アニメ「星合の空」は廃部寸前の男子中学ソフトテニス部を舞台とした赤根和樹監督のオリジナル脚本で 2019年10月10日から放送開始。
(静岡放送など一部地域は2019年10月22日~)
オープニングテーマ「水槽」で中島愛さんが歌っていますが、
星合の空エンディングテーマ(ED)「籠の中の僕らは」に合わせて踊るダンス動画の振り付けにパクリ疑惑が浮上して話題になっています。
星合の空edダンス(振り付け)はパクリ?振付動画を比較検証!
「何ごとも 変わりはてぬる 世の中に ちぎりたがはぬ 星合の空」というキャッチフレーズの元、
夏の大会で最低一勝することを目標としているソフトテニス部所属の主人公の桂木眞己とパートナーの新城柊真を中心に、
様々な想いを胸に抱く少年たちの青春ストーリーが描かれるアニメ「星合の空」。
ソフトテニス部廃部を食い止めるためには、運動神経抜群の転校生、桂木眞己の力が必要だと部長の新城柊真は考え、
幼馴染でもある2人が桂木眞己の家庭の事情(経済,虐待問題)を乗り越えペアを組みます。
ストーリー自体は個性的なキャラクターがそろっていて次回が待ち遠しく感じる内容ではあるものの、
ネットでは星合の空というアニメの評価よりもエンディング(ED)のダンス動画に注目が集まっています。
ダンサー兼振付師の「めろちん」という方がツイッターに下記のような投稿をしています。
めろちんの振り付けと星合の空EDダンス動画を比較している動画ですが、
最初から最後まで、振付動画がぴたりと一致していることがわかります。
めろちんの振り付け動画「ELECT踊ってみた」が投稿されたのは2016年のことなので、
星合の空が放送されるずっと前のことですから、変な言いがかりをつけているわけではなさそうです。
めろちん振り付けのパクリ疑惑で著作権は?星合の空edダンスはアニメでも著作権侵害?
星合の空edダンスが仮にめろちんのダンス振り付けをトレースしたものであれば、
めろちんさんは全く知らなかったようなので、無許可で使用したと考えられます。
そうなると著作権的にどうなってしまうのかが気人るところですが、
そもそも「振り付け」に著作権は認められるんでしょうか?
「振り付け」の著作権に関する記述を探してみると次のようなものがありました。
「ダンスの振り付けが著作物に該当するというためには、それが単なる既存のステップにとどまらない顕著な特徴を有するといった独創性を備えることが必要である」との基本的な考え方を述べた上で、
基本ステップから構成され、その流れや展開がありふれている振付け
基本ステップに若干のアレンジを加えたに過ぎない振付け
単純な動きであって顕著な特徴がない振付け
https://www.kottolaw.com/column/001313.html
等について著作物性を否定しています。
「ボックスステップ」のようにスタンダードなステップに関しては、著作権は生じないと思われますが、
J Soul Brothersで有名になったその場で走っているように見える「ランニングマン」のように定番となりつつある振り付けの場合、
著作権が微妙といった感じのようで、星合の空edダンスに関しても、
結局、めろちんさんがどのような対応をするのかにかかってきそうです。