100V対応の電化製品を110Vのコンセントにつなげると使える?壊れる?
日本のコンセントはAC100Vですが、海外のAC110Vの製品を使うとどうなりますか?
10V程度だと問題なく動作しますか?
100v電化製品を110vコンセントで使える?壊れる?
110V用の器具(コンセント)に100V用の電球や電化製品をを使っても携帯やパソコンのアダプターのような100-240V対応であればまったく問題ありません。
熱に変えない電化製品であれば、短時間使用可能です。
熱に変える製品は危険なので止めましょう。
ただし120Vは危険です、200Vでは即壊れます、最悪火災の事もあり、正常な電圧で使うべきです。
日本の家庭用コンセントの電圧は105V~95Vの範囲と決められています
コンセント器具が100V迄と決められた場合は電気用品法では105Vでは使えなくなります
その為に10Vの上限を作っています
110Vと書かれていても最大限105V迄しか着ていないので使えます。105Vは電化製品でもそこまでは余裕を持っているので大丈夫です
110V用電球というのは、100Vで使うと切れるまでの寿命が長くなって便利なため、交換しにくい場所の器具によく使われています(天井の高いところの吊り下げ器具とか、玄関とか。風呂の防水器具とか)
簡単に交換できる場所なら100V用電球で良いと思います
電気用品安全法で照明器具にラベルがこのように「50W100V」と表示されています。
これは表示されている「指定ワット数以下で使用してください。」と表しています。
「50W100V」のWは明るさではありません。消費電力表示の(ワットW数(電力))です。
明るさは「lx(ルクス)」です。明るさの計測は照度計を用います。
「50W100V」のVは電圧のことで、電力ではありません。
ラベルに表示されている「50W100V」の器具を90Wの電球を使用すると過熱により、本体の変形、火災の恐れがあります。
指定ワット・2.jpg電球器具に貼付されているラベルです。指定W数(W数以下)以外のランプを使用してはならないという証です
。ランプの消費電力は60Wまで使用できるという意味です。
※40W形の普通電球(一般電球)は使用できる。
※12W(60W電球相当の明るさ)の電球型蛍光灯は使用できる。
※9W(60W電球相当の明るさ)の電球型LEDは使用できる。
※90W形の普通電球(一般電球)は60Wを超えるので、使用出来ない。
ということです。
110v電化製品を100vコンセントで使える?壊れる?
日本の100V表記の電化製品は、90V~110Vで使えるように出来ています。
日本のコンセント、電力会社から供給される電力は90~110Vです。
100Vではありません。100Vを目標に供給されるので、多少の上下があります。
電化製品はその変動でも動くように出来ています。
電力は±10%の範囲で供給される。
製品は±10%の変動でも動くように出来ている。
海外製品もほぼ同じです。
±10%を考えると。
110V製品は、121V~99Vで動くように出来ています。
一般的に、日本のコンセントが98Vを下回ることはあまりありません
ただしタイマーは、多分電源の周波数を利用しているので、西日本(60Hz)、東日本(50Hz)とその国の電源周波数が異なるなら、かなり不正確なタイマーになるでしょう。