iphoneの「システムサービス」とは？
「システムサービス」の通信量が急に増えた場合、減らすにはどうすれば良いんでしょうか？
なお、「システムサービス」の通信量は、iPhoneの正常な動作のために必要なものですが、適切な設定を行うことで、ある程度は削減することができます。
- ソフトウェアアップデート: Wi-Fi環境でのみアップデート
- 位置情報サービス: 不要なアプリはオフ
- iCloud: バックアップ頻度やデータを調整
- プッシュ通知: 不要な通知をオフ
- Wi-Fi環境の活用: なるべくWi-Fiを利用
これらの設定を見直すことで、通信費の節約やバッテリーの節約につながります。
iphone「システムサービス」とは？
iPhoneの「システムサービス」とは、デバイスの時間と場所、プッシュ通知、ソフトウェアアップデートなど、iPhoneの様々な機能を円滑に動作させるためにバックグラウンドで実行されている機能です。 これらの機能はiPhoneの利便性を支える重要な役割を果たしています。
「設定」アプリ→「モバイル通信」→「システムサービス」の順に画面を開くと、各システムサービスが使用したデータ通信量を確認できます。
iphone「システムサービス」通信量が急に増えた！減らすには？
システムサービスのデータ通信量を完全に無くすことは難しいですが、工夫次第で減らすことは可能です。
通信量削減方法
- できるだけWi-Fi環境でiPhoneを使う: モバイルデータ通信をオフにし、Wi-Fiを使うことで、システムサービスによるモバイルデータ通信量の消費を抑えられます。 特にソフトウェアアップデートは、数百MB～数GBのモバイル通信が発生する可能性があるため、Wi-Fi環境下で行うのが理想です。
- アプリの通知を制限する: 「プッシュ通知」項目のデータ通信量は、通知を送信してくるアプリの数と相関関係があります。そのため、アプリの数を減らすか、通知が多いアプリの通知を制限することで、データ通信量の削減が期待できます。
- Siriの利用を控える: 「Siri」項目のデータ通信量は、Siriの利用回数に比例します。Siriの利用を控えることで、データ通信量を削減できます。
- iPhoneの再起動頻度を減らす: iOS16以降、iPhoneを再起動するとシステムサービスのソフトウェアアップデートが大量のモバイル通信を使用する問題が報告されています。 電源オフや再起動の頻度を減らすことで、この問題によるデータ通信量の増加を抑えられます。
- モバイルデータ通信をこまめにオフにする: モバイルデータ通信を使用する時のみオンにする、機内モードを使うなど、こまめにモバイルデータ通信をオフにすることで、システムサービスによるデータ通信量を抑制できます。
- OSやアプリの自動アップデートをオフにする: OSやアプリの自動アップデートは、知らないうちに大量のデータ通信量を消費する可能性があります。 ホーム画面の「設定」から自動アップデートをオフにすることで、データ通信量の節約になります。
- 位置情報サービスをオフにする: 位置情報サービスは、システムサービスの「時間と場所」項目で確認できます。 位置情報サービスを常にオンにしていると、データ通信量を消費するため、必要なものだけオンにするようにしましょう。
- データ節約モードを利用する: iPhoneやAndroidには、「データ節約モード」があります。 このモードをオンにすると、アプリのバックグラウンド更新や自動ダウンロードが制限され、データ通信量の節約になります。
その他
- システムサービスのデータ通信量は、一般的なアプリと比較すると少なめです。 累計値を見ると多く感じる場合もありますが、月単位で計算すると、それほど大きな額にはなりません。
- iOS16.5以降、システムサービスの「ソフトウェアアップデート」が大量のモバイルデータ通信を使用する問題が報告されており、iOS17でも同様の問題が確認されています。 この問題はiOSのアップデートによる根本的な解決が待たれる状況ですが、上記の方法を試すことで、ある程度のリスク回避は可能です。
システムサービスのデータ通信量削減は、iPhoneの利用状況や使用環境によって効果が異なります。 上記の方法を試して、自分に合った方法でデータ通信量を節約しましょう。
iphone「システムサービス」以外にデータ通信量を多く消費してしまうアプリ
データ通信量を多く消費してしまうアプリは、
- 動画再生アプリ (例：YouTube, Netflix, Amazonプライムビデオ): 画質が高いほど多くのデータ通信量を消費します。
