田上政宏さんが講師として宮崎市立江南小学校に勤務をしていたところ、心肺停止に陥った児童の救助にあたり、命をつなぎ留めたことで表彰を受けました。
田上政宏ら6人が宮崎市立江南小学校で心肺停止の児童を救助!
宮崎市江南4丁目の市立江南小学校で心肺停止に陥った児童を救助したとして、市は9日、同校の教員6人に感謝状を贈った。教員たちのとっさの連係で児童の命をつなぎ留めた。
感謝状を受けたのは、江南小に勤める久木元成行(まさゆき)教諭、別府貴裕教諭、隈本加津美教諭、黒木静香講師、田上政宏講師、吉瀬恵子養護教諭の男女6人。
学校によると、9月24日午後0時20分ごろ、教室で給食の食器を片付けていた男子児童が突然倒れ、心肺停止の状態になった。児童は心臓に疾患があった。
「田上先生、来て下さい!」。担任の別府教諭から大声で呼ばれた田上講師は隣の教室から駆けつけ、心臓マッサージを始めた。異変に気付いて現場に来た黒木講師は玄関までAEDを取りに行き、久木元教諭は119番通報。クラスメートの1人は教室の電話から職員室に事態を報告した。
AEDが到着すると、隈本教諭が児童に電極パッドを装着し、電気ショックを与えた。田上講師が心臓マッサージを再開し、吉瀬養護教諭が児童の名を呼びかけていると、意識が回復。男性教員が児童を担架で運び、救急隊に引き渡した。約15分間の救助劇だった。
児童に後遺症はなく、現在も通学しているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e9df1d54b002b362eeed13154d51bc593df771f
人間が心肺停止に陥った場合、1分毎に生存率が激減していきます。
心肺停止は1分毎に生存確率が7~10%という確率でどんどん下がっていきます。 心肺蘇生の措置を何もせず、5分ほど経過すると助かる確率は、1~2割ほどと、絶望的なまでに低くなります。
逆に言うと、救急隊到着時に心拍が再開していれば、それだけ生存の可能性も高くなります。
田上政宏さんらは宮崎の消防局から市長感謝状を贈呈されています。
1概要
宮崎市消防表彰規則第7条第1項第1号(人命救助)に基づき、功労があると認められた個人に対して、消防局長から市長感謝状を贈呈します。2日時
令和2年11月9日(月) 10時00分~10時20分3場所
宮崎市消防局 附属棟「会議室」
宮崎市和知川原一丁目64番地2 電話0985-32-49014被表彰者
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/city/public_relations/press_material/220030.html
宮崎市立江南小学校 職員
教諭 久木元 成行 講師 黒木 静香
教諭 別府 貴裕 講師 田上 政宏
教諭 隈本 加津美 養護教諭 吉瀬 恵子
5功労概要
令和2年9月24日12時20分ごろ、宮崎市立江南小学校で心肺停止状態になった児童に対し、その場にいた職員6名が、校舎内のAEDを活用するなど連携して心肺蘇生を行い、人命救助を行いました。
今回の6名の連携した的確かつ迅速な活動により、傷病者の児童は後遺症もなく、社会復帰を果たしました。
今回は、この行動が本市消防表彰規則に該当する功労と認められ、消防局長により市長感謝状が贈呈されることとなったものです。
田上政宏プロフィール
名前:田上政宏
生年月日:1978年7月25日
年齢:42歳
出身地:東京都墨田区
最終学歴:国際武道大学
田上政宏さんは15歳の時に父の影響で近くの道場で合気道をはじめると、
整体にも精通している鎗田師範の元で合気道の稽古と共に整体術も平行して習いはじめます。
大学時代はサーフィンにはまり卒業後再び鎗田師範の元で合気道の稽古を始め、
この頃から「壊す」ことより「治す」ことに興味が強く抱くようになります。
2006年サーフィン好きが高じて宮崎に移住
2008年からカイロプラクティックの勉強はじめる
2009年ゆるり堂を開業
調べてみると、田上政宏さん少なくとも2010年まではゆるり堂で整体師として働いていたようです。
そして2017年には宮崎市立江南小学校に着任していることがわかっています。