愛原実花さんは宝塚歌劇団の元トップ娘役という輝かしい経歴を持つ女優で、退団後は様々なドラマや映画に出演をしています。
愛原実花さん自身も非常に有名な方でファンも数多くいますが、もしかしたら戯曲作家のつかこうへいさんの娘といったほうがピンとくる人が多いかもしれませんね。
愛原実花の父親はつかこうへい!
愛原実花さんの父親は、舞台作家のつかこうへいさんです。
つかこうへいさんが主宰する劇団員の生駒直子との間に生まれた一人娘です。
つかこうへいさんといえば戯曲『熱海殺人事件』と『蒲田行進曲』といった代表作を持ち、
昭和期を代表する激情に溢れたパワフルな作品の数々は「つかブーム」を巻き起こしました。
個人的には1991年に映画化されるも大ゴケをかましてしまった「幕末純情伝」が好きな作品です。
沖田総司は実は女だったという設定で男として育てられた少女剣士・沖田総司と、革命家・坂本龍馬の悲恋を描く異色の幕末もので、
沖田総司を牧瀬里穂、坂本龍馬を渡辺謙が演じていました。
そんなつかこうへいさんはヘビースモーカーで知られていて普通に喫煙しながらトーク番組に出演したこともあるほど。
2010年1月に肺がんを公表し病床の身でありながら舞台の練習風景をビデオ等でチェックし熱心に指導を続けるも同年の7月10日に惜しまれつつもこの世を去りました。
「恥の多い人生だった」「日本と韓国の間にある対馬海峡に散骨して欲しい」と遺言を残しています。
■つかこうへいのプロフィール
本名:金 峰雄(キム・ボンウン)、
通名:金原 峰雄(かねはら みねお)、
出身地:福岡県嘉穂郡嘉穂町(現・嘉麻市)
生年月日:1948年4月2日
年齢:72歳
血液型:A型
最終学歴:慶應義塾大学文学部哲学科(中退)
国籍:韓国
「つかこうへい」というペンネームは「いつか公平」をもじったもので、
在日韓国人二世として「差別がない公平な世の中を望む」という意味が込められているそうです。
受賞歴:
第18回岸田國士戯曲賞
第14回ゴールデン・アロー賞 演劇賞
第86回直木三十五賞
第6回日本アカデミー賞 最優秀脚本賞
第42回読売文学賞
紫綬褒章 旭日小綬章
愛原実花の宝塚時代の歌唱力は?
愛原実花さんは宝塚時代にトップ娘役に抜擢されています。
スタイル良し、ダンス良しで、芝居のセンスも抜群だと高評価。
華やかな立ち姿や動きのしなやかさにも定評がありましたが、
雪組の娘役トップに決まった時には「顔立ちが地味」など批判的な意見をファンもいたようです。
さらに「歌唱力がないと」という声もささやかれていたものの、
宝塚ファンでもトップ娘役に期待する点が異なる点や、一代前の白羽ゆりさんと比較をした結果、こうした批判的な意見の背景にあるようです。
白羽ゆりさんは、星組トップ娘役だったこともあり、
それだけに多くの宝塚ファンに親しまれていたことがうかがえます。
人気も実力もある白羽ゆりさんの代替わりで愛原実花さんがトップ娘役となったわけですから、
歌唱力を含め様々な面で辛口に評価されてしまうのは避けがたいものがあったように感じます。
またつかこうへいという有名人を父親に持っているがゆえに、他の団員以上に愛原実花さんを評価する目は厳しかったんじゃないでしょうか。
愛原実花wikiプロフィール
本名:非公開
名前:愛原実花
出身:東京都北区
生年月日:1985年12月14日
年齢:34歳
身長:163㎝
小学校:日本女子大学付属小学校
中学校:日本女子大学付属中学校
出身高校:日本女子大学付属高校(中退)→宝塚音楽学校
特技:バレエ、ヨガ、ジャズダンス、社交ダンス
事務所:ホリプロ・ブッキング・エージェンシー
愛原実花さんは中学3年生の時に内部進学する予定だった高校(日本女子大学附属高等学校)の文化祭で宝塚歌劇団同好会のパフォーマンスを見てから宝塚に強い関心を持つようになります
学校帰りに東京宝塚劇場に通って当日券目当てに並ぶ熱心なファンとなると、
2002年の高校1年生修了後に宝塚音楽学校の入学試験を受験。
988人が宝塚受験し50名が合格する入試倍率19.76倍という狭き門を1回目で合格を果たし、宝塚歌劇団第90期生として入学。
愛原実花さんと同期生には蒼乃夕妃(元月組トップ娘役)や瀬戸かずや・香綾しずるなどがいます。
