GitHubに障害でアクセスできない！
2024年8月15日現在、GitHubでは
「No server is currently available to service your request.」
という障害発生中(ユニコーンエラー)によりアクセスできない報告が増えています
GitHubアクセスできない障害「No server is currently available to service your request.
ソフトウェア開発プラットフォームである GitHub がアクセスできない問題について詳しく説明しています。エラーメッセージ「No server is currently available to service your request.」（ユニコーンエラー）が表示され、GitHub のステータスページでも障害が発生していると報告されています。
■エラー発生の原因
このエラーが発生する主な原因は以下の通りです。
GitHub側のサーバー障害: サーバーのメンテナンスや過負荷など、GitHub側の問題によりサービスが一時的に停止している場合。
ネットワーク環境の問題: 自身のインターネット接続が不安定である場合、または会社のファイアウォールなどでGitHubへのアクセスが制限されている場合。
認証設定の問題: GitHubアカウントの認証情報が間違っている、またはSSHキーの設定に問題がある場合。
GitHubアクセスできない対処法「No server is currently available to service your request.
GitHubのステータスを確認する
- GitHub Status: GitHubの公式なステータスページで、現在のサービス状況を確認します。大規模な障害が発生している場合は、ここで情報が公開されます。
- Twitter: 「GitHub 障害」などのキーワードで検索すると、他のユーザーからの情報収集ができます。
ネットワーク環境の確認
- インターネット接続: モデムやルーターの再起動を試したり、他のデバイスでインターネットに接続できるか確認します。
- ファイアウォール: 会社のネットワークを利用している場合は、ネットワーク管理者に問い合わせ、GitHubへのアクセス制限が設定されていないか確認します。
- VPN: VPNを利用している場合は、一度切断して再接続してみます。
認証情報の確認
- GitHubアカウント: ユーザー名とパスワード、またはパーソナルアクセストークンが正しいか確認します。
- SSHキー: SSHキーが正しく設定されているか、GitHubに登録されているか確認します。SSH設定に問題がある場合は、以下のコマンドで確認できます。
ssh -T git@github.comブラウザやクライアントの更新
- ブラウザ: 最新版のブラウザにアップデートします。
- Gitクライアント: Gitクライアント（Git Bash、GitHub Desktopなど）が最新版であるか確認し、必要であればアップデートします。
DNSキャッシュのクリア
- コマンドプロンプト（Windows）:
ipconfig /flushdns - ターミナル（Mac/Linux）:
sudo killall -HUP mDNSResponder
他のリポジトリを試す
- 他のリポジトリにアクセスできるか試します。特定のリポジトリに問題がある可能性があります。
GitHubサポートへの問い合わせ
上記の方法を試しても解決しない場合は、GitHubのサポートに問い合わせてみましょう。
その他考えられる原因と対策
- GitHubのメンテナンス: 定期的なメンテナンスが行われている可能性があります。GitHubの公式アナウンスを確認しましょう。
- DNSの問題: DNSサーバーの設定に問題がある可能性があります。DNSサーバーを変更して試してみましょう。
- プロキシの設定: プロキシサーバーの設定が原因の場合があります。プロキシ設定を確認するか、一時的に無効にしてみましょう。
GitHub以外のGitホスティングサービス
もし、GitHubが利用できない状況が長期化する場合は、以下のGitホスティングサービスも検討できます。
- GitLab: GitHubと非常に似た機能を持ち、多くの企業で利用されています。
- Bitbucket: Atlassianが提供するGitホスティングサービスで、JiraやConfluenceとの連携が強みです。
- GitLab.com: GitLabのクラウド版で、無料でプライベートリポジトリを作成できます。
これらのサービスは、GitHubと高い互換性があり、スムーズな移行が可能です。
注意: 上記の対処法は一般的なケースを想定したものであり、すべての状況に対応できるわけではありません。具体的なエラーメッセージや環境によっては、さらに詳細な調査が必要となる場合があります。
今後の対策
- 複数のGitホスティングサービスを利用する: 万が一、一つのサービスに問題が発生した場合でも、他のサービスを利用することで開発を継続できます。
- 定期的なバックアップ: リポジトリのバックアップを定期的に行うことで、データの損失を防ぎます。
- GitHubのステータスを監視する: GitHubのステータスページを定期的に確認し、障害発生時に迅速に対応できるようにしましょう。
まとめ：GitHubアクセスできない「No server is currently available to service your request.
本日2024年8月15日朝8時過ぎ頃より、GitHubのサイトにアクセスしても「No server is currently available to service your request.」というユニコーンのイラストが書かれたエラーページしか表示されず、サイトを開けない問題の発生しているユーザーが急増しています。 これは、GitHubにて障害が発生しており、その影響でエラーが発生していると考えられています。 GitHub公式のステータスページでは、「Incident with Pull Requests, Pages and Actions」と案内されています。
この障害に対して、ユーザーができる対策は、復旧までしばらく待ってから再度アクセスし直す／やり直すことくらいです。
GitHubへの接続問題のほとんどは、ファイアウォール、プロキシサーバー、企業ネットワークや他のネットワークがGitHubをブロックする設定になっているために発生します。 GitHubにアクセスできない場合、まずはGitHubの障害情報を確認できるサービスで、本当にGitHubに障害が発生しているのかを確認する必要があります。
GitHubの稼働状況を確認できるサービスには、GitHub Status, GitHub障害情報, Twitterトレンド, Downdetectorなどがあります。 GitHub StatusはGitHubの稼働状況を表示してくれるサイトです。 GitHub StatusではTwitter上でも情報発信しているため、フォローしておくとより迅速に情報を掴むことが出来ます。 Twitter非公式アカウントの「GitHub障害情報」では、GitHub Statusの情報を元に、日本語で情報を発信しています。 近年ではGitHubを利用する企業やユーザーが増えたことにより、障害が起きた場合にはTwitterのトレンドに掲載されることも少なくありません。 DowndetectorはSNSの書き込みを利用することで、GitHubを含めた各種Webサービスの障害発生状況をリアルタイムに確認することが出来るサービスです。
これらのサービスでGitHubの障害情報が出ていない場合は、自分自身の環境や単純ミスによりGitHubにアクセス出来ていないだけの可能性も考えられます。 その場合は、IPアドレスの許可設定、ネットワーク環境、クローン方法、パスワード認証の廃止など、様々な観点から確認していく必要があります。 それでも解決出来ない場合にはGitHubサポートに連絡する前に「GitHub Debug」に記載の指示に従ってテストを実施し報告するようにしましょう。
GitHubに接続出来ない場合、GitHub自体に障害が起きているのか、ご自身の環境に問題があるのかを切り分けた上で調査を進めることが大切です。
