日本で修羅の国の呼び名が高い地域と言えば北九州ですが、
東京都に限定をすればおそらくは足立区が選ばれるんじゃないでしょうか。
東京の中でも足立区は西新井などエリアで再開発が進んでいるとはいえ、昭和の香りがまだなお濃くなっている地域も多く見られますが、
そんな足立区でタイマンの約束をした少年が決闘罪で書類送検されるというとんでもない事件が起こりました。
足立区の決闘罪の罰金罰則は?決闘罪適用の理由は?
報道によると、少年2人がなぜタイマンすることになったのかというと、
交際相手を馬鹿にされた〈?〉ことが原因のようです。
タイマンするにあたって武器の持ち込みを禁止しさらに、持ち物チェックすることも事前に決めておいたと言いますから、
準備を整えたうえでケンカをすることに関して決闘罪が適用されたと言えるのかもしれません。
もし偶発的に起きたタイマンだったのであれば、決闘罪は適用されなかったもしれませんね。
決闘罪について調べてみると決闘を申し込まれて断った場合には、
逆に「名誉棄損」で訴えられる可能性もあるということで、現代において決闘はもはや、
誰も得をすることのない不毛のやり取りと言えるのかもしれません。
ちなみに明治41年までは罰金刑として「20円以上200円以下」があったようですが、
現在は廃止されているようです。
決闘罪の話|参議院法制局
参議院法制局は、参議院議員の立法活動を補佐する国の機関であり、参議院議員などの依頼に基づいて法律案及び修正案の立案、法律問題の調査などの業務を行っています。