看護師国家試験は大学受験のように定員が決まっている試験ではなく合格基準を満たせば合格できる試験です。
“ボーダーライン”を満たせば国家試験に合格となりますが、第111回看護師国家試験(国試2022)は下記のような日程・内容で行われました。
■日程
2022年2月13日(日)
・午前の部…午前9時50分~12時30分(計2時間40分)
・午後の部…午後2時20分~5時(計2時間40分)
■試験内容
問題数:全240問(午前・午後共に120問ずつ)
人体の構造と機能
疾病の成り立ちと回復の促進
健康支援と社会保障制度
基礎看護学
成人看護学
老年看護学
小児看護学
母性看護学
精神看護学
在宅看護論
看護の統合と実践
第111回看護師国家試験解答速報(国試2022)
2022年の第111回看護師国家試験(国試)の解答速報は
ナース専科
東京アカデミー
twitterのハッシュタグ「#看護師国家試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
資格試験の解答速報では「東京アカデミー」は定評がありますが、
速報のスピードや正確性といった点では看護師に特化した求人サイトでもある「ナース専科」の方が優れている印象があります。
他にもtwitterのハッシュタグ「#看護師解答速報」や「#看護師国試」「#看護師国家試験解答速報」で解答が続々と投稿されるし、
5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、
5ch掲示版に比べると「ナース専科」の方が早い印象があります。
最も信頼できる厚生労働省からも後日、正誤が発表されますが2022年は
「第108回保健師国家試験、第106回助産師国家試験、第111回看護師国家試験の問題および正答について」といったタイトルでページが公開されるものと思われます。
第111回看護師国家試験(国試2021)の合格率,合格基準点は?
看護師国家試験では
必修問題
一般問題+状況設定問題
に分けられています。
それぞれの問題で合格ボーダーラインを超える得点をとることで合格となります。
必修問題は80%以上(50点満点中40点以上)
一般問題と状況設定問題のボーダーラインは毎年変動し平均156点
※250点満点【一般問題は全130問(1問1点)、状況設定問題は全60問(1問2点)】
■「一般問題+状況設定問題」得点率推移
年度 | 開催回 | 得点 | 滿点 | 得点率 | 合格率 |
2020年 | 第109回 | 155点 | 250点 | 60.00% | 89.20% |
2019年 | 第108回 | 155点 | 250点 | 60.00% | 89.30% |
2018年 | 第107回 | 154点 | 247点 | 62.30% | 91.00% |
2017年 | 第106回 | 142点 | 248点 | 57.20% | 88.50% |
2016年 | 第105回 | 151点 | 247点 | 61.10% | 89.40% |
■看護師国家試験の全体合格率
看護師国家試験 | 全体受験者数 | 全体合格者数 | 全体合格率 |
第100回 | 54,138名 | 49,688名 | 91.80% |
第101回 | 53,702名 | 48,400名 | 90.10% |
第102回 | 56,530名 | 50,224名 | 88.80% |
第103回 | 59,725名 | 53,495名 | 89.60% |
第104回 | 60,947名 | 54,871名 | 90.00% |
第105回 | 62,154名 | 55,585名 | 89.40% |
第106回 | 62,534名 | 55,367名 | 88.50% |
第107回 | 64,488名 | 58,682名 | 91.00% |
第108回 | 63,603名 | 56,767名 | 89.30% |
第109回 | 65,569名 | 58,514名 | 89.20% |
■看護師国家試験の新卒・既卒の合格率
看護師国家試験 | 新卒受験者数 | 新卒合格者数 | 新卒合格率 | 既卒受験者数 | 既卒合格者数 | 既卒合格率 |
第100回 | 48,509名 | 46,785名 | 96.40% | 5,629名 | 2,903名 | 51.60% |
第101回 | 49,336名 | 46,928名 | 95.10% | 4,366名 | 1,472名 | 33.70% |
第102回 | 51,458名 | 48,413名 | 94.10% | 5,072名 | 1,811名 | 35.70% |
第103回 | 53,492名 | 50,846名 | 95.10% | 6,233名 | 2,649名 | 42.50% |
第104回 | 55,015名 | 52,547名 | 95.50% | 5,932名 | 2,324名 | 39.20% |
第105回 | 56,414名 | 53,547名 | 94.90% | 5,740名 | 2,038名 | 35.50% |
第106回 | 56,381名 | 53,177名 | 94.30% | 6,153名 | 2,190名 | 35.60% |
第107回 | 57,929名 | 55,764名 | 96.30% | 6,559名 | 2,918名 | 44.50% |
第108回 | 58,308名 | 55,216名 | 94.70% | 5,295名 | 1,551名 | 29.30% |
第109回 | 59,320名 | 56,175名 | 94.70% | 6,249名 | 2,339名 | 37.40% |
第111回看護師国家試験(国試2022)の難易度,受験生感想まとめ
随時更新
看護師に人気のある病院はどこかといえば、東京ならば聖路加国際病院なんかがあります。
ほかにも、東京都立病院や三井記念病院なんかが人気あるようで、求人情報が出されようものならば、希望する看護師さんの応募が殺到するようです。
そこで病院側としてもまずは応募者を整理するために求人するにしてもいきなり広報することはありません。
転職エージェントを通じてこっそりと募集を開始するケースが多く、彼らにいったん、希望者の整理を行ってもらい、求人希望者をふるいにかけるといったことをしていくわけですね。
希望する病院も人気があればあるほどライバルとなる看護師の求人希望者が増えていくのは当然で、激しい競争を潜り抜けていかないといけません。
そのためには、書類審査で門前払いされたり、せっかくの面接のチャンスを生かしきれないと意味がありません。
転職エージェントを通じて、抜かりなく対策を打っておくことが重要で、自己PRをうまくやるためにも、求人情報をいち早くゲットするためにもこうしたサービスを利用するのはとても意味のあることです。
逆に言えば、転職エージェントを使わずに自分一人で転職活動をしようとすると、希望する人気の病院の求人情報なんてなかなかゲットできなくなります。
しかもいったん、働いてしまってからだと普段の激務に忙殺されて、求人情報を探す暇すら持てなくなります。
そんなときにも転職エージェントが代わり情報収集してくれますし、病院への要望もあなたに代わって伝えてくれたりしますので、仕事に振り回され続けることなく、希望の就職ができるようにサポートしてくれます。
看護師としての経験が浅かったり、外来での勤務経験がまるでなかったりすると、非常に不利と言わざるを得ませんが、
転職エージェントの力を借りることによって、こうした状況をひっくり返し、採用の可能性を飛躍的にアップさせることができます。
転職エージェントは、求人募集をしている側の内情を具体的に把握していますので、
たとえ、ほかの応募者と比べて経験などが劣っていたとしても、病院側が求めている人物像やニーズを事前にアドバイスしてくれます。
転職エージェントがいると、より魅力的な履歴書の作成ができたり、面接時に有効な自己PRができるなど、転職活動を有利に進めることができます。
■登録して損はない転職サイト
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担当の転職コンサルタントの数だってサイト数に合わせて増えていきますから、あっちこっちから連絡が来るようになって、収拾がつかなくなってしまいます。
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これまでに何万人もの看護師の転職を成功させてきた実績もありますから、転職コンサルタントもベテランがそろっています。
看護師専門の転職サイトの登録手続きはネットで数分で済みます。登録にも利用時にも費用は一切発生しないですし、辞める時も数クリックですぐに止められます。
サイトに登録したからと言って、絶対に転職しなきゃいけないわけじゃないし、転職するようにプレッシャーをかけられる心配もないので、気軽に使い始めることができますよ。
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