第158回日商簿記2級試験は下記のような日程・内容で行われました。
■日程・時間
2021年6月13日(日)13:30~15:30 【制限時間:2時間】
■試験内容
商業簿記、工業簿記から
第1問:仕訳問題
第2問:伝票会計(3伝票制)や個別論点(銀行勘定調整表・株主資本等変動計算書・固定資産・有価証券・商品売買など)
第3問:財務諸表作成問題や精算表作成問題など
第4問:費目別計算や部門別計算・単純個別原価計算・本社工場会計、標準原価計算など
第5問:総合原価計算や標準原価計算、直接原価計算など
第157回日商簿記2級試験解答速報
日商簿記2級試験のここ最近の傾向として過去問類似問題をベースに、ひとひねり加えられた問題が多く見られますが、
2021年の第158回日商簿記2級試験の解答速報は
資格の学校TAC
資格の大原
twitterのハッシュタグ「#日商簿記2級試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
他にもtwitterのハッシュタグ「#簿記2級試験」や「#簿記2級解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
第158回日商簿記2級試験の合格率,合格ボーダーラインは?
日商簿記2級の配点は例年、次のようになっています。
第1問 仕訳問題(5題×4点=20点)
第2問 テーマ別総合問題(20点)
第3問 決算問題(20点)
第4問 工業簿記・原価計算(20点)
第5問 工業簿記・原価計算(20点)
5問がほぼ20点ずつの均等配点の100点満点となっていて、合格最低点は70点(正答率70%以上)となっています。
第100回試験~第156回試験の平均合格率は28.40%となっています。
※2020年6月14日に施行予定だった第155回日商簿記検定試験は、新型コロナウイルス感染症の影響によって中止となっていました。
回 | 受験者数 | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
156(2020.11.15) | 51,727名 | 39,830名 | 7,255名 | 18.2% |
154(2020.2.23) | 63,981名 | 46,939名 | 13,409名 | 28.60% |
153(2019.11.17) | 62,206名 | 48,744名 | 13,195名 | 27.10% |
152(2019.6.9) | 55,702名 | 41,995名 | 10,666名 | 25.40% |
151(2019.2.24) | 66,729名 | 49,766名 | 6,297名 | 12.70% |
150(2018.11.18) | 64,838名 | 49,516名 | 7,276名 | 14.70% |
149(2018.6.10) | 52,694名 | 38,352名 | 5,964名 | 15.60% |
148(2018.2.25) | 65,560名 | 48,533名 | 14,384名 | 29.60% |
147(2017.11.19) | 63,757名 | 47,917名 | 10,171名 | 21.20% |
146(2017.6.11) | 58,359名 | 43,767名 | 20,790名 | 47.50% |
145(2017.2.26) | 78,137名 | 60,238名 | 15,075名 | 25.00% |
144(2016.11.20) | 72,408名 | 56,530名 | 7,588名 | 13.40% |
143(2016.6.12) | 58,198名 | 44,364名 | 11,424名 | 25.80% |
142(2016.2.28) | 90,693名 | 70,402名 | 10,421名 | 14.80% |
141(2015.11.15) | 76,207名 | 59,801名 | 7,042名 | 11.80% |
140(2015.6.14) | 62,473名 | 47,480名 | 16,395名 | 34.50% |
といった感じで推移しており、近年の最高合格率は47.6%(第133回)、最低合格率が11.8%(第141回)となっています。
難易度には大きなばらつきが見られるのが日商簿記2級試験の一つの特徴でもあります。