを促してくれるぞ。

体重100kgの痛風ピザデブが痩せたら世界が平和になった

デブはその見た目のせいで論理的に話しても、論理的だと感じてもらえない。知識を披露しても、知的だと見てもらえない。

暑苦しくて、さわやかさがないから営業や接客にも不向きだ。

デブというだけでプラスのイメージが阻害され、どんなデブでも、デブの分だけ損していることは痩せてみて初めて分かる。

ただ、世に流通するダイエット法の大半は、実は「もともとスリムな人が、そのスリムさを維持するために行っているダイエット法」である。

3食をサラダだけにするとか毎日1時間は有酸素運動をするとか、そんなことが続けられるなら、はじめから太ったりするはずがない!

すでにスリムな人が体型を維持する方法と、私たちが求めている10キロ、20キロ、30キロやせるためのダイエット法とは、根本的に違うだということを肝に銘じてもらいたい。

本当ならば「痩せたら人生が激変した」と言いたいところだけれど、痩せたくらいでは人生はそんなに変わることはない。

ただ冒頭でもふれたとおり、無駄に背負っていた重たいコストをおろすことができた分、身体的にも経済的にも、そして精神的にもずいぶんと生きるのが楽になった。

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