矢板中央が第99回全国高校サッカー選手権大会の本選に出場。初戦は3年連続18回目の出場を誇り、数少ない公立校の一つ徳島市立高校と対戦します。
矢板中央高校サッカー部メンバー2020
矢板中央高校は第99回全国高校サッカー選手権栃木県大会の決勝で宇短大附(宇都宮短期大学附属)と対戦。
試合は矢板中央は3回、宇短大附は1回ポストに嫌われ決定機を逃したまま延長戦へ突入。
PK戦にもつれ込んだ結果、「4-1」のスコアで矢板中央が2年連続となるPKを制し、4年連続11回目となる全国大会出場を決めました。
1 GK 藤井陽登 2年 十和田中
12 GK 高田翔太 3年 クマガヤSC
30 GK 羽渕莉人 2年 FCみやぎバルセロナ
2 DF 山越結平 2年 前橋FC
3 DF 新倉礼偉 3年 シュートJrユースFC
4 DF 島﨑勝也 2年 FCファイターズ
5 DF 小出勇翔 2年 鹿島アントラーズJrユース
13 DF 三河和矢 3年 波崎三中
14 DF 栗原朝陽 3年 1FC川越水上公園
15 DF 太田爽志 2年 FCみやぎバルセロナ
21 DF 森山駿 2年 鹿島アントラーズつくば
22 DF 成田大秦 3年 柏マイティーFC
26 DF 坂本龍汰 3年 プルミエール徳島
6 MF 升田大誠 3年 横浜ジュニオールSC
7 MF 大畑凛生 2年 大宮西カリオカFC
8 MF 小川心 3年 ともぞうSC
9 MF 星景虎 2年 矢板SC
16 MF 只友大輔 3年 栃木SC U-15
17 MF 唐橋玖生 2年 アストロンJrユース
19 MF 柴田玲樹 2年 武蔵野シティFC U-15
25 MF 黒澤光成 2年 上州FC高崎
29 MF 内山琉 2年 FCみやぎバルセロナ
10 FW 多田圭佑 3年 坂本中
11 FW 鷹箸浩輔 3年 今市中
18 FW 久野木力丸 2年 EC JOGADOR
20 FW 小森雄斗 2年 ウイングスSC
23 FW 岩崎龍飛 3年 クリアージュFC
24 FW 林廉斗 2年 FC古河
27 FW 髙野怜慈 3年 鹿島アントラーズつくば
28 FW 島野悠汰 3年 プルミエール徳島
基本フォーメーション・スタメン【4-4-2】
矢板中央高校サッカー部の注目選手は?
藤井陽登選手
藤井陽登選手は1年生だった昨年の2019年から矢板中央高校の生ゴールキーパーを任されています。
2019年度全国高校選手権では優秀選手に選ばれるほど鋭い反応からのシュートストップは抜群
2019年の県大会予選決勝ではPK2本を止めるなど守備範囲が広く、クロス、ハイボールに勇気ある飛び出しができます。
2020年シーズンはゴールキック、FKを何度も蹴り込むことでフォームの改善に取り組んできたほか、
レベルアップさせた滞空時間の長いパントキックは全国大会でも一発で局面を変えるような武器になりそうです。
■代表歴
20年:日本高校選抜候補
多田圭佑選手
多田圭佑選は2019年の全国高校サッカー選手権大会から背番号11番を背負う矢板中央高校のエースストライカー。
2020年は背番号10を背負い、優れたドリブル突破力、キープ力、そして決定力があります。
2019年の矢板中央高校サッカー部メンバー
No. Pos. 選手名 学年 身長/体重 前登録チーム
1 GK 溝口 陽日 3 178/73 栃木SCジュニアユース
2 DF 坂本 龍汰 2 174/66 プルミエール徳島SC
3 DF 矢野 息吹 3 185/73 栃木SCジュニアユース
4 DF 長江 皓亮 3 180/70 FCV可児
5 DF 加藤 蒼大 3 179/68 ともぞうSCジュニアユース
6 MF 靏見 拳士朗 3 176/70 ジュニアユースSC与野
7 MF 新倉 礼偉 2 185/69 シュートジュニアユースFC
8 MF 柿崎 貴翔 3 176/67 今市中学
9 MF 左合 修土 3 169/67 一般社団法人スポーツクラブ岐阜VAMOS
10 FW 久永 武蔵 3 176/68 アイデンティみらいU-15
11 FW 多田 圭佑 2 174/67 坂本中学
12 GK 藤井 陽登 1 180/70 十和田中学
13 DF 和久井 翔 3 171/66 前橋FC
14 MF 内海 歩夢 3 171/66 上州FC高崎
15 MF 宮野 流斗 3 177/69 GRANDE FC
16 MF 在間 太一 3 171/67 esporte藤沢
17 DF 三河 和矢 2 180/67 波崎第三中学
18 FW 大貫 翔平 3 182/69 MORANGO栃木FC
19 MF 大畑 凜生 1 176/70 大宮西カリオカFC
20 MF 服部 晃多 3 163/62 FC GIUSTI世田谷(ジュスティ)
21 FW 西村 碧海 3 180/64 大豆戸FCジュニアユース
22 GK 源関 隆輔 3 181/80 アローレはちきたFC
23 DF 島﨑 勝也 1 186/77 FCファイターズU-15
24 MF 星 景虎 1 174/60 矢板SC
25 FW 吉田 一鳳 3 180/68 矢板SC U-15
26 DF 小林 正宗 3 180/71 クリアージュFCジュニアユース
27 MF 我妻 晋太郎 3 168/58 かえつ有明中学
28 MF 石神 翼 3 170/59 FCファイターズU-15
29 MF 永山 大翔 3 172/64 大宮西カリオカFC
30 DF 森山 駿 1 179/71 鹿島アントラーズつくばジュニアユース
矢板中央高校は2019年の選手権では準決勝まで駒を進めるものの、優勝した静岡学園に敗れベスト4となっています。
矢板中央高校サッカー部のJリーガーや進路は?
富山貴光(大宮アルディージャ)
星キョーワン(横浜FC)
矢板中央高校サッカー部の監督は?
矢板中央高校の監督は髙橋健二さんです。
生年月日:1968年6月2日
年齢:52歳
出身高校:矢板東高校
出身大学:仙台大学
同じ栃木県の矢板東高校時代には山梨国体の国体選抜に選ばれ3位入賞に貢献。
サッカー推薦で仙台大学でもサッカーを続けた後、卒業後は指導者に転身し1994年から矢板中央高校サッカー部の監督に就任しています。
現在までずっと矢板中央高校一筋で2004年度の第83回高校選手権で初出場を果たすと2009年度、2019年にはベスト4にチームを導いています。
ただ、高橋健二監督が就任した当時は、部員1は3人二しかおらず県内でも弱小チームと目される廃部寸前の状態。
選手達に『矢板中央で全国行くぞ』と言ったら『行けっこ無い』『無理だ』だと言われたものの、ブラジル留学制度などを取り入れてサッカー部を抜本的に改革していきます。
ボールを奪ったら全員が前を向いて相手ゴールに向かって走り出すスタイルは、ブラジルにサッカー留学した選手の流れを汲んでいるわけですね。
サッカー留学制度は、ある時、新聞見たらブラジルで農業移民の方が『ナカザワスポーツ教育センター』というサッカー場を作って、日本人を受け入れているという記事を見つけたことから。
すぐに電話したんです自費で視察に行くなど精力的に矢板中央高校のサッカー部の体制を整えていきました。