ダイソンV12とV10はどちらもDYSONのコードレス掃除機(コードレススティッククリーナー)。
V10とV12の違いは、ヘッド部分のレーザー搭載、ゴミの可視化と数値化、吸引モード、サイズと重量、ゴミの捕集力、スイッチ形状、付属のアタッチメント、価格など。
記事ではそれぞれの機能を詳しく解説し、どちらの機種がどのような人に適しているかを説明しています。
ダイソンV12とV10の違いの比較情報|コードレススティッククリーナー
項目 | ダイソンV10 | ダイソンV12 |
---|---|---|
発売年 | 2018年 | 2021年 |
価格 | 57,800円? (2023年3月時点) | 67,736円? (2023年5月時点) |
吸引力 | 高い (V10は吸引力の高さを謳っている) | Vシリーズ最強レベル |
モーター | デジタルモーターV10 | Hyperdymium(ハイパーディミアム)モーター |
モーター回転数 | 最大125,000回転/分 | 最大125,000回転/分 |
サイクロン数 | 14個 | 11個 |
遠心力 | 79,000G | 最大100,000G |
ゴミの可視化 | なし | レーザーで床面を照らしホコリを可視化 |
ゴミの量とサイズの計測 | なし | ピエゾセンサーで計測し、液晶ディスプレイに表示 |
吸引モード | 弱・中・MAX | オート・エコ・強 |
スイッチ | トリガー式 | ボタン式 |
ヘッド | ソフトローラーヘッド | レーザースリムフラフィクリーナーヘッド |
サイズと重量 | 24.5×124.0×25.0cm, 2.58kg | 23.4×109.5×25.0cm, 2.20kg |
静音性 | 静音設計を謳っているが、具体的な数値は不明 | V11と同等の静音性 (V10より静音性が高い) |
バッテリー | 7セルリチウムイオンバッテリー | 7セルリチウムイオンバッテリー |
連続使用時間 | 最大60分 | 最大60分 |
充電時間 | 3.5時間 | 3.5時間 |
付属アタッチメント | ミニモーターヘッド、隙間ノズル、コンビネーションノズル | 毛絡み防止スクリューツール、隙間ノズル、コンビネーションノズル |
その他 | 液晶ディスプレイ搭載 |
太字は、各項目における優れている点です。
■各項目の詳細
- 吸引力: V12は最新のモーターと高い遠心力により、V10よりも吸引力が向上しています。
- ゴミの可視化: V12はレーザーとピエゾセンサーを搭載し、V10にはないゴミの可視化機能を備えています。
- 吸引モード: V12はゴミの量に応じて吸引力を自動調整するオートモードを搭載しています。
- サイズと重量: V12はV10よりもコンパクトで軽量です。
- スイッチ: V12はボタン式スイッチを採用し、V10のトリガー式よりも操作が楽になっています。
- ヘッド: V12はレーザーでゴミを照らし出すレーザースリムフラフィクリーナーヘッドを採用し、よりゴミを見逃さずに掃除できます。
- 静音性: V12はV10よりも静音性に優れています。
- 付属アタッチメント: V12には、髪の毛の絡みつきを防ぐ毛絡み防止スクリューツールが付属しています。
V10とV12のどちらを選ぶかは、予算や求める機能によって異なります。上記の比較表を参考に、ご自身のニーズに合ったモデルを選んでください。
V10とV12はどちらも優れたコードレス掃除機ですが、より高性能なモデルを求めるならV12、価格を抑えたいならV10がおすすめです。
- V12をおすすめする人
- より吸引力の高い掃除機が欲しい人
- ゴミの可視化や自動調整機能を求める人
- 軽量でコンパクトな掃除機が欲しい人
- 静音性に優れた掃除機が欲しい人
- V10をおすすめする人
- 価格を抑えたい人
- V10の機能で十分満足できる人
- ゴミの可視化機能は不要な人
ダイソンV12とV10の良い口コミをまとめました!
