2024年1月13日/14日に実施された生物基礎の大学入学共通テスト（旧大学入試センター試験）解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は？難易度は難化したのでしょうか？
生物基礎の共通テスト2024解答速報
能登半島地震 断水と停電続く被災地は雨予想 珠洲市の受験生は大学入試共通テストに向け金沢へ出発 受験生
一方で、あすから始まる大学入試共通テストに向けて珠洲市の飯田高校では受験生10人がバスに乗り込み、試験会場がある金沢市に向けて出発しました。
受験生
「電気がないので夜暗い中で勉強もしづらかった。周りの人に感謝して受けてきたい」
受験生の父親
「暗いニュースばっかりなので、ここでひとつ良い結果残して未来への一歩になれば」飯田高校では、3年生89人のうち42人が本試験を受ける予定です。
今回の大学入試共通テストでは石川県の受験生が被災した場合、追試験を受けることができる特例措置がとられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e10ea3cb6e79193dd7c143aec8f3066c2f545e0
2024年の大学入学共通テスト（旧大学入試センター試験）生物基礎の解答は例年だと当日の午後２１時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール（代ゼミ）など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から１分、１秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から１時間くらいで正解（模範解答）および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024｜予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX（旧ツイッター）でも
「#生物基礎 #共通テスト #解答速報」
「#生物基礎 #大学入学共通テスト」
「#生物基礎 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
生物基礎の共通テスト2024の平均点・配点は？
随時更新
2023年の大学入学共通テスト生物基礎の平均点は100点満点中58.34点でした。
■2023年の大学入学共通テスト生物基礎の配点
大問 内容 配点
１ 生物の特徴・遺伝子 １６
２ 体内環境 １７
３ 生物の多様性 １７
生物基礎の共通テスト2024難易度は難化？傾向は？
2024年の共通テストの生物基礎は、以下の傾向が予想されます。
基本的な知識・用語を正しく理解し、応用できるかが問われる
考察問題の比率が増える
特定の分野に偏ることなく幅広い分野から出題される
■基本的な知識・用語を正しく理解し、応用できるかが問われる
2022年と2023年の共通テストでは、生物の基本的な知識・用語を正しく理解し、それを活用できているかを問う設問が目立ちました。
例えば、2023年の第1問では、細胞の構造と機能に関する知識を問う問題が出題されました。この問題では、細胞の構造や機能に関する用語の正確な理解と、それらを組み合わせた応用力が求められました。
また、2023年の第3問では、遺伝の基本原理に関する知識を問う問題が出題されました。この問題では、遺伝の基本原理に関する知識を理解し、その知識をもとに遺伝子型や表現型を予測する力が求められました。
このように、共通テストでは、生物の基本的な知識・用語を正しく理解し、それを活用できるかどうかが問われる傾向が強まっています。
■考察問題の比率が増える
2022年と2023年の共通テストでは、考察問題の比率が増えました。
例えば、2023年の第2問では、生態系の基本概念に関する考察問題が出題されました。この問題では、生態系の基本概念に関する知識を理解し、それらを組み合わせて考察する力が求められました。
また、2023年の第3問では、遺伝の基本原理に関する考察問題が出題されました。この問題では、遺伝の基本原理に関する知識を理解し、それらを組み合わせて遺伝の仕組みを説明する力が求められました。
このように、共通テストでは、生物の基本的な知識・用語を正しく理解した上で、それらを組み合わせて考察する力が求められる傾向が強まっています。
■特定の分野に偏ることなく幅広い分野から出題される
2022年と2023年の共通テストでは、特定の分野に偏ることなく幅広い分野から出題されました。
例えば、2023年の第1問では、細胞の構造と機能に関する問題が出題されました。第2問では、生態系の基本概念に関する問題が出題されました。第3問では、遺伝の基本原理に関する問題が出題されました。
共通テスト生物基礎と生物の違いは？
「生物基礎」と「生物」は、どちらも生物を学ぶ科目ですが、学ぶ内容が違います。
生物基礎は、生物の全体像をつかむのに適した科目で、
細胞の構造と機能
遺伝の基本原理
生態系の基本概念
など、生物の基本的な分野を学びます。
生物は、生物の専門性を身につけるのに適した科目で、
生物分子学
生殖と発生
学習
分類学
生命の歴史
など、生物のより深い分野を学びます。
「生物基礎」は「遺伝情報、ホルモン、免疫、バイオームなど」に焦点を当て、一方で「生物」は「生物分子学、生殖と発生、学習、分類学、生命の歴史など」を学びます。つまり、どちらも人体構造や自然環境を学びつつも、学習する内容は異なります。ただし、遺伝や物質循環などの特定の単元では、重なる部分もあります。
生物基礎と生物を比較すると、生物基礎は基礎的な知識に焦点を当てており、例えば遺伝の分野では基礎的なことを学びます。一方で生物は、より発展的で深い内容を扱います。ですので、学習内容が異なるため、どちらが得点が取れるかは一概に言えませんが、生物基礎の方が得点が取れることが多いです。例えば、生物基礎で基礎的な知識を学び、生物で発展的な内容を学ぶといったアプローチが一般的です。
また、進学先によっても選択が異なり、理系大学では生物、生物基礎を、文系大学では生物基礎を選択する傾向があります。ただし、受験する大学によっては「生物・生物基礎」ともに学ばなければならない場合もありますので、志望校の受験科目を確認することが大切です。
まとめ：生物基礎の共通テスト2024解答速報｜難易度は難化？傾向は？
2022年の生物基礎は、生物の基本的な知識・用語を正しく理解し、それを活用できるかを問う設問が目立ち、考察問題の比率が増えていました。これは共通テストの傾向通りで、基本的な知識を基にした応用力や思考力が求められた出題でした。2023年も同様に生物の基本的な知識・用語を理解し、それを活用できるかを問う出題が続きました。
2023年の共通テスト生物基礎の構成は、大問数が3題で、各大問がそれぞれ1つの大分野からの出題でした。出題の特徴として、考察問題の比率が増え、基本的な知識を基にした応用力や思考力を問う形式が続きました。
共通テストでは教科書の全範囲からバランスよく出題されるため、一問一答式の問題集を用いて全範囲を学習し、知識に漏れがないか確認することが重要です。知識問題は選択肢の組み合わせや文章選択肢の形式で出題され、単なる用語の丸暗記では対応できません。また、考察問題においても知識をもとに考察する形式で出題されます。
