着やせ効果が高いと言われていた服の色は使いやすい基本カラーでもある黒で、
引き締めNO.1カラーのゆるぎないポジション(?)を確立していたように思います。
マツコデラックスさんもなんとなく黒っぽい服を好んで着用している気がするのも、
体型を少しでも細く見せたいという思いがある?のかもしれませんが、
服の色による着やせ効果を大学の研究室が科学的に検証したことが話題となっています。
着やせ効果検証!色は白より黒い服?裾は入れる・入れない?
女性であれば誰だって、太って見られたいなんて思わないはずで、
痩せて見せたいし、足だってできれば長く見せたいと思うモノじゃないでしょうか。
そんな体型に悩む女性の悩みに科学的にメスを入れたのが、
大阪大学大学院人間科学研究科の森川和則教授の研究チーム。
森川教授の研究室は「認知心理学」をテーマに研究活動を行っているようで、
このたび、3DのCG技術(コンピューターグラフィックス)を使い、
服装の色使いによる(見た目の)体形の変化を科学的に測定・検証する手法を開発したとのこと。
以前から黒い服の着やせ効果が高いと言われていたものの、あくまでも主観によるもので客観性がありませんでした。
そこで、森川教授らの研究チームが開発した手法によってまず、
日本人女性の平均的な体形にぴったりとした全身タイツを着せた画像をベースに、
- 白色のシャツとスカートを着せた画像
- 黒色のシャツとスカートを着せた画像
の2パターンに加えて、
- シャツの裾をスカートの中に入れた場合
- スカートからシャツの裾を出した場合
の4パターンを作成し、合計5つの画像を用意。
先ほどの3DCGを使い、スリーサイズ(バスト、ウエスト、ヒップ)を2センチ刻みで増減させて、
白黒の色違い・裾を入れる・入れないの違いのある服の画像と比較して、体形の見え方を検証
黒い服と白い服を比べるとバスト、ウエスト、ヒップとも
- 黒い服の方が1・8センチ細く見える
- シャツの裾を入れた方が1・3センチ細く見える
という結果が導き出されました。
着やせ効果検証!ゆるニット+Iラインボトムで黒い服は着やせ効果抜群!
この研究結果を信用するのであれば、
- 白に近い明るい色を着る場合にはシャツの裾を入れると着やせ効果がある
- シャツの裾を出すなら黒い色もしくは暗めの服を選ぶと良い
という風にコーディネートを考えることもできますね。
着やせ効果が劇的に高いと最近評判の「ゆるニット+Iラインボトム」の組み合わせにするのであれば、
ゆるニットの色は黒にしてIラインボトムに裾を入れるのが、最も着やせ効果が高いということになります。