青森山田高校野球部が8年ぶり3回目となる2024年の春のセンバツ(第106回全国高校野球選手権大会)出場を果たしました。
1回戦は京都国際(3年ぶり2回目)と対戦する青森山田高校野球部メンバーの出身中学や注目選手をまとめています。
青森山田高校野球部メンバー/春のセンバツの出身中学
背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身 | 投/打 | 身長/体重 |
1 | 関浩一郎 | 投手 | 3年生 | 青森戸山リトルシニア | 右/右 | 187/85 |
2 | 橋場公祐 | 捕手 | 3年生 | 青森山田リトルシニア | 右/左 | 168/67 |
3 | 原田純希 | 内野手 | 3年生 | 平川市立平賀東中 | 右/左 | 170/87 |
4 | 伊藤英司 | 内野手 | 2年生 | 秋田北リトルシニア | 右/右 | 184/75 |
5 | 菊池伊眞 | 内野手 | 2年生 | 青森山田リトルシニア | 右/左 | 170/72 |
6 | 吉川勇大 | 内野手 | 3年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 181/85 |
7 | 駒井利朱夢 | 外野手 | 3年生 | 十和田市立三本木中 | 左/左 | 173/68 |
8 | 對馬陸翔 | 外野手 | 3年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 170/75 |
9 | 佐藤洸史郎 | 外野手 | 2年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 175/64 |
10 | 櫻田朔 | 投手 | 3年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 184/80 |
11 | 菊池統磨 | 投手 | 2年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 181/60 |
12 | 成田匠玖 | 捕手 | 3年生 | 板柳町立板柳中 | 右/右 | – |
13 | 藤田一颯 | 内野手 | 3年生 | 青森山田リトルシニア | 左/左 | 166/75 |
14 | 蝦名翔人 | 内野手 | 2年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | 182/75 |
15 | 風本采弥 | 内野手 | 3年生 | 柏原リトルシニア | 右/右 | 176/73 |
16 | 山崎大地 | 内野手 | 3年生 | 羽村リトルシニア | 右/右 | – |
17 | 伊藤愛翔 | 外野手 | 3年生 | 千葉ジャガーズ | 右/右 | 170/69 |
18 | 平澤亮河 | 捕手 | 2年生 | 秋田リトルシニア | 右/左 | – |
19 | 乕谷朔ノ助 | 投手 | 2年生 | 青森山田リトルシニア | 右/右 | – |
20 | 佐藤隆樹 | 外野手 | 2年生 | 瑞穂リトルシニア | 右/左 | 174/66 |
■チームの特徴
〇強力な打線
昨秋の東北大会で5試合で40得点と、長打力のある打線。
小技も絡め、状況に応じた柔軟な攻撃ができる。
〇安定感のある投手陣
エース関浩一郎投手、桜田朔投手を中心に、層が厚い。
2人とも最速140キロ台の本格派。
〇堅実な守備
守備からリズムを作り、相手にプレッシャーをかける。
〇チームワーク
中学時代に全国優勝を経験した選手らを中心とした、まとまりのあるチーム。
青森山田高校野球部メンバー/2023夏の甲子園の出身中学
青森山田高校野球部スタメン
2023年11月17日の星稜(明治神宮野球大会(高校野球) 全国大会 2回戦)との対戦は、以下のスタメン・守備位置で行われました。
打順 守備 名前 学年
1 右 佐藤洸史郎 1年生
2 左 駒井利朱夢 2年生
3 中 對馬陸翔 2年生
4 一 原田純希 2年生
