サイ・スニード投手をヤクルトスワローズが獲得調査をしていることはすでに報じられていましたが、正式に入団することが発表されました。
サイ・スニード投手がヤクルトスワローズの新外国人!
ヤクルトがアストロズの救援右腕サイ・スニード投手(28)と契約合意したことが27日(日本時間28日)、明らかになった。米スポーツサイト「アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。
スニードは2014年、ブルワーズにドラフト3巡目で指名されて入団。翌年、トレードでアストロズ入りし、19年にメジャーデビュー。過去2年間、救援として26試合に登板し、0勝4敗、防御率5・59。通算38回2/3を投げて15四球44奪三振の成績を残した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a2515e92f5a741decbf14169870eded0f7db007
スニード投手の記事でアメリカの野球ファンに「山田哲人さんはいつくるの?」って言われてるのうける。 pic.twitter.com/U8IaVlF4dR
— Satoshi KATSUTA (@satoshi_katsuta) November 28, 2020
サイ・スニードの投球動画
サイ・スニード投手の球種は?
サイ・スニード投手は193cmの高さを誇る異色のパワーアームで、投球の約7割を占める浮き上がる真っスラ(スライダー系の変化をするストレートボール)が武器の一つ。
他にも、
ライジングカッター:平均149.7km/h
スライダー:平均132.9km/h
カーブ
チェンジアップ
スプリット
といった球種を持っています。
スライダーの強度が課題とされているようです。
サイ・スニード投手の球速は?
サイ・スニード投手の球速は平均球速151キロを誇り奪三振率も高め。
上方向への変化量が多いカットボール使いはNPBではあまり見かけないタイプで、
新シーズン入ってしばらくは初見殺しでセリーグの他のチームを相手に無双する可能性も秘めています。
ちなみにMLB登板26試合は全て中継ぎでの起用となっています。
サイ・スニード投手wikiプロフィール
名前:サイ・スニード(Cy R. Sneed)
生年月日:1992年10月1日
年齢:28歳
国籍:アメリカ合衆国
出身地:ネバダ州エルコ郡エルコ
スタイル:右投右打
ポジション:ピッチャー
ネバダ州のハイウェイパトロールの巡査部長をしている父親をもち、兄のゼブもMLBのドラフトで選ばれた野球選手のようです。
2011年のMLBドラフト35巡目(全体1074位)でテキサス・レンジャーズから指名されるも、ダラス・バプティスト大学に進学したのち、
2014年のMLBドラフト3巡目(全体85位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名されプロ入りしています。
プライベートでは、2014年11月に結婚しています。
サイ・スニード投手の成績
ブルワーズではMLBの下部リーグ(パイオニアリーグ)のみでの起用となり、2015年11月にアストロズに移籍。
しばらくは下部チームでプレーを続け、2019年も開幕こそアストロズ傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスで迎えたものの、6月27日にMLB昇格を果たしました。
26試合登板で
打者:176
投球回:38.2
被安打:48
被本塁打:8
与四球:15
奪三振:44
暴投:1
失点:28
自責点:24
防御率:5.59
という成績です。