ダイソンV12の良い口コミ
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ダイソンV12とV10の違いを比較|コードレススティッククリーナー
ダイソンV10とV12はどちらも人気のコードレス掃除機ですが、発売時期が異なるため、機能や性能にいくつかの違いがあります。
V12はV10の後継機種として2021年に発売されました。V10は2018年の発売であるため、V12の方が新しいモデルとなります。
主な違いは以下の点が挙げられます。
- 吸引力
- ゴミの可視化
- 吸引モード
- サイズと重量
- スイッチ
- ヘッド
- 価格
■その他
- V12はV10よりも静音性に優れています。
- V12はフィルター部分に液晶ディスプレイを搭載し、残り時間やゴミの量などを確認できます。
- V12はバッテリーが着脱式になったため、交換が容易になりました。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|吸引力の違い
- V12はV10よりも吸引力が向上しています。
- V12は最新のハイパーディミアムモーターを採用し、Vシリーズ最強レベルの吸引力を誇ります。
- 一方、V10もサイクロン数が14個と多く、吸引力の高さを謳っている機種です。
- モーターの回転数はどちらも毎分最大125,000回転と同じですが、V12の方が遠心力が大きいため、ゴミを分離する能力が高いです。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|ゴミの可視化の違い
- V12はレーザーで床面のホコリを可視化できます。
- ヘッド部分にグリーンLEDが搭載されており、照射角度を精密にコントロールすることで床面の微細なホコリを見えやすくします。
- V12はゴミの量とサイズを計測・可視化できます。
- ピエゾセンサーがゴミの量とサイズを計測し、液晶ディスプレイに表示します。
- V10にはこれらの機能はありません。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|吸引モードの違い
- V10は「弱・中・MAX」の3つの吸引モードがあり、吸引力のみを調節します。
- V12は「オート・エコ・強」の3つの吸引モードがあります。
- オートモードはゴミの量に応じて自動で吸引力を調整します。
- エコモードは長時間の運転が可能で、家中を掃除するのに適しています。
- 強モードは汚れがひどい時に使用します。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|サイズと重量の違い
- V12の方がV10よりも軽量・コンパクトです。
- V12はスティック部分が約15cm短く、小柄な女性でも取り回しやすくなっています。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|スイッチの違い
- V10はトリガー式のスイッチで、使用中はずっとトリガーを引いている必要があります。
- V12はボタン式のスイッチで、ボタンを押すだけで連続運転できます。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|ヘッドの違い
- V10は「ソフトローラーヘッド」を採用しています。
- V12は「レーザースリムフラフィクリーナーヘッド」を採用しています。
ダイソンV12とダイソンV10の比較|価格の違い
- V12の方がV10よりも高価です。
- V10は型落ちモデルであるため、V12よりも安価に購入できます。
ダイソンV12をおすすめする人
ダイソンV10とV12はどちらも高性能なコードレス掃除機ですが、それぞれ異なる特徴を持つため、おすすめの人も異なります。
■Dyson V10をおすすめする人
- 価格重視の方: V10はV12よりも発売時期が古いため、価格が抑えられています。 セール時期には3万円台で購入できる場合もあるようです。 コスパの良いダイソン掃除機を探している方におすすめです。
- シンプル機能を求める方: V10は必要な機能が揃っており、ゴミの可視化や自動調整機能など、V12に搭載されている最新機能を必要としない方には十分です。 ゴミの可視化によって神経質になりたくない方にも向いています。
- 吸引力重視でランニングコストを抑えたい方: V10はサイクロン数が14個と多く、強力な吸引力を誇ります。 また、紙パック式のように交換が必要ないのでランニングコストを抑えることができます。
ダイソンV10をおすすめする人
- 吸引力と清掃効率重視の方: V12は最新のハイパーディミアムモーターを搭載し、Vシリーズ最強レベルの吸引力を実現しています。 また、ゴミの量に応じて吸引力を自動調整するオートモードも搭載しており、効率的に掃除できます。