- SNSアプリ (例：Instagram, Twitter, Facebook): 画像や動画を頻繁に表示するため、データ通信量を多く消費します。特に、データ節約モードを利用していない場合は、多くのデータ通信量を消費します。
- アプリの自動アップデート: アプリの自動アップデートを有効にしていると、バックグラウンドでアプリがアップデートされるため、知らないうちに多くのデータ通信量を消費してしまう可能性があります。
などが挙げられます。
まとめ：iphone「システムサービス」とは？通信量が急に増えた！減らすには？
「システムサービス」は、iPhoneの様々な機能がバックグラウンドで動作するために必要な通信量を指します。具体的には、以下の様なものが含まれます。
- ソフトウェアアップデート: iOSやアプリのアップデートに必要な通信量
- システム診断: iPhoneの動作状況をAppleに送信するための通信量
- 位置情報サービス: 地図アプリや天気アプリなど、位置情報を利用するサービスに必要な通信量
- iCloud: 写真やバックアップなどのデータをクラウドに同期するための通信量
- その他: システムの最適化やセキュリティに関する通信量など
これらの通信量は、ユーザーが意識せずに自動的に行われるため、気づかないうちにデータ容量を消費していることがあります。
■なぜ「システムサービス」の通信量を減らしたいのか？
- 通信費の節約: データ容量を超過してしまうと、通信速度が遅くなったり、追加料金が発生したりすることがあります。
- バッテリーの節約: 通信量が多いと、バッテリーの消費も多くなります。
■「システムサービス」の通信量を減らすことはできるのか？
結論から言うと、完全にゼロにすることは難しいですが、ある程度は減らすことができます。
減らせる場合:
- ソフトウェアアップデート: iOSの自動アップデートをオフにする、またはWi-Fi環境下でのみアップデートを行うように設定できます。
- 位置情報サービス: 不要なアプリの位置情報サービスをオフにする、または「常に」ではなく「使用中のみ」に設定することで、通信量を減らすことができます。
- iCloud: iCloudのバックアップ頻度を調整したり、バックアップするデータを減らすことで、通信量を減らすことができます。
- プッシュ通知: 通知が多いアプリの通知設定を見直すことで、通信量を減らすことができます。
減らせない場合:
- システム診断: iPhoneの正常な動作のために必要な通信量であり、完全にオフにすることはできません。
- 時刻同期: ネットワーク経由で時刻を同期するため、一定量の通信が発生します。
■「システムサービス」の通信量を減らすための具体的な方法
- 設定アプリを開く
- モバイル通信を選択
- システムサービスを選択
この画面で、各サービスの通信量を確認することができます。
- ソフトウェアアップデート: iOSの自動アップデート設定を見直し、Wi-Fi環境下でのみアップデートするように設定しましょう。
- 位置情報サービス: 各アプリの位置情報サービスの設定を確認し、不要な場合はオフにしましょう。
- iCloud: iCloudの設定で、バックアップ頻度やバックアップするデータを調整しましょう。
- プッシュ通知: 各アプリの通知設定を見直し、不要な通知をオフにしましょう。
■その他の注意点
- Wi-Fi環境の活用: 可能な限りWi-Fi環境でiPhoneを利用することで、モバイルデータ通信の消費量を減らすことができます。
- アプリの更新: 定期的に不要なアプリを削除したり、更新を停止することで、通信量を減らすことができます。
- モバイルデータ通信のオンオフ: 使用しないときは、モバイルデータ通信をオフにすることで、誤って通信量を消費してしまうのを防ぐことができます。
- 設定を変更する際は、誤って重要な機能をオフにしてしまう可能性があるため、注意が必要です。
- 最新のiOSバージョンでは、設定項目や名称が変更されている場合があります。
追加情報:
- iOS16以降のシステムサービスの増加: iOS16以降、システムサービスの通信量が増加しているという報告が複数あります。これは、iOSの機能拡張やセキュリティ強化に伴うものと考えられます。
- キャリアのプラン: ご契約のキャリアプランによっては、データ容量の追加購入や、定額制のプラン変更など、様々な選択肢があります。
- 専門家の相談: もし、どうしても通信量を減らすことができない場合は、Appleサポートやキャリアのサポートに相談することをおすすめします。
