Windows 10 バージョン21H2(November 2021 Update)が配信されました。
win10 21h2の新機能は?アップデートでエラー・起動しないといった不具合・バグは?
21h2(win10)不具合・新機能は?アップデートでエラー・起動しないバグは?
「Windows 10 バージョン21H2」(November 2021 Update)の配信がスタート 今後の機能アップデートは「1年に1回」に
Windows 10 バージョン21H2は、システム要件を満たさないなどの理由から「Windows 11」へのアップグレードが難しいユーザーを主な対象とした機能アップデートだ。以下の通り新機能も盛り込まれている。
・Wi-Fi(無線LAN)のセキュリティとして「WPA3 H2E(Hash-to-Element)」をサポート(対応する無線LANアダプターとデバイスドライバーが必要)
・「Windows Hello for Business」を迅速に展開する機能
・「Windows Subsystem for Linux(WSL)」と「Azure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)」におけるGPU演算のサポートWindows 10 LTSCも新バージョンに
Windows 10 バージョン21H2のリリースに合わせて、LTSC向けの「Windows 10 Enterprise LTSC 2021」「Windows 10 IoT Enterprise LTSC 2021」もリリースされた。前者は5年間、後者は10年間の長期サポートが提供される
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5ebf7939a4bbac6bd0c46a46344f0838c761a18?page=2
21H2は生産性向上とセキュリティ向上をターゲットにしており、高度なWi-Fiのセキュリティ機能としてWPA3 H2E標準に対応。また、パスワードレスのWindows Hello for Businessの迅速な展開モデルの実装、Windows Subsystem for Linux(WSL)およびAzure IoT Edge for Linux on WindowsにおけるGPUコンピュートのサポートなどが挙げられる。
・Wi-Fiセキュリティを強化するWPA3 H2E規格
・Windows Hello for Businessに簡素化されたパスワードレスのデプロイメントモデルを追加
・Windows Subsystem for Linux(WSL)およびAzure IoT Edge for Linux on Windows(EFLOW)でGPUコンピューティングを正式にサポート。機械学習を始めとするワークフローに対応
Windows Updateからwin10 21h2を適用する場合
- 「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「Windows Update」を開く
- 「更新を確認」をクリック
ただし、当該のデバイスがWindows 11の動作要件も満たしている場合は、Windows 11へのアップグレードの通知も表示されることがあります。
■Windows10 21H2 既知の不具合
Windows 10用の10月の月例更新プログラムKB5006670適用後にネットワークプリンター・共有プリンターから印刷しようとすると0x00000709、0x0000007c、0x000006e4エラー、または「要素が見つかりません。」(Element not found.)と表示されて印刷に失敗する場合があります。
Windows 10 Version 1909およびWindows 11用の更新プログラムでも同様の問題が発生すると見込まれています。
不具合の最も簡単な回避策はKB5006670をアンインストールすることで、管理者権限のコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行します。
wusa /uninstall /kb:5006670