- ゴミの状態を把握したい方: V12はレーザーで床のホコリを可視化できるだけでなく、ゴミの量とサイズを計測し、液晶ディスプレイに表示する機能が搭載されています。 掃除の成果が目に見えるので、モチベーションアップにも繋がるでしょう。
- 静音性を求める方: V12はV10よりも静音性に優れているため、周囲を気にせず掃除機をかけたい方におすすめです。
■その他
- V12はV10よりも軽量化、コンパクト化されており、特に持ち運びの負担を軽減したい場合はV12がおすすめです。
- V12はバッテリーが着脱式になったため、交換が容易になりました。 一方、V10はバッテリーが固定式です。
- スイッチはV10がトリガー式、V12がボタン式です。 トリガー式は握り続ける必要があるため、長時間使用する場合、ボタン式の方が楽に感じるかもしれません。
予算や求める機能、使用環境などを考慮して、自身に合ったモデルを選びましょう。
ダイソンV12とV10の仕様・スペック・機能の共通点
ダイソンV10とV12は、いくつかの違いはあるものの、共通している機能やスペックも多数あります。
モーターの回転数
- V10とV12は異なるモーターを搭載していますが (V10は「デジタルモーターV10」、V12は「Hyperdymium(ハイパーディミアム)モーター」) 、どちらも1分間に最大125,000回転というシリーズ最高水準の回転数を誇ります。
静電気を抑えるブラシ
- いずれのモデルもヘッド部分にカーボンファイバーブラシが装備されています。
- カーボンファイバーブラシは、吸引清掃の妨げになる静電気を抑え、微細なゴミやホコリも逃さず取り除きます。
連続使用時間
- V10、V12共に、7セルリチウムイオンバッテリーを搭載しており、最長60分の連続使用が可能です。
- 部屋数が多くても広い一戸建てでも、パワフルなまま連続稼働できるのが魅力です。
- また、フル充電までにかかる時間はいずれも3.5時間なので、次のお掃除までの間にしっかりチャージできます。
1台3役のアタッチメント
- 付属のアタッチメントを活用することによって1台3役(スティック、ハンディ、布団用)となり臨機応変に活用できます。
- コンビネーションノズルや隙間ノズルは家具の隙間や裏側、お掃除しにくいお部屋の隅も楽にきれいにできます。
- ミニローラーヘッド(V12は毛絡み防止スクリューツール)を使えば、ハンディでも布団クリーナーとしても使えます。
簡単なお手入れとゴミ捨て
- 両モデル共にお手入れやゴミ捨ては簡単です。
- ダストボックスはワンタッチで開閉するので、手を汚さずにゴミを捨てられます。
- 使い捨ての紙パックは不要でコストもかかりません。
- クリアピン、ブラシバー、フィルターも簡単に取り外して水洗いができるので、いつでも衛生的に保てます。
ダイソンV12とV10の違い・口コミまとめ|コードレススティッククリーナー
ダイソンV10は価格と吸引力を両立したモデル、ダイソンV12は価格よりも機能性や性能を重視したモデルと言えます。 上記を参考に、自身のニーズや予算に合わせて最適なモデルを選んでください。
■ダイソンV10とV12の違い
項目 | V10 | V12 |
---|---|---|
発売日 | 2018年 | 2021年 |
価格 | 比較的安価 | V10より高価 |
吸引力 | 高い (サイクロン14個) | V10より強力 (ハイパーディミアムモーター搭載, サイクロン11個) |
ゴミの可視化 | なし | あり (レーザー搭載、ゴミの量とサイズを計測し液晶ディスプレイに表示) |
吸引モード | 弱/中/強 | オート/エコ/強 |
サイズ/重量 | やや大きい/やや重い | V10よりコンパクト/軽量 |
スイッチ | トリガー式 | ボタン式 |
バッテリー | 固定式 | 着脱式 |
その他 | – | 静音性向上 |
■おすすめの人
- ダイソンV10:
- 価格を抑えたい人
- 必要最低限の機能で十分な人
- ゴミの可視化は不要な人
- ダイソンV12 :
- 最新の機能が欲しい人
- より高い吸引力を求める人
- ゴミの量や種類を可視化して掃除したい人
- 静音性を重視する人
ちなみに、生活家電は、商習慣として毎年型番変更をする製品が多く、一年に一度は新機能を搭載した新モデルが登場しますが、新機能に魅力がなければ、旧モデルでも良いと判断しても良いでしょう。
しかし、基本性能が進化した場合は、慎重な判断をして下さい。例えば、エアコンの冷媒が変更になった場合や、基本構造が抜本的に変更になった時は、今後のスタンダードが変わるという意味なので、新モデルを購入する方が良いでしょう。
一方、プラスαの機能の場合は、必要か否かで判断してOK。例えば、エアコンのフィルター自動そうじ機能。これは、エネルギー効率の維持にも大きく貢献するのであったほうが良い機能です。しかし、個々の体感温度を感知しそれぞれに適した温度に吹き分ける機能は、ひとりで使う個室には不要です。