緊急速報(エリアメール)では命の効きに関わる災害が発生した際に避難勧告や警告がユーザーに告知されます。
- 地震速報
- 津波警報
- 特別警報
- 災害・非難情報
などなどが緊急速報(エリアメール)で知らされ、実際に台風被害などで活用した方も多いのではないかと思いますが、
緊急速報(エリアメール)の音量が大きすぎてビックリしてしまう人はもっと多かったんじゃないかと思います。
マナーモードのON/OFFにかかわらず、緊急速報(エリアメール)の警報音は最大音量で鳴動する仕組みになっていますが、
どんなふうに設定をすれば音量を小さくできるんでしょうか？
iphone(docomo,au)で緊急速報の音量設定する方法
結論から言ってしまうと、緊急速報(エリアメール)の音量を変更することができません。
常にiphoneの最大音量で緊急速報(エリアメール)なっていて、ボリュームボタンで音量設定できるような仕組みにはなっていません。
ドコモの公式ページでも下記のように案内されています。
エリアメール（津波警報、および災害・避難情報）受信時は、iOS 8.0以降の場合、常に最大音量で鳴動します。iOS 7.0?7.1の場合、着信音量は端末の音量設定に従い、マナーモード時には着信音が鳴りませんのでご注意ください。
https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/guide/service/areamail/
以前のiOSのバージョンのiphoneだと端末の音量設定・マナーモードが優先されて、
緊急速報(エリアメール)の音量も調節されていたようですが、現在ではよほど古いiphone端末じゃなければ、
最大音量で緊急速報(エリアメール)の着信を知らせる仕様となっているようです。
iphoneで緊急速報の音量設定オフにする方法(docomo,au共通)
あまりおすすめはできませんが、緊急速報(エリアメール)の音量設定は代えられないものの、
オン・オフを切り替えることはできます。
オフにするともちろん、緊急速報(エリアメール)の通知が来ても画面に情報が表示されるだけで、
通知音が鳴らなくなり警報・警告に気づくのに遅れることが予想されるので、
自分で自分の身を身を守る手段を十分に整えておきましょう。
iPhoneで緊急速報(エリアメール)の受信設定を変更するには、
ホーム画面から「設定」から「通知」の項目をタップして選択し、
一番下にある「緊急速報」の項目をOFFにすればＯＫです。
※Android端末の場合：設定＞アプリと通知＞詳細設定＞緊急速報メール＞緊急速報メールの許可
緊急速報(エリアメール)以外におすすめのアプリ
緊急速報(エリアメール)の音量設定をオフにした場合には、
絶対に別の手段で災害情報を入手できるようにしておきましょう。
オススメなのは、災害関連のニュースをいち早く配信してくれるアプリをインストールしておくことで、具体的には、
- Yahoo!防災速報
- NHK ニュース・防災
の２つがあります。
Yahoo!防災速報は自分の活動地域を複数設定しておくことができるので、
職場のある「港区」、自宅の「練馬区」といった感じで地域設定ができます。
地震速報に関しては警報を通知する予想震度を「震度3以上」から設定できるので、
緊急速報(エリアメール)では配信されない速報も受け取ることができるし、
「熱中症」「地域の防犯情報」「訓練情報」といった情報も配信してくれます。
NHK ニュース・防災は、NHKのニュース・天気・災害情報のキュレーションアプリで、
災害関連情報も逐一更新されるます。
天気予報では、現在地や設定地域の予報や雨雲データマップ、
災害情報では、現在地や設定地域の情報に加え、国内各地の津波、地震、台風、警報・注意報、土砂災害、竜巻の各情報が閲覧できます。
大音量の緊急速報(エリアメール)が通知される条件
（１） 避難準備・高齢者等避難開始
（２） 避難勧告
（３） 避難指示（緊急）
（４） 災害発生情報
（５） 警戒区域情報
（６） 津波注意報
（７） 津波警報
（８） 大津波警報
（９） 噴火警報（レベル 3 未満の火口周辺警報を除く〉
（１０） 指定河川洪水予報（はん濫注意情報を除く）
（１１） 土砂災害警戒情報
（１２） 東海地震予知情報
（１３） 弾道ミサイル情報
（１４） 航空攻撃情報
（１５） ゲリラ・特殊部隊攻撃情報
（１６） 大規模テロ情報
