5月7日の「グッドモーニング」内のクイズ「お天気検定」で出題された問題は「アジサイの別名は?」でした。
答え:アジサイの別名は?【お天気検定】
青:雨降らし
赤:七変化
緑:摩訶不思議
答え:七変化(赤)
紫陽花(アジサイ)の別名には、七変化や四片、手毬花などがあります。オタクサや刺繍花、八仙花も紫陽花の別名です。俳句や和菓子などにも使われます。
七変化というヤマアジサイの品種もあります。 販売されている苗についているタグに「七変化」と記載されていても、 品種としての七変化を指していないことがあります。
■七変化の特徴
花は、両性花が中心に固まっていて、その周りに装飾花が咲くガク咲きタイプです。
装飾花は一重で、花びらの数も4枚と多くはないので、
ヤマアジサイらしい楚々とした雰囲気があります。中心の両性花はふんわりと集まっていて、ばらけた印象はなく、よく固まっています。
両性花が開花すると、長いしべが目立つようになり、花房の雰囲気が変わります。
色は青~濃い桃色まで様々です。開花中に色が変化することもあり、七変化と名づけられたのかもしれません。
花色は土の酸度によっても変化するので、好みの色に咲くようになるまで、
少しずつ酸度を調整していく楽しみがあります。ヤマアジサイは購入したばかりの苗の場合、とても小さいことが多く、
1年目には花数も枝数も少ないことが多いです。けれど数年の間育て、徐々に株が大きくなってくると、枝も花も数が増えます。
小さいうちのかわいらしさも良いですが、
花の数が増えてきた時の見応えのある姿も素敵です。花数が増えると、花によって開花スピードが異なるため、
1房ごとに花色に微妙な違いがあり、1株でグラデーションを楽しむことができます。枝はヤマアジサイらしい、細くて繊細な枝をしています。
細くて頼りなさそうに見えますが、花房自体が大きくはないので、
折れたり倒れたりすることは少ないです。しなやかさがあるので、風に揺れる姿も美しいです。
葉の形は、西洋アジサイやガクアジサイに比べて小型で、やや細長い形をしています。色は育てている環境や株によって濃淡があり、
濃いめになることもありますし、明るいグリーンになることもあります。花色や葉色が育てている環境によって変わるため、
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その変化を楽しむことができるのも、七変化の魅力です。