ワールドカップ2015では優勝候補筆頭でベスト4の成績を収めた南アフリカは、
結局、2回しか負けることがなかったものの、そのうち1回は決勝進出をかけてイングランドに敗れたこと、
そしてもう一つが予選リーグで日本に32-34と最後の劇的なトライで敗北しを喫した試合でした。
当時も「世紀の番狂わせ」と随分と話題になりましたが、
ワールドカップ2019でも日本がまたもや優勝候補筆頭のアイルランドを
19-12というスコアで破る大金星を挙げて話題となっています。
アジア初・ラグビーワールドカップ史上初となるラグビー日本代表の
決勝出場進出(ベスト8)が現実味を帯びてきましたが、
高校で実際に花園を目指してラグビーをやってきた筆者が
サモア戦日本代表スタメンを予想してみます。
サモア戦日本代表スタメン予想!松島幸太郎,堀江翔太,リーチマイケルは?
- 背番号1番(プロップ):稲垣啓太
- 背番号2番(フッカー):堀江翔太
- 背番号3番(プロップ):ヴァルアサエリ愛
- 背番号4番(ロック):ヴィンピー・ファンデルヴァルト
- 背番号5番(ロック):ジェームス・ムーア
- 背番号6番(フランカー):ピーター・ラブスカフニ
- 背番号7番(フランカー):ツイ・ヘンドリック
- 背番号8番(No.8):姫野和樹
- 背番号9番(スクラムハーフ):流大
- 背番号10番(スタンドオフ):田村優
- 背番号11番(ウィング):レメキ ロマノ ラヴァ
- 背番号12番(センター)):中村亮土
- 背番号13番(センター):ラファエレ・ティモシー
- 背番号14番(ウィング):松島幸太朗
- 背番号15番(フルバック):ウィリアム・トゥポウ
控え選手
- リーチマイケル
- トンプソンルーク
- 田中史朗
- 松田力也
- 福岡堅樹
- 中島イシレリ
など
現時点の世界ランキングでは日本が8位なのに対してサモアは15位。
直近の戦績を見ても日本がサモアを上回っているので、
サモア戦では日本が勝つ見込みは高いと思われます。
どちらかというと世界ランキング9位と日本よりも1つ下位ではあるものの、
ポイントでいうとたった0.16しか離れていないスコットランドの方が脅威で、
日本はスコットランド戦に照準を合わせてくると思われます。
サモア戦は主力の中で、できるだけ温存させたいメンバーはスタメンからはずし、
スコットランド戦に備えてくるというのが私の予想で、
特に下記の2人を温存させる可能性は高そうです。
- リーチマイケル
- トンプソンルーク
トンプソンルークは40歳間近でワールドカップ2019で現役引退を表明しているし、
リーチマイケルも30歳を超え年齢的に体力面で厳しいものがあるだろうし、
今年初めまでは怪我でしばらくラグビー日本代表からは遠ざかっていました。
アイルランド戦でもリーチマイケルが途中出場した時点から、流れが大きく変わったように、
今のラグビー日本代表にとってリーチマイケルの影響力は非常に大きいものがあり、
今後の重要な試合での出場に備えて温存させるのではないかと思っています。
サモア戦で怪我の心配があるスタメン外は福岡堅樹,アナマキレレイマフィなど
アイルランド戦ではアナマキレレイマフィが負傷退場したことを受けてリーチマイケルが途中出場しましたが、
試合後の発表によると怪我は肋軟骨負傷で医者の診断では全治2週間。
1週間で試合に出れないこともない(?)ようですが、
サモア戦ではベンチメンバーからも外して休養に専念させるのは確実と思って良いでしょう。
アナマキレレイマフィのポジションであるN0.8は姫野和樹が台頭してきたこともあって、
決して穴が空いたわけではなく、コンディション的に姫野和樹の出場が濃厚といった感じです。
福岡堅樹に関しては控えメンバーに名を連ねてくるとは思いますが、
あくまでもサブメンバー的な感じで試合に出てくることはないかもしれません。
日本が負けていて逆転を狙うとか、誰かが負傷退場するようになった場合に、
福岡堅樹が出場してくるとみていて、彼も怪我を抱えているのが一番の心配どころです。
アイルランド戦の試合終了間際では、華麗なインターセプトからゴールギリギリまでボールを運んだものの、
南アフリカ戦で怪我をする以前の福岡堅樹ならば、ディフェンスに捕まることなく、
トライできていたように思います。
途中でスピードが大きく減速していたように感じるので、
福岡堅樹のけがは治りきっていないかもしれません。
サモア戦日本代表スタメン発表!
- 背番号1番(プロップ):稲垣啓太
- 背番号2番(フッカー):坂手淳史
- 背番号3番(プロップ):具智元
- 背番号4番(ロック):ヴィンピー・ファンデルヴァルト
- 背番号5番(ロック):ジェームス・ムーア
- 背番号6番(フランカー):リーチ・マイケル
- 背番号7番(フランカー):ピーター・ラブスカフニ
- 背番号8番(No.8):姫野和樹
- 背番号9番(スクラムハーフ):流大
- 背番号10番(スタンドオフ):田村優
- 背番号11番(ウィング):レメキ ロマノ ラヴァ
- 背番号12番(センター)):中村亮土
- 背番号13番(センター):ラファエレ・ティモシー
- 背番号14番(ウィング):松島幸太朗
- 背番号15番(フルバック):山中亮平
控え選手
- 16:堀江 翔太
- 17:中島イシレリ
- 18:ヴァル・アサエリ愛
- 19:ヘル・ウヴェ
- 20:ツイ・ヘンドリック
- 21:田中 史朗
- 22:松田 力也
- 23:福岡 堅樹