第116回歯科医師国家試験が歯科医師法（昭和23年法律第202号）第10条の規定により次のような日程で実施されました。
■日程
2023年1月28日（土曜）
2023年1月29日（日曜）
○1日目
午前 09時50分～12時00分 （130分）
午後 13時45分～16時00分 （135分）
○2日目
午前 09時50分～12時00分 （130分）
午後 13時45分～16時00分 （135分）
■合格発表日
2020年3月16日（月）14:00
■試験内容・出題基準
近年の歯科医療を巡る状況や歯学教育の教授内容を踏まえ、前部会報告書で充実を図るとした内容に加え、次の項目も出題を行う
・歯科医師として必要な、和漢薬を服用する高齢者や全身疾患を持つ者等への対応に関する内容
・医療のグローバル化に伴い、歯科医師による国際貢献がこれまで以上に求められている現状を踏まえた国際保健に関する内容
第116回歯科医師国家試験 解答速報(国試2023)
2021年の第116回歯科医師国家試験(国試)の解答速報は
twitterのハッシュタグ「#歯科医師国家試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
「日本医歯薬研修協会」も「麻布デンタルアカデミー」もどちらも、歯科医師国家試験の受験生なら誰もが知っているんじゃないかと思います。
他にもtwitterのハッシュタグ「#歯科医師国家試験解答速報」や「#歯科医師国家試験」「「#歯科国試」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
また例年だと厚生労働省のホームページでも「第116回歯科医師国家試験の問題および正答について」といったタイトルで解答が公開されます。
第116回歯科医師国家試験(国試2023)の合格率,合格ボーダーラインは？
第116回歯科医師国家試験の問題数は
必修問題８０問
一般問題（総論）１００題
一般問題（各論）８０題
臨床実地問題１００題
の計３６０題
合格基準は
■必修問題
絶対基準での評価を継続
出題内容に即した形式を柔軟に選択できるようAタイプに加えてX2タイプを採用
■一般問題・臨床実地問題
受験者の質の変動に左右されず、歯科医師として具有すべき知識・技能を有している者を適切に評価すべき。 受験者の質の変動に左右されず、歯科医師として具有すべき知識及び技能を有している者を適切に評価するために採用している現在の方法を継続。 現行の出題数と形式を引き続き採用し、タクソミーの高い出題を一層推進していく。
現在の3領域別の合格基準を見直し、総論と各論の2領域別に合格基準を設定する。
禁忌肢問題の出題はなく必要最低点は設けられませんでした。
また116回からは領域B、Cが統合されて 領域A、領域B(各論）の２つという形になりました。
合格基準については、必修問題は、歯科医師として必ず具有すべき基本的な最低限度の知識及び技能を有する者を識別する目的で出題されており、引き続き絶対基準での評価を継続する。
一般問題と臨床実地問題については歯科医師として具有すべき知識及び技能を有している者を適切に評価するために採用している現在の方法を引き続き採用する。
必修問題と領域A、領域B、領域Cという出題形式となった第111回から第115回までの合格基準は次のように推移しています。
■ 領域A 領域B 領域C 必修
111回 59点/99点（総論） 125点/169点（各論I・II） 131点/205点（各論III～V） 64点/80点
112回 58点/98点（総論） 116点/171点（各論I・II） 126点/205点（各論III～V） 64点/79点
113回 65点/98点（総論） 122点/167点（各論I・II） 138点/210点（各論III～V） 64点/79点
過去10年ほどの合格率は下記のように推移しています。
■ 出願者数 受験者数 合格者数 合格率
103回 3905名 3465名 2408名 69.50%
104回 3875名 3378名 2400名 71.00%
105回 3825名 3326名 2364名 71.10%
106回 3764名 3321名 2366名 71.20%
107回 3644名 3200名 2025名 63.30%
108回 3695名 3138名 2003名 63.80%
109回 3706名 3103名 1973名 63.60%
110回 3691名 3049名 1983名 65.00%
111回 3721名 3159名 2039名 64.50%
112回 3723名 3232名 2059名 63.70%
113回 3798名 3211名 2107名 65.60%
第116回歯科医師国家試験(国試2023)の難易度,受験生感想まとめ
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