愛原実花の経歴
愛原実花さんは4歳からバレエを習ってはいたもの、家庭の方針で父親のつかこうへいの芝居の稽古場や楽屋に出入りすることはなかったそうです。
演技について学んだのは宝塚入団後のことなんだそうです。
そんな愛原実花さんの初舞台公演じゃ2004年4月の雪組『スサノオ/タカラヅカ・グローリー!』でした。
2006年には、
『ベルサイユのばら-オスカル編』少年時代のアンドレ
バウホール公演『やらずの雨』竹奴/お袖
といった作品に出演し愛宝会すみれ賞を受賞。
2009年7月からは雪組トップ娘役として、
『ロシアン・ブルー -魔女への鉄槌-/RIO DE BRAVO!!』イリーナ・クズネツォワ
『情熱のバルセロナ/RIO DE BRAVO!!』ロザリア・ジサント
『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale 睡夢』アンリエット
『ロジェ/ロック・オン!』レア
などの公演に出演し『ロジェ/ロック・オン!』の千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団しています。
2009年12月からは芸能事務所「ホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属して、
2011年8月の舞台『好色一代男』から芸能活動を再開しています。
■愛原実花の出演ドラマ
2012年 大河ドラマ 平清盛 – 統子内親王(上西門院)
2014年 NHK朝ドラマッサン – 野々村由紀子
2016年 刑事吉永誠一 涙の事件簿13 – 松下若菜
2016年 スミカスミレ 45歳若返った女 第7話 – 合コンの参加者
2016年 ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~ – 相沢陽子
2016年 再捜査刑事・片岡悠介 – 村山里奈
2017年 スーパーサラリーマン左江内氏 第7話 – コンビニの客
2018年 今日から俺は!! – 山口先生
2019年 砂の器 – 記者
今日から俺は
愛原実花も出演していたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」の福田雄一が監督で
1988~1997年まで約10年間連載されていた西森博之の同名コミック
山口先生役で登場しています。
砂の器
2019年のフジテレビ開局60周年特別企画「砂の器」では
一連の殺人事件のカギを握っている和賀英良こと本浦秀夫(中島健人)を取材する女性記者役を演じています。
愛原実花のツイッターやインスタグラム
愛原実花さんはツイッターやインスタグラムにはアカウントを開設していないようです。
愛原実花の高校や大学など学歴は?
幼稚園から高校1年生まで日本女子大学付属の学校に通っています。
高校1年生の時に宝塚音楽学校を受験して編入を果たしていますが、中学3年で宝塚受験を決意してからは1年間ずっと練習に次ぐ練習を重ねています。
愛原実花の身長・体重は?
愛原実花の体重については具体的な数字は公表されていないものの身長は163㎝です。
愛原実花には彼氏は片岡愛之助だった?結婚した旦那は?
愛原実花さんはかねてから「彼氏募集中」とアピールしているので現在も独身だとみられます。
好きなタイプについては「(父親のつかこうへいのように)外では灰皿を投げるくらい厳しいけど、でもその分とっても才能があって、でも家ではスゴく優しくて、ずっと一緒にいてくれる人」と
以前に出演したテレビ番組で明かしています。
そんな愛原実花さんですが、舞台『好色一代男』で共演したことがきっかけで歌舞伎役者の片岡愛之助さんと交際に発展したとされ、
インタビューでも「いいお付き合いをさせていただいています」と交際を認めていました。
数か月後にはお互い多忙ですれ違いの生活が続いたことからいったん破局し、一度は復縁するものの結局、交際は続かなかったようですね。
片岡愛之助さんは現在は女優の藤原紀香さんと結婚していますが以前委は熊切あさ美さんとの関係も話題にのぼったことがあります。