FALL(映画)テレビ塔の充電は可能?電球のソケットに指輪

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映画『FALL』でテレビ塔の頂上で主人公が電球のソケットに指輪を使って充電は可能?

テレビ塔の頂上で主人公が電球のソケットに指輪を使って充電するシーンがありましたが、映画『FALL』でこのシーンが現実で可能なんでしょうか?

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FALL(映画)テレビ塔の充電は可能?電球のソケットに指輪

映画『FALL/フォール』で、主人公のベッキーがテレビ塔の電球ソケットに金属製の指輪を差し込んで充電するシーン、ハラハラドキドキしましたよね。でも、ふと疑問が浮かびませんか?

「あれ、本当にそんなことできるの?」

映画の中では、ベッキーは無事に充電に成功して、携帯電話で助けを呼ぶことができました。しかし、実際にはどうなのでしょうか?

結論から言うと、現実ではほぼ不可能でしょう。

残念ながら、映画のような方法で充電するのは、現実ではほぼ不可能と言えます。その理由はいくつかあります。

電球のソケットの基本構造

まず、電球のソケットについて知っておくことが重要です。電球のソケットには以下の特徴があります:

中心端子:これは電球の中央の部分で、通常プラスの端子です。
側面のネジ部分:これは電球の周りを取り囲む部分で、通常マイナスの端子です。
しかし、実際には家庭用電源は交流電流(AC)であるため、プラスとマイナスは交互に入れ替わります。つまり、どちらか一方が常にプラスまたはマイナスというわけではありません。

指輪での充電の理論

映画のシーンでは、指輪を使ってソケットから充電しています。これが可能かどうかを考えるために、次のことを考慮します:

正しい接触が必要:充電するためには、指輪がソケットの中心端子に正確に接触し、側面のネジ部分には接触しないようにする必要があります。これを完璧に行うのは非常に難しいです。
ショートのリスク:指輪がソケットの側面のネジ部分にも接触すると、ショートしてしまい、充電器が壊れる可能性があります。さらに、ショートすると火花が飛び散り、危険な状態になることがあります。

高電圧の問題

映画の設定で使われているテレビ塔の電球は、おそらく高電圧の電球です。以下の点を考慮します:

高電圧の危険:テレビ塔の電球が水銀灯のような高電圧の電球である場合、その電圧は200ボルト以上になることがあります。日本では通常100ボルトですが、200ボルト以上の電圧は非常に危険です。素手で触れると感電してしまう可能性が高いです。
充電器の耐久性:普通の充電器は家庭用の100~120ボルトに対応して設計されています。高電圧に接続すると、過電流で充電器が破損する可能性が高いです。

FALL(映画)テレビ塔の充電が電球のソケットに指輪でできない理由

正確な接触が難しい:ソケットの中心端子に指輪を正確に接触させることは非常に難しいです。側面に触れるとショートしてしまいます。
高電圧の危険:テレビ塔の電球が高電圧の場合、感電のリスクが高く、非常に危険です。場合によっては命に関わることもあります。
充電器の破損:高電圧に対応していない充電器は、過電流によって簡単に壊れてしまいます。

■感電の危険性
映画の中では、ベッキーは裸手で指輪をソケットに差し込んでいます。しかし、実際には電球ソケットは高圧電流が流れている危険な場所です。裸手で触れたり、金属製のものを差し込んだりすると、感電して命を落とす可能性があります。

■ショートの危険性
映画の中では、指輪がソケットの中央の金属部分だけに触れているように見えます。しかし、実際にはソケットの側面にも金属部分があり、指輪が触れてしまうとショートしてしまいます。ショートすると、火花が出たり、感電したりするだけでなく、最悪の場合、電球やソケットが破損して周囲に飛び散る可能性もあります。

■電圧の違い
映画の中では、テレビ塔の電球がどのような電圧のものなのか明らかではありません。しかし、一般的にテレビ塔で使われている電球は、家庭で使われている電球よりもはるかに高圧なものです。映画のように指輪を使って充電しようとすると、高圧電流によって指輪が溶けてしまったり、最悪の場合、ベッキー自身が感電して命を落とす可能性があります。

FALL(映画)あらすじ

映画『FALL』は、地上から610メートルの高さにある老朽化したテレビ塔の頂上に取り残された2人の若い女性のサバイバルを描いたスリラー映画です。

プロローグ:冒険好きな夫婦のベッキーとダン。ダンはフリークライミング中に事故で亡くなり、ベッキーは悲しみに暮れていました。
序盤:親友のハンターはベッキーを元気づけるため、使用されていない高さ600メートルのテレビ塔に登る計画を立てます。2人は老朽化した梯子を登り、頂上に到達しますが、梯子が崩れ落ちてしまいます。
中盤:携帯電話を使って助けを呼ぼうとしますが、電波が届かず、近くのキャンピングカーの2人組は救助要請を無視して逃げ去ってしまいます。水が入ったリュックを回収し、ドローンを使って助けを求めますが、失敗します。
終盤:ベッキーはハゲワシに襲われながらもドローンを飛ばしますが、モーテルの前で失敗します。その後、ハンターが既に死んでいたことに気付きます。
ラスト:ハゲワシを捕まえて生き延びたベッキーは、ハンターの靴にスマホを入れて落下させることでメッセージを送り、救助されます。ベッキーは無事に地上に戻り、父親と再会します。

FALL(映画)最後・ラストシーンの結末について

最後、救出されたベッキーはお父さんと一緒に帰ってましたが、事情が全く分からない救助隊や警察からしたらベッキーがハンターを殺したかもしれないと思わないのでしょうか?

仮に殺人だとしても、あの状況ならば、まずは映画で描かれたまんまの無謀な行為による事故死と判断するのが普通だと思います。

ベッキーが以前から何らかの理由でハンターを事故に見せかけ殺害するにしても、あの状況を選ぶ可能性があまりにも低いです。

ましてや初めて登る塔の劣化を地上にいてどう把握するのか? 偶然を装い孤立するとか、自身の命も一歩間違えば失いかねない状況を敢えて選んでハンターを事故死に見せかけるなんてことは非現実的すぎます。

最後も必死の賭けに出て地上に連絡が取れたのであり、そんな一か八かな殺害現場を選定はしませんよ。

急に塔の上でハンターに殺意が芽生え実行したにしろ、協力し合って降りる方が得策なのに、自身も死ぬ可能性が高まるにも関わらず、殺人を実行に移したのならば、それは常人の考えを遥かに逸脱した思考で、まさに狂気。

狂気に支配されている人を「あの場」で追求、取り調べるのも得策じゃありませんから、取り敢えず保護者に託し、健康診断のために入院なりが最初でしょうね。

で、ベッキーの証言と状況に違和感があり、双方を擦り合わせても現状とベッキーの話が噛み合わなくて初めて(殺人を含めた)捜査対象って流れになるんじゃないかな。

まとめ:

FALL(映画)テレビ塔の充電は可能?電球のソケットに指輪

映画の中では、ベッキーは充電に成功した後に、携帯電話で助けを呼ぶことができました。しかし、実際には高圧電流で充電された携帯電話は、正常に動作しない可能性が高いです。

映画の中では、ベッキーはテレビ塔から落下することなく救助されました。しかし、実際には高所から落下すると、重傷を負ったり、命を落とす可能性が高くなります。

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