電話で「中国大使館から大切なお知らせです」と自動音声の後に中国語の音声が流れるケースが相次いで報告されています。
結論から言うと主に在日中国人に対しての詐欺電話なので無視・放置をするようにしましょう。
中国大使館から大切なお知らせです|非通知・+28から始まる詐欺電話に注意
電話で「中国大使館から大切なお知らせです」と自動音声の後に中国語の音声が流れることがありますが、中国大使館や中国公安局を名乗る詐欺電話について、警視庁をはじめ多くの自治体・公的機関で注意喚起されています。
詐欺師は、被害者に対して偽物の逮捕状を見せつけ、「あなたが犯罪に関与している」といった内容で恐れをあおります。その後、高額の保証金を要求したり、被害者の身近な人に対して身代金を要求する手口もあります。
また、中国大使館や公安局をかたる詐欺には、日本国内でも被害が報告されています。中国大使館や公安局から連絡があった場合でも、疑わしい内容や要求があれば、絶対に個人情報を教えないようにしましょう。
中国大使館から大切なお知らせです|非通知・+28から始まる詐欺電話の手口
犯人は、電話で以下のようなことを言って、お金を要求してきます。
「あなた名義の口座や携帯電話が犯罪に使われている」
「あなた名義の不正な郵便物が届いている」
「逮捕状が出ている」
「金が払えないなら、お前が誘拐されたことにして、両親に身代金を払わせろ」
また、犯人は、
指定した通信アプリをダウンロードさせる
ビデオ通話により偽物の逮捕状を見せて脅す
金銭を要求する
など、巧妙な手口で被害者を騙します。
実際に、これらの詐欺電話によって、2,000万円以上もの大金を騙し取られた被害者もいます。
中国大使館から大切なお知らせです|非通知・+28から始まる詐欺電話の対処法
「中国大使館から大切なお知らせです」のように中国大使館や中国公安局を名乗る詐欺電話には、次のような対策が必要です。
■非通知や知らない番号からの電話には出ないようにする
詐欺師は非通知や知らない番号から電話をかけてくることがあります。そのような電話には決して出ないようにしましょう。
■個人情報を絶対に教えない
電話で知らない人から個人情報や口座情報を聞かれたり、写真などの提出を求められた場合は絶対に応じないようにしましょう。本物の公的機関は決して個人情報を電話で聞き出したりしません。
■冷静に対処する
電話で急に高額のお金を要求された場合は、冷静に対処しましょう。まずは電話を切り、身近な友人や警察に相談することが大切です。
■警察に相談する
詐欺に遭った場合は、一人で悩まずに警察や自治体に相談しましょう。専門家や警察の助けを借りることで被害を最小限に抑えることができます。
中国大使館から大切なお知らせです|非通知・+28から始まる詐欺電話まとめ
電話で「中国大使館から大切なお知らせです」と自動音声の後に中国語の音声が流れる詐欺電話のように、これらの電話は非常に巧妙で、実際に被害に遭ってしまう人も少なくありません。
これらの詐欺電話に遭わないためには、以下のことに注意する必要があります。
非通知や知らない番号からの電話は出ない
相手が中国大使館や中国公安局だと名乗っていても、すぐに信じてはいけない
個人情報(名前、住所、口座番号など)を絶対に教えない
お金を要求された場合は、すぐに電話を切って、警察に相談する
- 警視庁のホームページには、中国大使館や中国公安局を名乗る詐欺電話に関する情報が掲載されています。
- 中国大使館のホームページにも、詐欺電話に関する注意喚起が掲載されています。