土木施工管理技士は土木工事に欠かせない資格で、1級の資格取得により土木工事の現場で活用できるようになります。
1級土木施工管理技士の試験は難易度は低くはないものの、過去の試験問題と似かよった問題の出題率が高い傾向にあります。
独学でも過去問を繰り返し勉強することが遠回りに見えて合格の近道となっています。
amazonで最新の1級土木施工管理技士の問題集・参考を用意するにはこちら
2021年の1級土木施工管理技士試験(一次)は下記のような日程・内容で行われました。
■1級土木施工管理技士試験の第1次検定(旧・学科試験)日程・時間
2021年7月4日(日)
9:45まで 入室時間
9:45~10:00 受験に関する説明
10:00~12:30 午前試験時間
12:30~13:35 昼休み
13:35~13:45 受験に関する説明
13:45~15:45 午後試験時間
■1級土木施工管理技士試験の出題範囲・問題数
令和3年度から試験制度が変更になり、「学科試験」「実地試験」がそれぞれ「第1次検定」「第2次検定」に改称されています。
また、第1次検定合格者には「1級土木施工管理技士補」の資格が与えられます。
四肢択一のマークシート方式
1.土木一般【全15問、解答12問/選択問題】
2.専門土木【全34問、解答10問/選択問題】
3.法規【全12問、解答8問/選択問題】
4.共通工学【全4問/必須問題】
5.施工管理【全31問/必須問題】
土木工学等では土木工事の施工に必要な工学や建築学や設計図書に関する一般知識、施工管理法では土木工事の計画の作成方法や管理方法に関する一般知識、法規では建設工事の施工に関わる法令に関する一般知識が、試験の内容となっています。
1級土木施工管理技士試験解答速報2021
2021年の1級土木施工管理技士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#1級土木施工管理技士試験解答速報」
5ch
「資格の大原」と「ユーキャン」「LEC東京リーガルマインド」では1級土木施工管理技士試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#1級土木施工管理技士試験」や「#土木施工管理技士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
正式な解答は、一般財団法人全国建設研修センターのホームページで「技術検定試験問題、正答肢一覧」として後日公表されます。
1級土木施工管理技士試験の合格率,合格基準は?
1級土木施工管理技士試験の合格基準点は第一次検定(旧学科試験)・第二次検定(旧実地試験)共に6割以上の正答となっています。
・第一次検定(全体)の得点が60%以上、ただし施工管理法(応用能力)の得点が60%以上
・第二次検定 得点が60%以上
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和2年度 | 29,745人 | 17,885人 | 60.10% |
令和元年度 | 33,036人 | 18,076人 | 54.70% |
平成30年度 | 28,512人 | 16,117人 | 56.50% |
平成29年度 | 34,629人 | 22,930人 | 66.20% |
平成28年度 | – | – | 55.00% |
1級土木施工管理技士試験の難易度,受験生感想まとめ
1級土木施工管理技士になると、2級の範囲にくわえて特定建設業の営業所における「専任技術者」、現場を指揮する役割を担う「監理技術者」として仕事に従事できます。
2級では、一般建設業の営業所における「専任技術者」、作業工程ごとの責任者として設置される「主任技術者」として仕事に従事できます。