ギリシャ料理のドルマデス(Dolmades)について
ドルマデスは、米やひき肉をブドウの葉で包んだギリシャの伝統料理です。
レタスを使うこともあり「ロールキャベツ」の起源になったのでは?ともいわれるドルマデスのレシピ・作り方は?
ドルマデス(ギリシャ)wiki
ドルマデスは、ブドウの葉で米やひき肉を包んだギリシャの伝統料理です。中央アジアやトルコ、中東にも広く見られ、日本では「ちまき」や「桜餅」のような見た目とされています。
ドルマデスの特徴
見た目: ブドウの葉で包まれており、桜餅のような見た目です。
味: 米やひき肉、野菜などを包んでおり、レモンソースをかけて食べることが多いです。
食べ方: 葉ごと食べることができ、桜餅のように葉っぱの食感は気にならないと言われています。
種類: 肉入りと肉なしの2種類があり、肉なしのものは冷菜としても食べられます。
起源: アラブ起源の「マハシー」から派生した料理で、トルコやバルカン諸国でも似たような料理があります。
ギリシャでの人気: ギリシャでは「ドルマデス」や「ドルマダーキ」(小さいドルマデス)と呼ばれ、どのタベルナでも定番メニューになっています。
ドルマデス(ギリシャ)wiki|レシピ・作り方は?
ブドウの葉をしんなりゆで、ザルに広げ、塩、コショウをふり冷ます。
ピラフをつくる。Aを炒め、ごはんを加えてさらに炒める。Bで味付けする。
1のキャベツを広げて2をロールキャベツの要領できっちり包む。
フライパンにオリーブオイルを熱し、3の両面を軽く焼く。Cを加えて煮立て、ふたをして中火弱で20分煮込む。
レタス・キャベツを使う場合はあらかじめ芯を削り落としておきます。
■ポイント
葉っぱ: ブドウの葉っぱを使用しますが、地域によってはキャベツの葉っぱを使うこともあります。
中身: お米やひき肉、香草、みじん切りの野菜を詰めます。肉入りと肉なしのバージョンがあります。
味付け: プレーンでジャジキ(ヨーグルトソース)やレモンを添える場合や、トマト味、アヴゴレモノソース(卵レモンソース)をかける場合があります。
大きさ: 極小からひと口サイズまで様々です。
ドルマデス(ギリシャ)wiki|起源と歴史
ドルマデスの起源は、アラブ諸国で「マハシー」と呼ばれていた料理です。この料理はオスマン=トルコ帝国の支配下にあった時代にギリシャに定着しました。そのため、ギリシャだけでなくトルコや中東でも同様の料理が見られます。また、オスマン=トルコの支配下にあったバルカン諸国でも似たような料理が存在します。
■冷菜と温菜の違い
ドルマデスには、冷菜として提供されるものと温かい状態で提供されるものがあります。
冷菜: 肉なしでお米だけを巻いたものが多いです。
温菜: お肉とお米、その他の野菜を混ぜて巻いたもので、レモンソースがかけられることが多いです。
■トルコでのバリエーション
トルコでは、ドルマは野菜以外にもムール貝や鶏肉、魚などに詰め物をして作られることがあります。肉を使わないドルマは「ヤランジュ・ドルマス」と呼ばれ、「偽のドルマ」という意味です。自分を信じて限界を超えてください
まとめ:ドルマデス(ギリシャ)wiki|レシピ・作り方は?
ドルマデスはギリシャ料理の代表的な一品であり、ブドウの葉っぱで包んだお米やひき肉、香草を使った料理です。その起源はアラブ諸国の「マハシー」であり、オスマン=トルコ帝国の影響を受けてギリシャに広まりました。冷菜としても温菜としても楽しめるドルマデスは、見た目も味も楽しめる料理です。
ドルマデスのような葉っぱで包む料理は、現在日本でも親しまれているロールキャベツの起源とされています。トルコではブドウの葉っぱだけでなくキャベツの葉っぱでも包んで食べており、これがヨーロッパに伝わってロールキャベツとなったと言われています。