「ゴブリンスレイヤー」2期アニメ第8話について解説。
8話「闇の奥(ハートオブダークネス)」で女神官によりゴブリンシャーマンの血が浄化され、息の根を止めましたが女神官が泣き崩れたのはどういう事でしょうか?
地母神が「浄化」をエグい使い方をしたことで怒ったから?
ゴブリンスレイヤー(アニメ)2期8話の解説|女神官が浄化でなぜ泣き崩れた?
「ゴブリンスレイヤー。」のアニメ第8話で女神官が泣き崩れた理由は、彼女が神から叱責を受けたからです。この場面はTRPG(テーブルトークRPG)の要素を取り入れたオマージュの一つで、ゲーム内での特定の行動が神から非難を受けることを描写しています。
物語の中では、女神官がゴブリンシャーマンの血を浄化の奇跡で水に変えてしまいました。しかし、これは本来の「浄化」の使用法を逸脱しており、神様からの怒りを買う行為でした。彼女は浄水の奇跡を使って人を救うためにではなく、攻撃として使用し、それが神の教えに背く行為だと認識されたためです。
女神官は地母神との繋がりが切れたことを感じ、彼女が持っていた信仰の中心が崩れたことでショックを受けました。神様からのお叱りにより、彼女は自分の行動に対して深い後悔と罪悪感を抱いたのです。彼女が泣き崩れたのは、そのショックと精神的な負担からでした。
この状況を立て直したのはゴブリンスレイヤーであり、彼が女神官に「よくやった」と言ったことが、その後の流れに影響を与えました。女神官は自分の行動に対する反省とゴブリンスレイヤーの言葉を通じて再び立ち直ることができたのです。
ゴブリンスレイヤー(アニメ)2期8話の解説|女神官が浄化でなぜ地母神は激怒?
女神官がゴブリンシャーマンの血を浄化した後、地母神が怒った理由は、浄化の奇跡を使って攻撃に転用されたことが神の意思に背く行為だったからです。
この表現はTRPG(テーブルトークRPG)の定番的なシーンをオマージュしたもので、浄水の奇跡が他者を救う手段として提供されたものであり、敵を苦しめる手段として使われることは神から見ると本来の使用法に反します。女神官がこの方法を選択したことで、地母神はその行為を許容できないと判断し、彼女の行動に対して非常に怒りました。
このような行動は、女神官が本来持っていた信仰や教えに背いたものであり、その結果、彼女の神へのつながりが切れてしまいました。神からのお叱りによって女神官は心の拠り所を失い、自分の行動が神の意志に反してしまったことに深い後悔と罪悪感を抱いたのです。
まとめ:ゴブリンスレイヤー(アニメ)2期8話の解説
「ゴブリンスレイヤー」2期アニメ第8話では説明をカットしすぎてわかりにくくなっていますが、女神官は状況打開の一手として「浄化(ピュアリファイ)」の奇跡を行使し、ゴブリンシャーマンの血液を真水へと変えてしまったのです。当然、苦痛に悶え気絶するシャーマン。
その瞬間、女神官は自らが信仰する地母神とのつながりが切断されたのを感じました。そして「二度とこのような使い方をしてはいけない」とお告げがありました。
今までどんな使い方をしても寛容だった慈悲深き地母神様がガチギレしてたんです。
女神官は癒し護り救えという教えに背いて、本来は不浄なものを清めるための奇跡を、殺すための攻撃として使ってしまったのです。
もちろん仲間を助けるためで、それも嘘ではないけれど後付けの理由。
「浄化で殺せるかも?」と思いついて反射的に行使した、その頭にあったのは明確な殺意。
地母神様のお叱りに精神を根底から揺さぶられ、たまらず泣きじゃくりそうになりました。心の拠り所であった人に見捨てられたわけで。
そんな女神官の崩れた精神を立て直したのはゴブリンスレイヤーさんのたった一言。
「よくやった」
というのが一連の流れですね。
ゴブリンスレイヤーという作品は原作からTRPGや古典ファンタジーをモチーフにしています。
そして【神官が浄水の奇跡を用いて敵を即死させる】というのはTRPGの和マンチ的行動のあるあるネタなんです。
ゴブリンスレイヤー(アニメ)2期8話あらすじ
「闇の奥(ハートオブダークネス)」
“川をせき止めるもの”にたどりついたゴブリンスレイヤーたちは、遺跡の上部を目指して探索する。やがてたどり着いた最上階には、ゴブリンシャーマン率いる大量のゴブリンが待ち受けていた。大軍相手に連携を保ち、戦闘を優位に進める一行だが、ゴブリンシャーマンの放った呪文に形勢は逆転、一党は全滅の危機を迎えてしまう。