telegramからのショートメッセージ(SMS)について
「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。解除は jpapp-telegram.com で確認を行ってください。」
というメッセージは本物?詐欺?
telegramからSMS「規約違反のため12時間後にアカウントがブロック」jpapp-telegram.com
■Telegramからのショートメッセージは詐欺の可能性が高いです
Telegram を装ったショートメッセージで「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。解除は jpapp-telegram.com で確認を行ってください。」といったメッセージが届いた場合、これは詐欺の可能性が非常に高いです。なぜなら、Telegramは日本語に対応していないからです。ショートメッセージで日本語のメッセージが届いたということは、Telegramを装った詐欺の可能性が高いと言えます。
実際に、ソースの中に全く同じ文面のショートメッセージが届いたという事例が記載されています。このケースでは、セキュリティベンダーのCyRadarがこのリンクを危険なサイトと判定しています。
また、本物のTelegramから規約違反の通知が届いた場合でも、ショートメッセージではなく、アプリ内の通知で届くと考えられます。
一般的に、このような詐欺メッセージの目的は、以下の2点です。
- フィッシング詐欺: メッセージに記載されたURLをクリックさせ、本物そっくりの偽サイトに誘導し、個人情報(アカウント情報、パスワード、クレジットカード情報など)を盗み取ること
- マルウェア感染: 偽サイトで不正なアプリをダウンロードさせ、スマホにマルウェアを感染させること。マルウェアに感染すると、個人情報が盗まれたり、スマホが遠隔操作されたりする可能性があります。
そのため、身に覚えのないショートメッセージに記載されたURLは絶対にクリックしないでください。
telegramからSMS|不審なメッセージを見分けるポイント
メッセージが詐欺かどうかを見分けるポイントは、以下の点が挙げられます。
- 送信元のメールアドレスや電話番号が不自然: 大手企業であれば、独自ドメインのメールアドレスを使用していることがほとんどです。フリーメールアドレスや、意味不明な文字列のメールアドレス、海外の電話番号などは疑った方が良いでしょう。
- URLが不自然: 公式サイトのURLとよく見比べて、少しでも不自然な点があればアクセスしないようにしましょう。
- 日本語の表現が不自然: 誤字脱字が多い、文法がおかしい、フォントが統一されていない場合は、詐欺の可能性が高いです。
- 緊急性を煽る表現: 「至急」「緊急」「アカウント停止」といった言葉で、すぐに対応するように促すメッセージは、詐欺の可能性が高いです。
telegramの詐欺SMS|もしURLをクリックしてしまったら
万が一、不審なメッセージのURLをクリックしてしまった場合は、以下の対応を行いましょう。
- すぐにページを閉じる: アクセスしただけであれば、まだ被害は発生していません。すぐにページを閉じましょう。
- アプリをインストールしない: 偽サイトでアプリのインストールを促された場合でも、絶対にインストールしないでください。インストールしようとしたアプリがダウンロード中であれば、機内モードにするなどしてダウンロードを中断しましょう。
- ウイルススキャンを実施する: ウイルス対策ソフトを使って、スマホをウイルススキャンしましょう。
- 個人情報を入力してしまった場合は、関係機関に連絡: クレジットカード情報などを入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡し、カードの利用停止手続きを行いましょう。他の個人情報を入力してしまった場合も、警察や消費者センターなどに相談しましょう。
その他の対策
- セキュリティソフトを導入する: ウイルス対策ソフトや迷惑メール対策ソフトを導入することで、詐欺メッセージをブロックできる可能性があります。
- 公式の情報を確認する: 企業からのお知らせを受け取った場合は、公式ウェブサイトやアプリで、同様の通知が出ていないか確認しましょう。
上記を参考に、詐欺被害に遭わないよう注意してください。
telegramとは?使い方は?
