9月9日放送のなつぞらでは、なつが東洋動画をいよいよ退職!
堀内幸正(田村健太郎)、仲努(井浦新)、井戸原昇(小手伸也)、制作部長・佐藤利之(橋本じゅん)
といった東洋動画のアニメーターや制作陣に拍手で見送られ、
マコプロダクションへと移籍となりました。
ミルコス(なつぞら)のモデル会社はカルピス?
なつの退職では、キックジャガーや魔界の番長などのテレビ漫画を
共に作り上げてきた荒井康助(橋本さとし)も定年の日を迎えていましたね。
マコプロダクションでは、「大草原の少女ソラ」の作画監督をなつが担当することになっていて、
演出は坂場一久、色指定と仕上げはももっちこと森田桃代、
そして、美術監督は天陽のお兄さんの山田陽平が担当することになりました。
山田陽平までマコプロダクションに移籍をしたのは意外だったものの、
まこさんと山田陽平は実は東洋動画の同期で、お互いに気心の知れた間柄だったのかもしれません。
「大草原の少女ソラ」の舞台は大正から昭和にかけた開拓時代の北海道で、
開拓者一家の日常を描いた物語。
放送時間・曜日は日曜の夜のゴールデンタイムということで、
その名も「ミルコスまんが広場」。
まこさんは「ミルコスの社長が北海道出身だからこの企画が通った」
と話していましたが、ミルコスという会社はカルピスをモデルにしていると考えて良さそうです。
ミルコスとカルピスはなんとなく語感も似ているし、
カルピスまんが劇場(世界名作劇場)も日曜夜に放送されていたアニメ枠で、
地上波シリーズは全23作、放送期間22年3か月という非常に長い歴史を持っています。
ちなみに、カルピスまんが劇場は時代と共に名称が徐々に変わったり、
途中でスポンサーがカルピスからハウス食品に変わったこともあって、
- カルピスこども劇場
- カルピスファミリー劇場
- 世界名作劇場
- ハウス食品世界名作劇場
- 世界名作劇場
といった感じに名称変更を繰り返していました。
ミルコス社長は誰?大泉洋?鈴井貴之?
ミルコス漫画広場として放送することになった「大草原の少女ソラ」は、
関東プロダクションを通さずに企画も制作もママコプロが独自に手がけるテレビ漫画の第1作目。
放送開始は半年後の10月からから1年間という予定で、
マコプロとしては絶対に失敗は許されない仕事となります。
さっそく企画会議が始まって十勝にロケハンに行くことになりましたが、
坂場一久や神地航也のモデルとされる高畑勲や宮崎駿が手掛けた「アルプスの少女ハイジ」も
スイスにロケハンに行っているので、おそらくはモチーフにしたんじゃないかと思われます。
気になるのは、北海道の開拓者出身だというミルコス社長の正体。
カルピスの社長(創業者)は大阪の人なので別人だと思われ、
架空の人物としてミルコス社長が登場するのかもしれません。
となるとミルコス社長を誰が演じるのか?に注目が集まるところですが、
なつぞらでは、北海道の著名な劇団であるナックスのメンバーが続々と出演していることも話題になっています。
- 森崎博之
- 安田顕
- 戸次重幸
- 大泉洋
- 音尾琢真
の5人のうち、なつぞらにまだ出演をしていないのは大泉洋だけ。
ネットでは大泉洋がミルコス社長じゃないのか?と推測する人が多いようです。