タケダサナさんはあの「マーベル」作品でキャラクターデザインを手掛けるデザイナーとして活躍している数少ない日本人の一人。
代表作の『モンストレス』ではアイズナー賞やハーベイ賞など数多くの賞を受賞しているタケダサナさんの気になるプロフィールをまとめています。
タケダサナwikiプロフィール
名前:タケダサナ(Sana Takeda)
生年月日:1977年
年齢:43歳
職業:イラストレーター、コミックアーティスト、臨床美術士
タケダサナさんはもともと絵が好きでゲームも好きだったことからセガで3Dデザイナーとして勤めた後、フリーランスに転向。
セガ時代にはゲームキューブ版『F-ZERO GX』のキャラクターデザインも担当しています。
「自分の絵はかわいくないので、日本のマンガでは居場所がないと思った」と考えていたタケダサナさんは、
アメリカ進出をはたしマーベル・コミックの作画を行うようになります。
ただ拠点は日本においていて、ほかにも日本のゲームのイメージイラスト、挿絵、子供向けの絵本なども手掛けています。
タケダサナの経歴
タケダサナさんはもともとはアメコミに対する知識がほとんどなく
『F-ZERO GX』で“アメコミらしさを全面に押し出すように”というデザインの方向性の指示があったときには「どうしよう」と、非常に戸惑ったそうです。
そこでありとあらゆるアメコミを研究して、イメージを膨らませていく中で、メコミというものの懐の深さを感じて、興味を抱くようになります。
タケダサナさんはマーベルのデザイナーとしても非常に有名ですが、
2015年に発刊されたコミックシリーズ『モンストレス』の作画でも、その名を世界にとどろかせるようになりました。
『モンストレス』は愛くるしい猫や伝説上のモンスター・獣人など多彩なヴィジュアルが魅力の登場人物が
アール・デコとスチームパンクが織り混ざる独特の世界観で活躍するストーリー。
人種差別や女 性問題といった複雑なテーマを扱う作品で、タケダサナさんは数多くの賞を受賞しています。
2018年には
最優秀継続シリーズ賞
最優秀10代向けコミックス賞
最優秀ライター賞
最優秀アーティスト賞
最優秀カバー・アーティスト賞
の主要5部門で受賞しているだけではなく、アイズナー賞やハーベイ賞、ヒューゴー賞プロフェッショナルアーティスト部門を受賞
2017年には
ヒューゴー賞「ベスト・グラフィック・ストーリー」部門(2019年まで3年連続)
英国幻想文学大賞「コミック・グラフィックノベル」部門
も受賞しています。
ちなみに、日本人のマーベルデザイナーにはほかにもグリヒル(Gurihiru)さんが有名ですね。
学生時代からの友人だったササキさんとカワノさんという日本人女性二人のアーティスト・ユニットで、
札幌で会社勤めをしていたときに、マーベルが日本人アーティストを募集していると聞いて応募・採用されています。
これまでに『パワーパック』『グウェンプール』などを手掛けています。
グリヒルではササキさんが絵を描いてペン入れまでし、カワノさんが彩色するカラリストを務める役割分担となっています。
■タケダサナの代表作
RF ONLINE(2005年 – 2007年、CCR)
Ms.Marvel(2009年 – 2010年、マーベル・コミック)
X-MEN FOREVER ANNUAL #1(2010年、マーベル・コミック)
X-MENとカルティエのコラボレーションイラスト(ヴォーグ・ニッポン2009年5月号)
『モンストレス』(Monstress) (2015年 – イメージ・コミックス)
タケダサナのツイッターやインスタグラム
タケダサナのツイッター
タケダサナのインスタグラム
@sanatakeda_art
タケダサナの高校や大学など学歴は?
調査中
タケダサナの年収は?
タケダサナさんはマーベラスのアーティストとして仕事をしているだけではなく世界的にヒットしている「モンストレス」という代表作も持っています。
アーティストとして複数の収入源を確保していることから、年収は少なくとも1000万円、妥当なラインでは2000万円~3000万円程度とみられます。