小室淑恵さんは株式会社ワーク・ライフバランス社長として、会社名のとおり仕事と私生活の両立をアドバイスするプロフェッショナル。
2人の子供を育てながら自らワーク・ライフバランスを体現する小室淑恵さんの気になるプロフィールをまとめています。
小室淑恵wikiプロフィール
名前:小室淑恵
1975年4月16日
年齢:45歳
出身地:東京都八王子市
出身高校:日本女子大学付属高校
小室淑恵さんはもともと、専業主婦志向の強い人でした。
日本社会だと女性の活躍は期待されてもいないし活躍できるような場所もないことに悩み始め、
小説やテレビドラマでキャリアウーマンが必ずしも幸せな人生を歩んでいないことも大きな影響を受けました。
そんな小室淑恵さんの考えを一変させたのが、大学在学中に猪口邦子(参議院議員・国際政治学者)さんの講演を聞いたこと。
まさにバリキャリのど真ん中を行く人から、
「これからは共働きが当たり前になる」
「子育てする女性の視点が商品・サービス開発に役立つ」
聞かされたことから、就職活動の準備を怠っていたこともあり、自分を変えたいとアメリカ合衆国カリフォルニア州に渡り、1年近く滞在した。
放浪の旅をしながら住み込みベビーシッター先で、証券アナリストとして働くホストマザーと出会います。
彼女は育児休業中もeラーニングに励んで新たな資格を取得すると、職場復帰するタイミングで以前より好待遇で昇進したことに感銘を受けます。
シングルマザーが育児とキャリアを両立する姿に衝撃を受けた小室淑恵さんは「育児と仕事の両立支援」を自らのテーマと位置づけ、
帰国後の大学4年時には、エティック(ベンチャー企業を専門にした大学生に対してインターンシップをコーディネートしてるNPO法人)を通して株式会社ネットエイジでインターンを経験。
ネットエイジは今でこそネットビジネスのインキュベーションを行う会社として知られますが、当時は社長1人とSE2人だけのマンションの1室という小さな世帯。
ただ小室淑恵さんは全社営業成績の87%を稼ぎ出しました。
小室淑恵の経歴
小室淑恵さんは大学卒業後、資生堂に入社すると奈良支社配属を経て、本社経営企画室IT戦略担当となります。
渡米中の体験から、社内ビジネスコンテストで育児休業者の職場復帰を支援するプログラム『wiwiw』を提案して優勝。
この経験がワークライフバランス社の起業にもつながりm最多。
ワーク・ライフバランスのコンサルティングを手掛ける株式会社ワーク・ライフバランスでは、
労働時間の削減や有給取得率の向上を通じて、業績が向上し、社員満足度の向上や、自己研鑽の増加、企業内出生率の向上といった成果をたたき出す企業が続出。
「残業ゼロで売上げUP」をテーマに生産性の高い組織を作るワーク・ライフバランスコンサルティングを多くの企業に提供、現在までにのべ1000社を超える組織を支援しています。
女性の育児休業者に限らず、男性の育児休業者、介護休業者、うつ病などでの休業者が職場にスムーズに復帰することができるようにサポートする仕組み「armo (アルモ)」を開発。
長時間労働体質の企業を生産性の高い組織に改革する手腕が高く評価され、
「朝メール.com」「WLB組織診断」等のWEBサービスを開発し1000社以上に導入。
「WLBコンサルタント養成講座」を主宰し、これまでに1100名の卒業生を輩出しています。
小室淑恵さんはワーク・ライフバランスのことを、仕事とプライベートの単なる時間の比率の調整ではなく、ワークとライフの相乗効果の関係性だと考えています。
仕事とプライベートの時間比率を『4:6』『7:3』と区切るだけではなく、ワークとライフで「シナジー」を生み出すことが本当の意味での仕事とプライベートとしています。
様々な事情で仕事を休まなくてはならない方も、復帰後にきちんと職場でステップアップしていける仕組みを創ることで、多種多様な価値観を受け入れられる日本社会にするべく、日々尽力している。
ちなみに、報道ステーションに出演した際、古舘伊知郎キャスターから次のような意地悪な質問をされていました。
「私のように60超えた年代の人間は、『一生懸命働く=長時間労働』が染み付いちゃってる。ダメですか? やっぱりね!」
それに対して、小室淑恵さんは否定するどころかむしろ古舘キャスターの発言を受け入れたうえで、見事に切り返していました。
