呪術廻戦アニメ44話『理非-参-』で東堂の「あのこと」とは？
渋谷事変で東堂が「ブラザー（虎杖）に今はあのことは言うな」と言ってましたが「あのこと」の内容は？
呪術廻戦｜東堂の「あのこと」とは？アニメ44話『理非-参-』・原作133話
呪術廻戦アニメ44話『理非-参-』で東堂が「今のブラザーにあのことを言う必要はない」と言っている「あのこと」とは、獄門疆が既に敵の手の内に落ちてしまっていることであると考えられます。
東堂が「あのこと」について言及したのは、真人が虎杖を倒そうとしている場面です。虎杖は、真人の強さや、仲間たちが次々と倒されていく現実に、精神的に追い詰められていました。そんな中、東堂が「今のブラザーにあのことを言う必要はない」と言ったことで、虎杖はさらに絶望の淵へと落ちていきます。
「あのこと」が獄門疆の行方であるとすると、東堂は、獄門疆が既に敵の手の内に落ちてしまったことを知っていたことになります。東堂は、獄門疆を奪還することが今回の作戦の目的の一つでした。しかし、獄門疆が既に敵の手の内に落ちてしまったと知った東堂は、虎杖の精神的負担を考えて、そのことを虎杖に伝えなかったのでしょう。
呪術廻戦｜東堂の「あのこと」とは獄門疆の行方？
呪術廻戦の渋谷事変で東堂葵は、京都校の一年・新田新と共に、渋谷駅の地下5階へと向かい、獄門疆が既に偽夏油に持ち去られていることを確認しています。
東堂は偽夏油が既に獄門疆を持ち去ったと推測し、五条悟を取り戻す戦いから、味方を救い敵戦力を削ぐ戦いに目的を変更。
以上から、東堂の「あのこと」とは渋谷駅の地下5階から、既に獄門疆が持ち去られていたことを示唆していたと思われます。
獄門疆は、呪術廻戦に登場する特級呪物の一つです。外見はルービックキューブのような立方体で、表面には眼球が浮かんでいます。
獄門疆の能力は、対象を完全に封印することです。封印するには、まず対象を獄門疆の半径4メートル以内に1分間とどめておく必要があります。ただし、この1分間とは、対象者の脳内時間での1分間です。つまり、対象者の体感で1分以上経過していれば、獄門疆の能力は発動可能なのです。
作中で獄門疆が発動された際には、五条に夏油の姿を見せることで、膨大な過去を思い出させ、脳内時間の1分を短時間で稼ぐことに成功しています。
獄門疆の封印は、物理的な時間は流れておらず、封印期間に制限はありません。また、封印可能な定員は1名のみで、封印を解除するか、封印された内部の人間が自死しない限りは再使用不可です。
さらに、封印が完了していても、被封印者の技量によってはその情報を獄門疆が処理しきれず、質量が変化して床や地面にめり込むことがあります。その場合は、時間が経過して獄門疆が情報処理を完了すれば、持ち運べるようになるでしょう。
また、特級呪物の例に漏れず、破壊不可能な強度を有しています。作中の描写では、日本海溝の水深8000mの水圧にも耐えられています。
呪術廻戦｜アニメ44話『理非-参-』あらすじ
目の前の惨状に呆然と立ち尽くす虎杖。虎杖の心はもう限界を超えていた。
一方、思い描く理想の展開に「呪い」として興奮する真人は、更に虎杖に追い打ちをかける。
遂に真人は止めを刺そうするが、その時――。
◇キャスト（敬称略）
虎杖悠仁：榎木淳弥▽伏黒恵：内田雄馬▽釘崎野薔薇：瀬戸麻沙美▽五条悟：中村悠一▽真人：島崎信長▽夏油傑：櫻井孝宏▽両面宿儺：諏訪部順一
まとめ：呪術廻戦｜東堂の「あのこと」とは？
東堂が「今のブラザーにあのことを言う必要はない」と言っていたのは、「あのこと」とは獄門疆（ごくもんきょう）がすでに敵の手に渡ってしまったことを指していると考えられています。
獄門疆は重要な場所で、それが敵の手に落ちてしまったことを東堂が最初に知ったのです。その情報が虎杖に大きな負担をかける可能性があるため、東堂は意図的に秘密にしていました。
この情報についてはまだ詳細が分かっていません。しかし、東堂が今後に使える情報を持っているとは考えにくいため、読者からは「釘崎（くぎさき）が復活するかもしれない」と推測されています。
原作においても、「あのこととは〇〇だ」という明確な説明はない状態です。一般的には、獄門疆がすでに持ち去られてしまったことに関連しているのではないかと思われます。
東堂は、虎杖と出会う前に五条のことを知っていました。その際、虎杖は精神的に疲弊していたため、今は不要な情報を伝えない方が良いと判断したのかもしれません。
