映画「メアリと魔女の花」のラストについてネタバレ。
メアリの箒が動いたり飛んだりしていたのは、メアリが魔女の力を箒に与えてたからですが、最後にピーターを助けに行った時に魔女の力はすでに切れていたはずのメアリはなぜ箒で飛べたのでしょうか?
メアリと魔女の花(映画)|ラスト(最後)シーン
映画「メアリと魔女の花」のラストでメアリは箒が折れたことにより魔法の力を失うも、共に牢屋から脱出した動物たちの協力で何とかエンドア大学に辿り着きます。
ただピーターが実験台にされ、実験は既に始まっていますが、実験は失敗、ピーターを取り囲んだ夜間飛行の力が暴走し、エンドア大学を次々と破壊していく。1度は諦めかけたメアリも、ピーターとの約束を思い出して、呪文の神髄を使って全ての魔法を終わらせ、それを阻止することを思いつく。夜間飛行の力を持つピーターとの協力で、メアリは全ての魔法を解くことに成功する。
その後、メアリ、ピーター、ティブ、ギブの4人は箒に乗って赤い館村に帰り、彼女らには平和な日常が戻ったのだった。
メアリと魔女の花(映画)|ラスト(最後)ネタバレ
映画「メアリと魔女の花」のラストについて全ての魔法が消える魔法を行使したあとなのでガス欠のメアリはもちろんピーターにも魔法の力が残っているのは疑問の余地があります。
ただ箒の中にメアリの魔力が残っていたのかもしれません。
それと箒小屋の管理人のフラナガンさんが持ち主に見捨てられたようにちゃんと決められた置き場所に置かれず放棄されている箒を可哀相に思って自分の魔力を箒に少し分けてあげたという考え方もできそうです。
動物達を変身魔法から救って逃げる1度目の時は門の注意書きのところに立てかけられたままになっていた箒をわざわざ持ち主のところに届けて校長のマダムやドクターに「相変わらずだ」と評されたり(自分たちには不都合なフラナガンの行為をメアリを救う為だったとは解釈されていない)
2度目の時は柄が折れてしまっている箒を包帯で手当てしたり箒に対する深い愛情がうかがえます。
もしフラナガンが箒に魔力を与えたのだとすると、その行為はただメアリの箒(本当はメアリの大叔母シャーロットの箒)を哀れんでの事だったかもしれないけれど
深読みすると、かつては魔法学校で箒の乗り方を教えていたフラナガンが教職を追われて箒小屋の管理人になっているのは
現在の魔法学校の在り方に異を唱えてマダムやドクターと衝突した結果だったかもしれない。
メアリの乗ってきた箒の置き場所をちゃんと知っていたのだからその本当の持ち主が魔女の花、夜間飛行を盗み出したシャーロットだった事も分かっていたはず。
メアリが箒に連れられて学校にやってきたのは単なる偶然でしょうけど、マダムとドクターが支配する魔法学校の現状をひっくり返すような出来事を予感はしたかもしれません
メアリと魔女の花(映画)|あらすじ
その森にかさいてなくて、七年に一度しか咲かない花「夜間飛行」。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。
一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法大学エンドアへの入学を許可されるが、メアリがついた、ひとつの嘘が、やがて、大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。
しだいに明らかになる“魔女の花”の正体。メアリは魔女の国から逃れるため、すべての魔法を終わらせようとする。しかしそのとき、メアリはすべての力を失ってしまう。。。