「過去の人口ボーナス期・大量生産が業績に結びついた時期であれば大正解なんですが、現在は高付加価値の時代なので必要なのは(早く家に)帰って、消費者の感覚を持つこと」
■小室淑恵の受賞歴など
2004年 日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004・キャリアクリエイト部門
2006年 「armo(アルモ)」が第3回「日本ブロードバンドビジネス大賞」を受賞。
2012年3月 国会にて「日本の長時間労働の問題点と解決策」を提案
2012年6月 プレゼンテーションカンファレンスのTEDxTokyo スピーカーとして選出
■職歴など
安倍内閣産業競争力会議民間議員
経済産業省産業構造審議会
文部科学省中央教育審議会
ワーク・ライフバランスコンサルタント
一般財団法人 生涯学習開発財団 認定コーチ
介護ヘルパー2級
金沢工業大学 客員教授
株式会社オンワードホールディングス社外取締役
アクセンチュア株式会社インクルージョン&ダイバーシティ・アドバイザリー・ボード
朝日生命保険相互会社評議員
小室淑恵の本
『プレイングマネジャー 「残業ゼロ」の仕事術』(ダイヤモンド社)
『働き方改革―生産性とモチベーションが上がる事例20社』(毎日新聞出版)
『労働時間革命―残業削減で業績向上! その仕組みが分かる』(毎日新聞出版)
『女性活躍 最強の戦略』(日経BP社)
『結果を出して定時に帰る時間術』(成美堂出版)
『「3人で5人分」の成果を上げる仕事術』(日本経済新聞出版社)
『30歳からますます輝く女性になる方法』(株式会社マイナビ)
『改訂版 小室淑恵の即効プレゼン術』(学研パブリッシング)
『残業ゼロで好業績のチームに変わる 仕事を任せる新しいルール―』(かんき出版)
『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術』(朝日新聞出版)
『あなたが輝く働き方』(PHP研究所)
『6時に帰るチーム術―なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)
『男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる』
小室淑恵のツイッターやインスタグラム
小室淑恵のツイッター
小室淑恵のインスタグラム
小室淑恵のフェイスブック
@yoshie.komuro.5
小室淑恵の高校や大学など学歴は?
小室淑恵さんは小学生ころには学級委員に進んで立候補する積極的な性格だったそうです
高校は私立の中高一貫であり、女子高の日本女子大学付属高校に進学しているので、中学から同じ学校に通っていた可能性が高そうですね。
小室淑恵の夫は?
小室淑恵さんは、2年間の日本・アメリカ間での遠距離結婚生活を経て2003年に結婚しています。
官僚として国会の大臣答弁を書いているそうなので、外務省勤務の夫のようですね。
2006年4月22日に第一子・3300グラムの元気な男の子を出産すると、2012年には第二子の長女も誕生しています。
2021年時点では長男が15歳、長女が9歳になりますね。
ちなみに、小室淑恵さんが妊娠に気づいたのは資生堂に辞表が受理された翌日だったそうです。
起業と両立させるられるかと不安を抱えながらも、およそ3年かかって経営を軌道に乗せています。
ただ夫は初めから子育てに積極的にかかわっていたわけではなく、どちらかというと小室淑恵さんに育児を丸投げしていたようです。
産後2ヵ月で小室淑恵さんが講演の仕事でどうしても家を留守にしなければいけなくなったとき、夫に子守を頼んだところ、「今日は仕事が全部中途半端」と不満をぶつけられ、大喧嘩になったそうです。
小室淑恵さんがそこで、抱えていたものをすべて夫に訴えたところ、そこから徐々に夫が育児に協力してくれるようになり、最終的には保育園の送り迎えなどもしてくれるようになったそうです。
小室淑恵の年収は?
小室淑恵さんは、経営が順調なワークライフバランスという会社の社長であり、講演活動で全国を飛び回る忙しさ。
講演会の金額は、人気講師ともなると1回の講演で100万円から200万円にもなりますが、小室淑恵さんはおそらくはまだそこまでの水準には達していないんじゃないでしょうか。
それでも多数の著書を手掛けるなど、複数の収入源を持っていることから年収は2000万円、3000万円といったレベルかもしれませんね。