2021年の大学入学共通テストの物理、物理基礎は下記のような日程・内容で行われました。
■物理、物理基礎の日程・時間
2021年1月17日(日)
2科目選択 15:40~17:50
1科目選択 16:50~17:50
大学入学共通テストとセンター試験の違いは?
大学入学共通テストの試行調査では、会話形式で生徒の考察を考えるという新形式の問題が出題されています。
また理科では8科目から下記のいずれかの選択方法により科目を選択解答することとされています。
理科①「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
理科②「物理」「化学」「生物」「地学」
A 理科①から2科目
B 理科②から1科目
C 理科①から2科目及び理科②から1科目(同一名称を含む科目の組合せも可)
D 理科②から2科目
理科を2科目必要とする大学も多いですから、国公立大学の理系学部を志望するならDパターン、つまり理科②を2科目選択しておくべきでしょう。
大学入学共通テスト物理解答速報
2021年の大学入学共通テスト物理は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
東進ハイスクール
代々木ゼミナール(代ゼミ)
駿台予備校
河合塾
朝日新聞など新聞各社
twitterのハッシュタグ「#物理解答速報」
5ch
twitterのハッシュタグでは他にも[#大学入学共通テスト]や「#物理」「#物理基礎」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
なお正式な解答は大学入学共通テストでもセンター試験と同様に大学入試センターから後日、発表されます。
1月16日(土)~1月17日(日)→1月20日(水)
1月30日(土)~1月31日(日)→2月3日(水)
にそれぞれ発表される予定で、得点調整も含めた最終発表は年2月1 日(木)が予定されています。
大学入学共通テスト物理の配点や得点調整は?
大学入学共通テストの物理は100点満点で、2020年度センター試験を参考にすると問題数は20問で配点は次のようになります。
大問 | 分野 | 配点 | マーク数 | テーマ |
1 | 小問集合 | 25 | 5 | 各分野の基本問題 |
2 | 電磁気 | 20 | 4 | Aコンデンサー回路、B荷電粒子の運動 |
3 | 波動 | 20 | 4 | Aドップラー効果、B光の干渉 |
4 | 力学 | 20 | 4 | A衝突と円運動、B |
5 | 熱 | 15 | 3 | 浮力と気体の状態変化 |
6 | 原子 | 15 | 3 | 原子核と放射線 |
■参考 センター試験 平均点の推移
年度 | 2020年度 | 2019年度 | 2018年度 | 2017年度 | 2016年度 |
平均点 | 60.7 | 56.9 | 62.4 | 62.9 | 61.7 |