＋2955から始まる電話番号から着信があった場合、国際電話だとみられますが、国番号を調べても未割り当てとあります。
※「29」の国番号はエストニアにになりますが、エストニアの国際電話は＋372から始まります。
いずれにしても、着信履歴に＋2955から始まる国際番号で電話の着信があっても、身に覚えがない場合には無視・放置をするのが賢明です。
国際電話詐欺（ワン切り電話詐欺）の可能性があるので、掛けなおしたりしないように注意しましょう。
＋2955から始まる電話番号の国際電話はワン切り詐欺に注意！
「＋2955」から始まる電話番号のように番号の初めに「＋（プラス）」がついていると海外からの電話を意味しています
なお、＋29から始まる電話番号から着信について、調べてみると、
アルバ 297
エリトリア 291
グリーンランド 299
セントヘレナ 290
トリスタンダクーニャ 290
フェアロ諸島 298
となっています。
「＋2955」からはじまる電話番号は「未使用」となっていることから、国際電話の詐欺の可能性が高そうです。
最近、国民生活センターに寄せられる相談によると、国際電話からの不審な着信や高額な請求に関する相談が増えています。
たとえば、70代の男性が着信があった国際電話番号に折り返しをかけたところ、アフリカのギニアからの電話であり、高額な通話料金が心配されました。
専門家によると、これらの電話は国際通話料金の詐取を狙ったものであり、犯罪グループが無作為に選んだ電話番号に「ワン切り」を繰り返して被害者に折り返しをかけさせ、高額な通話料金を請求する手口が使われています。
なお、＋81は日本の電話番号ですが自分か相手が海外にいると080や090ではなく＋81表示になります。
＋2955から始まる電話番号の国際電話｜国番号は未割り当て
＋2955から始まる電話番号の国番号の割り当てなし（未使用）となっています。
特に近年では、存在しない国番号からの電話が急増しており、その中には中国語のアナウンスが流れるものもあります。
これは中国大使館や公安を名乗り、ATMへの入金を要求する詐欺の手口です。このような詐欺の目的は、被害者に現金を騙し取ることです。
この詐欺の手口には、「発信者IDスプーフィング」という技術が使われており、インターネットを介して実際の発信地や発信番号とは異なる番号を表示することが可能です。さらに、自動音声ガイダンスを利用して個人情報を引き出す手法も確認されています。
■電話番号の偽装について
技術的に可能です。 なりすましメールでは、メールの送信時に使用されるプロトコル（SMTP）の特性を悪用し、エンベロープ情報には正しい情報を記入し、ヘッダー情報やメール本文に有名企業などの名をかたってなりすまします。 SMTPプロトコルには、エンベロープ情報以外の送信者の情報を好きなように設定できる機能があり、エンベロープ情報とヘッダー情報、メール本文の内容との不一致を確認する機能はありません。 このため、悪意のある第三者がこの特性を悪用し、なりすましメールを配信することが可能です。
例えば、0800 から始まる電話番号はフリーダイヤルですが、携帯電話の番号と勘違いされやすく、迷惑電話と思われてしまうことがあります。 また、050 番号は誰でも取得できるため、企業や公的機関だけでなく、迷惑電話にも利用される可能性があります。
しかし、発信者番号通知機能により、電話番号が表示されるようになったため、犯罪者は番号を偽装して、電話が別の場所や人物からかかってきているように見せかけることがあります。
＋2955から始まる電話番号のワン切り詐欺の対処法
国際電話のワン切り詐欺への対処法は、主に以下の点が挙げられます。
- 電話に出ない: 不審な国際電話には、そもそも出ないことが重要です。 一度電話に出てしまうと、その番号が有効であることを相手に知らせてしまい、繰り返し電話がかかってくる可能性が高まります。
- 折り返し電話をかけない: 万が一電話に出てしまったり、着信履歴に残っていたとしても、身に覚えのない国際電話番号には絶対に折り返し電話をかけないでください。 特に、国番号から始まる国際電話には注意が必要です。国際ワン切り詐欺では、折り返し電話することで高額な通話料金を請求される可能性があります。