5 遊 蝦名翔人 1年生
6 二 伊藤英司 1年生
7 捕 橋場公祐 2年生
8 三 菊池伊眞 1年生
9 投 関浩一郎 2年生
青森山田高校野球部メンバー/春のセンバツの注目選手
青森山田高校野球部の注目選手は、いくつかいますが、特に目を引くのは原田純希選手と櫻田朔選手です。
まず、原田純希選手は、打撃面での安定感が際立っています。昨秋の東北大会では全試合で安打を放ち、特に4番打者としてチームを牽引しています。彼はチャンスに強く、自らもチャンスを作ることができる打撃力を持っています。また、低めの変化球に対する打球を返す練習を積極的に行い、バット対策にも取り組んでいます。
次に、櫻田朔選手は投手陣の中心として活躍しています。彼は昨秋の東北大会決勝でノーヒットノーランを達成するなど、圧倒的な投球力を誇っています。最速145キロの速球と、低めの変化球を駆使し、相手打者を翻弄します。彼の投球は安定感があり、試合をコントロールする能力が高く評価されています。
関浩一郎投手 (2年)
エース。右腕投手。
最速145キロ。
奪三振能力が高く、昨秋は7試合で42奪三振。
ストレートとスライダーのコンビネーションが武器。
制球力も高く、安定感のある投球が持ち味。
桜田朔投手 (2年)
昨秋の東北大会決勝でノーヒットノーランを達成。
精度の高い変化球が武器。
カーブとチェンジアップが特に得意。
左腕投手として、貴重な存在。
原田純希選手 (2年)
4番打者。右打者。
昨秋の東北大会で全試合安打。
長打力と勝負強さを兼ね備えた好打者。
チームの精神的支柱。
佐藤洸史郎選手 (1年)
1番打者。右打者。
俊足巧打。
打率4割を超える好成績。
チームのムードメーカー。
青森山田高校野球部の進路
■主な卒業生
[プロ野球選手] 京田陽太、三森大貴、木浪聖也、川原田純平、堀田賢慎、山崎晃大朗、堀岡隼人
[プロテニス選手] 錦織圭、西岡良仁
[プロボクサー] 竹原慎二、畑山隆則
[フィギュアスケート選手] 本田真凜、村上大介
[バドミントン選手] 廣瀬栄理子、米元小春
[歌手] 上原あずみ、西島隆弘
[俳優] 五十嵐麻朝
[声優] 小清水亜美
[アイドル] 彩香(りんご娘)
青森山田高校野球部の監督
青森山田高校野球部の監督は兜森崇朗さんです。
生年月日:1979年7月26日生まれ
年齢:44歳
出身地:青森県
出身高校:青森山田高校
出身大学:青森大学
現職:社会科教諭(地歴公民科)
現役時代は青森山田高校のエースとして1996年秋は東北大会で準優勝に貢献。
大学卒業後、青森山田中・高の社会科教諭になり、高校コーチとして2004年から6年連続で夏の甲子園出場。青森山田シニア監督、副部長を経て2015年8月から現職。
2018年に甲子園出場を逃した責任を取って退任したが、翌年に復帰した
青森山田高校野球部の戦績
■青森山田高校甲子園戦績
出場回数(春選抜大会) 3回
(夏選手権大会) 11回
優勝 0回
準優勝 0回
まとめ:青森山田高校野球部メンバー2024春のセンバツ|出身中学・スタメン
青森山田高校野球部は、その攻守のバランスの良さと、個々の選手の力強いプレーが特徴です。
まず、打撃面では昨年秋の青森県大会から東北大会にかけて、安定した打撃力を見せました。5試合で40得点という高い得点力を誇り、特に長打力が光ります。決勝戦では複数のホームランが飛び出し、圧倒的な攻撃力で勝利を収めました。打線の中核を担う選手たちは、チャンスの場面でセーフティーバントやディレードスチールなどの小技も駆使し、相手チームを翻弄します。
そして、投手陣も非常に強力で、特に櫻田朔投手が際立っています。彼は東北大会決勝でノーヒットノーランを達成し、強力な投球を見せました。直球とカーブのコンビネーションで打者を翻弄し、6つの三振を奪いました。また、関浩一郎投手も力強い投球でチームを支え、大会での活躍が注目されています。
チーム全体としても、体力強化に力を入れ、スケールアップした選手たちが揃っています。彼らはチーム一丸となって目指す目標に向かって、日々努力を重ねています。その結果、8年ぶりの優勝という大きな成果を挙げました。