中国の若手女優・高溜(ガオ・リュウ)が、「悪夢」のような美容整形手術の失敗で鼻先が壊死したことを中国で人気のソーシャルメディア「新浪微博」に投稿し大きな波紋を呼びました。
高溜(ガオ・リュウ)鼻の壊死は整形失敗!
中国女優の高溜(ガオ・リュウ)、鼻整形後に”壊死”…写真公開し韓国でも話題に
中国の女優 高溜(ガオ・リュウ)が、鼻整形後に壊死したことを告白。その写真を公開し、韓国でも話題になっている。
高溜は去る2日、Weibo(中国版Twitter)に写真を投稿し「友人に『鼻さえ直せば完ぺきな顔』と言われ、整形外科の紹介を受けた。その病院で昨年10月、鼻の整形手術を受けた。手術をして美しくなると思ったのに、悪夢のようなことになるとは思いもしなかった」と明かした。
高溜の説明によると整形手術後、鼻に異常が生じて2度の皮膚復元手術を受けたものの、状況は好転せず。鼻先の皮膚が黒く壊死したという。
高溜は「結局、治療のために広州のある病院に入院した。手術前の姿に戻ることはできないと言われた。これは、わたしの芸能生活の終了を意味するのと同じ。現実を受け入れることができない」とし「極端な選択(自死を意味)をしようと衝動に駆られることもある」と苦痛を打ち明けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc5aeb6b2eed15e0a4093928d9766da188a31f53
中国の女優・高溜(ガオ・リュウ)さんは2020年10月に4時間におよぶ鼻の整形手術を受けました。
軟骨移植手術は無事に終了したかに見えましたが、違和感を覚え二度の皮膚復元手術を受けることにります。
その結果、鼻先の皮膚が黒く壊死してしまったことを明かしていました。
高溜(ガオ・リュウ)鼻の壊死はどこの美容外科で手術?
中国国内では2019年に手術を受けた2000万人のうち、3分の2近くが10代・20代の若者だったといいます。
ただ、こうした需要の高まりから無資格で美容整形を行うクリニックを問題視する声が高まっています。
去年4月には、中国政府が「トラブルが増えている傾向がうかがえる」として取り締まりの強化を発表、社会問題になりつつあります。
友人から紹介されたクリニックについて高溜(ガオ・リュウ)が確認したところ、鼻の美容手術を行う資格がなかったことが判明。
調べてみると高溜(ガオ・リュウ)自身のSNSの投稿から「広州西志光光医療美容」もしくは「広州西士時間医療美容」というクリニックで鼻の整形手術を受けていた、という記述がみられました。
広州市保健衛生委員会の調査の結果、手術を行った医師は、美容整形手術を単独で行う医療美容主治医としての資格を有しておらず、6ヶ月の診療活動停止の行政処分を受けました。
また、同クリニックは、過去に8ヶ月で5回も行政処分を受け、対応する資格を取得していない医師を使用して鼻整形手術を単独で行ったため、警告を受け、行政処分として合計8万8,000元以上の罰金を科されたの罰金が科せられました。
高溜(ガオ・リュウ)の現在
高溜(ガオ・リュウ)さんは術後、別の病院に治療のため2か月入院したものの、組織の損傷が激しく、再建手術を受けるためには、さらに1年は待つ必要があるといいます。
撮影予定だった2作品のドラマは降板を余儀なくされ、出演料はおろか違約金が発生したうえに、事務所との契約も解除
40万元(約650万円)の違約金が発生したことも明かし金銭的にも困窮する状態をSNSで報告していました。
現在は別の病院で治療を行っているが、完全に回復する保証はなく芸能界からの引退を示唆する記述もみられます。
広州の病院は事業廃止申請を完了し、高溜(ガオ・リュウ)さん都はすでに和解が成立しているとのこと。
正確な賠償額は公表されていませんが、高溜(ガオ・リュウ)さんは200万ドルを要求しとも報じられています。
2020年の大晦日も一日中、病院や診療所、薬局などを駆け回りました。 繰り返す鼻の炎症に対処するために医者を探し続けていたそうです。
■高溜(ガオ・リュウ)プロフィール
生年月日:1996年2月14日
年齢:25歳
出身地:中国
学歴:北京電影学院
職業:女優、歌手