Telegramはロシア発の無料メッセージアプリで、LINEと似たような機能を持っています。 ユーザー数は世界中で増加しており、月間アクティブユーザーは約5億人に達しています。
登録方法
- アプリのダウンロード: App StoreまたはGoogle PlayからTelegramアプリをダウンロードします。
- 電話番号の登録: アプリを開き、「START MESSAGING」をタップして電話番号を入力します。SMSで送られてくる5桁の確認コードを入力します。
- 基本情報の登録: SMS認証後、「名前(ニックネーム可)」と「アイコン」を設定します。 これらは後から変更可能です。
基本的な使い方
- ユーザーの追加: Telegramですでに繋がっているユーザーを追加するには、「連絡先」を開き、「+」をタップして連絡先情報を入力します。
- 友達招待: Telegramを使っていない友達を招待することができます。「連絡先」を開き、「相手を招待する」を選択し、SMSやその他のメッセージアプリ、SNSなどを介して招待状を送ります。
- チャット: 個人チャットは、「連絡先」からチャットしたいユーザーを選択するとチャットルームが開きます。 グループチャットは、「チャット」から新規作成ボタンを開き、「新しいグループ」を選択します。1つのグループに最大10万人まで招待できます。
- 通知設定: チャット、グループ、チャンネルごとに通知を設定することができます。 重要な情報を見逃さないように、通知設定をオンにすることをお勧めします。
その他の機能
- シークレットチャット: メッセージが暗号化され、送信者と受信者以外には見ることができないチャット機能です。運営もメッセージの内容を見ることができません。 一定時間でメッセージを自動削除することも可能です。
- スーパーグループ: 最大20万人が参加できるグループチャットです。 公開グループに設定すると、Telegram内で検索に表示されるようになります。 通常のグループをスーパーグループにアップデートすることも可能です。
- チャンネル: 管理者だけがメッセージを発信できる、ユーザー数無制限の機能です。 仮想通貨取引所のチャンネルもあり、情報収集に役立ちます。
- ボットの作成: Telegramでは、ボットを作成することができます。
日本語化
Telegramは標準では日本語に対応していませんが、日本語化パッチを適用することで日本語で利用できます。
- 日本語化チャンネルへアクセス:
https://t.me/setlanguage/ja-beta
にアクセスします。 - 日本語化の実行: Telegram Desktopを開くと確認事項が表示されるので、同意して決定します。 Telegramが自動的に再起動し、日本語化されます。
注意点
Telegramはセキュリティに優れたアプリですが、その匿名性ゆえに犯罪に悪用されるケースも報告されています。 以下のような点に注意して利用しましょう。
- 不審なメッセージに注意: 身に覚えのないメッセージに記載されているURLはクリックせず、個人情報も入力しないでください。
- グループやチャンネルへの参加: 信頼できるグループやチャンネルにのみ参加しましょう。
Telegramは、正しく利用すれば便利で安全なコミュニケーションツールです。提供された情報と公式の情報などを参考に、安全にTelegramをご利用ください。
Telegramの危険性について
Telegramは、一見便利なコミュニケーションツールですが、その利用にはいくつかの危険性も潜んでいます。
- 犯罪悪用への懸念: Telegramは、その高い匿名性と秘匿性から、犯罪に悪用されるケースが後を絶ちません。 メッセージの内容が暗号化されるシークレットチャット機能は、運営側にも内容がわからないため、違法な取引や情報交換の温床になりやすいという側面があります。 実際に、強盗や詐欺、麻薬取引、テロなどの重大犯罪の計画や連絡にTelegramが使われた事例も報告されています。 ロシアで一時的にTelegramの使用が禁止されたのも、こうした犯罪悪用への懸念が背景にありました。
- 詐欺のリスク: Telegramは、電話番号のみで利用開始できる手軽さから、詐欺師にとって格好の標的になりえます。 特に、匿名性の高さに目をつけた「Telegram詐欺」と呼ばれる金銭要求や、「闇バイト」への勧誘などが横行しています。 これらの詐欺は、巧妙な誘導や脅迫によって、ユーザーを騙そうとします。
