オリオン座流星群は三大流星群(しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群)ほどではないものの、
1時間当たりの流星の数が多く、明るい流星も多くみられるので
観測しやすい流星群として毎年人気のあります。
例年、ほぼ決まった日にちに極大日(ピーク)を迎えるので、オリオン座流星群の日を
心待ちにしている天体写真愛好家もたくさんいます。
オリオン座流星群2019関東(東京)のピーク時間帯は何時から何時まで?
オリオン座流星群2019は、みずがめ座η流星群と同じくハレー彗星を母天体とする流星群で、
少なくとも1時間に5~10個ぐらいの流星を観測することができますが、
2006年のように流星数が大量発生して1時間に50個~100個も観測されれるケースも珍しっくありません。
オリオン座流星群は毎年、
10月2日~11月7日
という決まった時期に出現していて、極大日(ピーク)を迎えるのも毎年
- 10月21日(月)
- 10月22日(火)
あたりとなっていて、オリオン座流星群2019が最高のピークを迎える日時は
10月22日8時です。
すでにお日様が天高く昇っているので、オリオン座流星群2019は残念ながら、
ピーク時はあまり観測に適しているとは言えません。
さらに10月21日から10月22日にかけて月明かりに邪魔されて、
オリオン座流星群2019は観測しにくいという悪条件。
ただそれでも、
- 月の光に邪魔されない方角を観測する
- 日没から夜明け前のくらい時間帯に観測する
- 観測に適した暗い場所を選ぶ
といった工夫をすることで、
オリオン座流星群2019の観測は十分に可能です。
東京を含む関東では21時を過ぎる頃には、
オリオン座流星群2019の観測に適した時間帯と言えます。
オリオン座流星群2019が観測できる日にちはいつからいつまで?関東の天気は?
オリオン座流星群の観測に適しているとされるのは
毎年10月2日~11月7日の間とされていますが、
オリオン座流星群は極大(ピーク)がなだらかに続く特徴があるため、
10月22日を過ぎても4~5日位の間は深夜00:00から夜明けまでの間に、
流星群を観測できます。
オリオン座流星群2019を観測するのであれば、
- 10月20日
- 10月21日(ピーク)
- 10月22日(ピーク)
- 10月23日
- 10月24日
- 10月25日
- 10月26日
当たりで天気の良い日を狙うと良いです。
オリオン座流星群2019関東(東京)の方角は?
オリオン座流星群2019は放射点が星座の「オリオン座」のあたりに位置しています。
※放射点とは流星が流れ始める始点のこと。
観測するならばオリオン座のある方角を見たら良いと言われるものの、
流星群を観測するにあたってそもそも方角はあまり気にする必要はありません。
オリオン座流星群2019に限った話ではなく、
流星群というのは放射点から360度全方向に向かって伸びていきます。
つまり空全体を流星群が駆け巡ることになるので、
しいて言うならば、オリオン座流星群2019の観測に適した方角は、
真上を見上げるというのが良いです。
周囲に電灯など明るいものがなく月明かりに邪魔されない方角が、
オリオン座流星群2019を観測するのに良い方角と言えます。
オリオン座流星群2019関東(東京)の穴場の観測スポットは?
関東(東京近郊)でオリオン座流星群2019の観測に適したスポットを上げると
- 奥多摩湖(東京都)
- 赤城山(群馬県)
- 城ヶ島公園(神奈川県三浦市)
といった場所は天体観測で人気のある場所になります。
他にも、オリオン座流星群2019の観測におすすめの穴場スポットを
ツイッターなどに投稿された情報を整理すると、
- 三浦半島(神奈川県三浦市)
- 東浪見海岸(とらみ海岸、千葉県長生郡)
- 「神磯の鳥居」大洗磯前神社(茨城県)
- 沼ツ原湿原(栃木県那須岳)
- 八方ヶ原(栃木県矢板市)
といった場所があります。