- 発信元を検索: 不審な国際電話を受けたら、インターネットで電話番号を検索して発信元を確認しましょう。 企業や団体の場合は公式サイトに電話番号が掲載されていることがあります。 また、電話番号検索サイトを利用すれば、口コミや評判を確認することもできます。
- 存在しない国番号に注意: 国際ワン切り詐欺の中には、実在しない国番号から電話をかけてくるケースも存在します。
- 心の準備をしておく: 日本国内の企業や行政機関が、日本在住者に対して国際電話で個別に連絡してくることはまずありません。 また、電話口で金銭の支払いを要求することもありません。 不審な国際電話には、冷静に対応しましょう。
国際ワン切り詐欺は、巧妙な手口で金銭をだまし取ろうとする犯罪です。不審な国際電話には十分に注意し、被害に遭わないようにしましょう。
まとめ：289234099など＋2955から始まる国際番号はワン切り電話詐欺に注意！
＋2955などから始まる電話番号の国際電話詐欺では、巧妙な手口で被害者をだまし取る悪質な被害が急増しており、誰もが被害者になる可能性があります
特に、「国際ワン切り詐欺」と呼ばれる手口が横行しています。 これは、海外の知らない番号から電話がかかってきてすぐに切れるというもので、折り返し電話をかけ直すと高額な通話料金を請求されるというものです。 犯罪グループは、ランダムに選んだ電話番号に「ワン切り」を行い、折り返してきた相手に高額な通話料金を請求します。 この詐欺では、日本国内での逮捕例は少なく、手口の詳細は明らかになっていませんが、犯罪グループと電話の発信元の国の電話会社が結託している可能性も考えられています。
国際電話の詐欺には、実在しない国番号から電話をかけてくるケースも存在します。 また、実在する企業や団体を装って、個人情報や金銭を盗取しようとするケースも後を絶ちません。 例えば、大手企業や公共機関を装い、「アカウント情報が期限切れになっています」「お支払い方法を更新してください」といった内容のメールを送りつけ、偽のウェブサイトに誘導するフィッシングメールと呼ばれる手口が挙げられます。 このようなメールには、正規のウェブサイトに酷似した偽のウェブサイトへのリンクが含まれており、アクセスするとIDやパスワード、クレジットカード情報などを入力するよう求められます。 偽のウェブサイトは、一見すると本物と見分けがつかないほど精巧に作られている場合もあるため、注意が必要です。
国際電話の電話詐欺から身を守るためには、以下の点に注意することが重要です。
- 不審な国際電話には出ない: 特に、+で始まる番号や、心当たりのない国際電話には注意が必要です。 出てしまうと、番号が有効であることを相手に知らせてしまい、繰り返し電話がかかってくる可能性があります。
- 折り返し電話をかけない: 着信履歴に残っていたとしても、身に覚えのない国際電話番号には絶対に折り返し電話をかけないでください。 特に、国際ワン切り詐欺では、折り返し電話をすることで高額な通話料金を請求される可能性があります。
- 発信元を検索: 不審な国際電話やメールを受け取ったら、インターネットで電話番号やメールアドレスを検索して発信元を確認しましょう。 企業や団体の場合は公式サイトに電話番号やメールアドレスが掲載されていることがあります。 また、電話番号検索サイトや、過去に送信されたスパムメールの件名と内容を公開しているウェブサイトを利用すれば、口コミや評判を確認することもできます。
- 存在しない国番号に注意: 国際電話番号の中には、実在しない国番号も存在します。 不審な国際電話には、常に警戒を怠らないようにしましょう。
- 心の準備をしておく: 日本国内の企業や行政機関が、日本在住者に対して国際電話で個別に連絡してくることはまずありません。 また、電話口で金銭の支払いを要求することも、個人情報（クレジットカード番号、口座番号、パスワードなど）を尋ねることもありません。 不審な国際電話には、冷静に対応し、少しでも怪しいと感じたら電話を切ってください。
国際電話の電話詐欺は、手口が巧妙化しており、誰もが被害に遭う可能性があります。不審な国際電話には十分に注意し、被害に遭わないようにしましょう。