- プライバシーの懸念: Telegramは、2024年9月のプライバシーポリシー改定により、法執行機関からの要請があれば、ユーザーのIPアドレスと電話番号を提供することが可能になりました。 これは、犯罪捜査への協力という側面もありますが、ユーザーにとっては、プライバシー侵害のリスクが高まったと捉えることもできます。
安全にTelegramを利用するために
Telegramの危険性を理解した上で、安全に利用するためには以下の点に注意することが重要です。
- 不審なメッセージへの警戒: 見知らぬユーザーからのメッセージや、不自然な日本語のメッセージには、安易に返信しないようにしましょう。 特に、URLのクリックや個人情報の入力を要求してくるメッセージは、詐欺の可能性が高いので注意が必要です。
- セキュリティソフトの導入: ウイルス対策ソフトや迷惑メール対策ソフトを導入することで、詐欺メッセージや危険なサイトへのアクセスをブロックできる可能性があります。
- 公式情報の確認: 企業や組織からの連絡を受け取った場合、公式ウェブサイトやアプリで情報を確認し、安易に信用しないようにしましょう。
- 個人情報の取り扱い: Telegram上では、むやみに個人情報を発信しないように心掛けましょう。 特に、シークレットチャットであっても、スクリーンショットを撮られる可能性はゼロではありません。
Telegramは、利便性の高い反面、使い方を誤ると大きなリスクを伴う可能性があります。上記を参考に、安全に配慮した上でTelegramを利用することが重要です。
まとめ:telegramからSMS「規約違反のため12時間後にアカウントがブロック」jpapp-telegram.com
最近の事例では、 「規約違反のため、12時間後にアカウントがブロックされます。解除は jpapp-telegram.com で確認を行ってください。」 という文面のショートメッセージが、Telegramを装って送られてくるケースが報告されています。
これは、 Telegramが日本語に対応していない 点から、詐欺である可能性が非常に高いと言えるでしょう。 また、本物のTelegramから規約違反の通知が届く場合でも、ショートメッセージではなく、アプリ内の通知で届くと考えられます。
■不審なSMSの特徴と見分け方
SMSが詐欺かどうかを見分けるポイントは以下の点が挙げられます。
- 送信元のメールアドレスや電話番号が不自然: 大手企業であれば、独自ドメインのメールアドレスを使用していることがほとんどです。フリーメールアドレスや、意味不明な文字列のメールアドレス、海外の電話番号などは疑った方が良いでしょう。
- URLが不自然: 公式サイトのURLとよく見比べて、少しでも不自然な点があればアクセスしないようにしましょう。
- 日本語の表現が不自然: 誤字脱字が多い、文法がおかしい、フォントが統一されていない場合は、詐欺の可能性が高いです。
- 緊急性を煽る表現: 「至急」「緊急」「アカウント停止」といった言葉で、すぐに対応するように促すメッセージは、詐欺の可能性が高いです。
■詐欺SMSの目的
- フィッシング詐欺: メッセージに記載されたURLをクリックさせ、本物そっくりの偽サイトに誘導し、個人情報(アカウント情報、パスワード、クレジットカード情報など)を盗み取ること。
- マルウェア感染: 偽サイトで不正なアプリをダウンロードさせ、スマホにマルウェアを感染させること。マルウェアに感染すると、個人情報が盗まれたり、スマホが遠隔操作されたりする可能性があります。
■詐欺SMSへの対処法
- 開かずに削除: 不審なSMSだと気づいたら、開かずに削除するのが一番です。
- URLをクリックしない: 万が一開いてしまっても、URLは絶対にクリックしないでください。
- 電話をかけない: SMSに記載された電話番号にも電話をかけないようにしましょう。
■その他
- Telegramは、ロシア発のメッセージアプリで、LINEと似た機能を持っています。
- 電話番号を登録して利用します。
- 最大10万人が参加できるグループチャットや、ユーザー数無制限のチャンネル機能があります。
- 2024年9月23日、Telegramはプライバシーポリシーを改定し、法的な要請があればユーザーのIPアドレスと電話番号を当局に提供できるようになりました。