+800から始まる電話番号から着信することがありますが、どこからなんでしょうか?国際電話?
800から始まる電話番号には折り返したほうが良いんでしょうか?出てしまったら?
+800、800から始まる電話番号の着信どこから?国際電話?
最近は、+800から始まる電話番号から着信することが増えています。これは国際フリーフォンと呼ばれるサービスを利用した電話で、着信者側が通話料金を負担する仕組みです。
国境を越えて無料で電話をかけることができるサービスで、企業などが顧客サポートや問い合わせ窓口などに利用しています。
着信課金電話番号とは?|+800、800から始まる電話番号
着信課金電話番号とは、通話料金を着信者が全て負担する電話番号です。通常、電話をかける側が通話料金を負担しますが、着信課金電話番号の場合は、電話を受ける側が全ての通話料金を負担します。
■着信課金電話番号の種類
着信課金電話番号には、主に以下の3種類があります。
フリーダイヤル: 0120、0800から始まる番号。企業などが顧客からの問い合わせ窓口などに利用。
国際フリーフォン: +800から始まる番号。国際的なフリーダイヤル。
その他: 0570、0077など、事業者によって独自に設定された番号。
■着信課金電話番号の仕組み
着信課金電話番号は、電話会社が提供するサービスです。発信者側が電話をかけると、電話会社は発信者側から通話料金を徴収せず、代わりに着信者側に通話料金を請求します。
+800、800から始まる電話番号は折り返し?
+800番号からの着信理由はいくつか考えられます。
企業からの電話: 問い合わせやサポートの連絡
詐欺電話: 個人情報の詐取や金銭の要求
いたずら電話: 悪意のあるいたずら
以上のように、+800番号は、詐欺電話に使われるケースも増えています。
特に、以下のような場合には注意が必要です。基本的には折り返しをしないほうが件名でしょう。
身に覚えのない着信: 知らなかった相手からの着信
個人情報の聞き出し: 名前や住所、銀行口座などの情報を聞き出そうとする
金銭の要求: お金を送金するよう要求する
+800、800から始まる電話番号に出てしまったら中国語のアナウンス?
2024年3月頃から、+800など800から始まる電話番号に出てしまったら中国語のアナウンスが流れてきた、という口コミが増えています。
電話に出ると、中国語で自動音声によるメッセージが流れます。内容は、「中国大使館から重要な手紙がある」「あなたの名前で犯罪行為が行われている」など、不安を煽るものが多いです。
日本人にとっては間違い電話のレベルであり、心配は要りません。電話番号の入手方法は不明ですが、内容は通常、中国大使館や中国公安局を名乗り、重要な手紙の受け取りやトラブル解決のために現金を要求するものです。しかし、これらは全て嘘であり、詐欺行為を企んでいます。自動音声のガイダンスに従うと、詐欺グループに電話がつながり、架空請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。同様に、中国語で残された留守電も詐欺の目的であり、折り返し電話を促すことで被害を狙っています。これらの電話には絶対に応じず、無視して通話を切ることが重要です。
+800、800から始まる電話番号の着信どこから?国際電話?折り返し・出てしまったら?
+800、800から始まる電話番号の着信は国際フリーフォンを利用したものである可能性が考えられます。
- 国際フリーフォンとは、外国から日本あての通話が自動的に着信払いとなるサービスである。
- この番号は着信課金電話番号であり、通話料金は着信者が負担する。
- 着信課金電話番号の場合、通常通り発信した通話料は着信課金電話番号側が負担する。
- 国際フリーフォンを利用している企業や機関は、外国からの通話を受け付けるために使用している。
+800番号からの着信があった場合は、以下の方法で対応しましょう。
知らない番号は出ない: 知らなかった番号からの着信は、基本的に出ない
個人情報は絶対に教えない: 名前や住所、銀行口座などの情報を教えない
お金を要求された場合は断る: お金を送金するよう要求された場合は、断る
なお、近年、中国語の自動音声電話が話題になっています。この電話は、在日中国人をターゲットにした詐欺電話である可能性も考えられます。
一番の対策は、出ないことです。*非通知や+から始まる番号の電話は、基本的には出ないようにしましょう。
もし電話に出てしまった場合は、以下の点に注意してください。
相手に話す前に、自分が誰なのかを名乗る。
相手が何を言おうとも、個人情報や金銭に関する情報は絶対に教えない。
自動音声ガイダンスに従って操作しない。
不審な点があれば、すぐに電話を切る。