2020年のコンクリート診断士試験は下記のような日程・内容で行われました。
コンクリート診断士試験では例年、試験前に受講が義務付けられている講習会で使用するテキストから問題が出題されるのが恒例となっています。
ただ合格者の多くは、最新の問題集・参考書で勉強している人が多いようです。
コンクリート診断士試験の最新の問題集・参考書をアマゾンで見てみる
■コンクリート診断士試験の日程・時間
2020年12月20日(日) 13:30~17:00
■コンクリート診断士試験の出題範囲・問題数
四肢択一式:40問(マークシート)
記述式:2問(800字~1000字以内)
変状の種類と原因
劣化の機構
調査手法
劣化予測、評価および判定基準
対策の種類、補修・補強工法
建築物および土木構造物の診断の考え方・調査項目
技術および基準類の変遷
コンクリート診断士試験では試験の前に実施される2日間の講習会を受講することが受験資格となっています。
■講習
1日目
基礎編:変状の種類、劣化の機構
基礎編:調査手法、評価・判定
2日目
基礎編:補修・補強の方法
応用編:診断実例、技術・基準類の変遷
■管轄
公益社団法人 日本コンクリート工学会
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル12F
TEL 03-3263-1571
http://www.jci-net.or.jp/j/exam/shindan/index.html
コンクリート診断士試験解答速報2020
2020年のコンクリート診断士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#コンクリート診断士試験解答速報」
5ch
「資格の大原」や「LEC東京リーガルマインド」といった資格の大手予備校などではコンクリート診断士試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#コンクリート診断士試験」や「#コンクリート診断士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
コンクリート診断士試験の合格率,合格ボーダーラインは?
コンクリート診断士試験の合格基準は、おおよそ70%以上の正答率(全40問中28問前後)のようです。
ただ、実施年度によって合格基準点は上下しているようで、
択一式、記述式ともに60%以下の正答率だった場合には不合格となってしまうようです。
合格率は、おおよそ15%程度となっていて、近年では2013年の13.2%が下限値で、
2007年の18.9%が最も高い合格率となりました。
実施年 受験者数 合格者数 合格率
2019年 4,243人 663人 15.6%
2018年 4,496人 665人 14.8%
2017年 4,922人 738人 15%
2016年 5,422人 804人 14.8%
2015年 5,462人 806人 14.8%