1級土木施工管理技士とは、土木工事に関する技術と知識を有し、土木工事の施工計画、施工方法の決定、施工の実施、品質管理、安全管理、工事完成後の検査等を行うことができる技術者
1級土木施工管理技士の試験は難易度は低くはないものの、過去の試験問題と似かよった問題の出題率が高い傾向にあります。
独学でも過去問を繰り返し勉強することが遠回りに見えて合格の近道となっています。
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2023年の1級土木施工管理技士試験(第一次検定)は下記のような日程・内容で行われました。
■1級土木施工管理技士試験(第一次検定)の日程・時間
令和5年7月2日(日)
9:45まで 入室時間
9:45~10:00 受験に関する説明
10:00~12:30 午前試験時間
12:30~13:35 昼休み
13:35~13:45 受験に関する説明
13:45~15:45 午後試験時間
■1級土木施工管理技士試験(第一次検定)の形式
四肢択一式(マークシート方式)
午前の部 問題A 2時間30分 61問 30問
午後の部 問題B 2時間 35問 35問
出題数96問 (必須問題35問、選択問題61問)
解答数65問 (必須問題35問、選択問題30問)
合格基準点 39点 (正答率 60.0%)
1級土木施工管理技士試験(第一次検定)解答速報2023
2023年の1級土木施工管理技士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#1級土木施工管理技士試験解答速報」
5ch
「資格の大原」や「LEC東京リーガルマインド」などでは1級土木施工管理技士試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#1級土木施工管理技士試験」や「#1級土木施工管理技士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
1級土木施工管理技士試験の合格率,合格基準は?
1級土木施工管理技士試験は1問1点で65点満点。
合格基準点は必要解答数65問のうち60%の正解率で合格となります。
65問 × 60% = 39問 「39点」が合格基準です。
■合格率の推移
年度 受検者数 合格者数 合格率
2018年度 28,512人 16,117人 56.5%
2019年度 33,036人 18,076人 54.7%
2020年度 29,745人 17,885人 60.1%
2021年度 37,726人 22,851人 60.6%
2022年度 38,672人 21,097人 54.6%
1級土木施工管理技士試験の出題範囲・問題数
■土木一般(選択問題) 15問中12問を選択
土工関係
コンクリート工関係
基礎工関係
■専門土木(選択問題) 34問中10問を選択
コンクリート構造物
鋼構造物・河川・海岸
砂防・ダム・道路・港湾
トンネル・上下水道・鉄道
地下構造物
■法規(選択問題) 12問中8問を選択
労働基準法・労働安全衛生法
建設業法・河川法・道路法
道路交通法・建築基準法
港則法・環境保全対策関連法
建設廃棄物対策関連法 等
■共通工学(必須問題) 4~5問 全問解答
機械・電気関係
契約関係
測量関係
■施工管理(必須問題)30~31問 全問解答
施工計画・工程管理
安全管理・品質管理
建設機械
1級土木施工管理技士試験の難易度,受験生感想まとめ
1級土木施工管理技士試験は、毎年1回、11月に実施されます。試験は学科試験と実地試験に分かれています。学科試験は、土木工学、土木施工法規、土木施工計画、土木施工管理、土木施工安全管理、土木施工品質管理、土木施工環境保全の7科目から出題されます。実地試験は、土木工事に関する施工計画書の作成です。
1級土木施工管理技士は、土木工事に関する技術者として、土木工事を行う建設会社やコンサルタント会社等で活躍しています。また、1級土木施工管理技士の資格があれば、土木施工管理技士の登録を行うことができます。