足立篤史さんは新聞紙などの紙素材を用いた造形美に定評があるアーティストで、主に制作しているのは軍艦や軍用機といった、戦争を題材にした作品。
テレビ番組「レベチな人、見つけた」でも紹介された足立篤史さんの気になるプロフィールをまとめています。
■「レベチな人、見つけた」放送内容
使い古したアレでアート作品を作る男
神奈川県に住む足立篤史さん。
作品を見せてもらうと戦艦や零戦の精巧な立体物。さらによーく見ると何やら見慣れない文字が。実は全て古新聞。それも戦前の本物を使っているんです!
一体なぜ古新聞で戦艦や零戦を作るのか?そしてその文字の意味は?そこにはレベチな秘密が隠されていました!?
足立篤史wikiプロフィール
名前:足立篤史
生年月日:1988年
年齢:33歳(2021年現在)
出身地:神奈川県横須賀市
出身大学:東京造形大学美術学科彫刻専攻
足立篤史さんの作風は「記憶を記録する」ことをテーマとしています。
そのため、過去の戦争の兵器や軍艦、飛行機などをモチーフに、当時の新聞などの記事に記録された活字にも深いメッセージ性があるユニークな作風で知られています。
例えば戦時中は輸送艦として、戦後は復員船として使われた船をモチーフにした作品では、当時に刷られた新聞記事の中でも実際に復員や復興について書かれたものを使用指定m佐生。
“ミリタリーオタク”と言うか、子供の頃からずっとプラモデルも好きだったんです。例えば、零戦の歴史を調べると、パイロットの暗い歴史とかもあったり、ただカッコイイだけではないものが段々と見えてくるようになりました。作ろうとするモチーフをそういう風に見ることによって、過去の記憶を思い出させるというか。作品に対しての記憶が刻まれていることを視覚的に表現しようと思って、こういった手法になりました。
https://koreyan.jp/atsushiadachi/2509/
足立篤史の経歴
足立篤史さんは両親が美術系で物作りが得意だったことから、他の技術職でなく美術の道に進むことになったキッカケだと話しています。
■受賞歴
2014年東京造形大学卒業研究・卒業制作展Zokei賞受賞。
2015年第18回岡本太郎現代芸術賞入選。
第18回岡本太郎現代芸術賞では応募総数672点の中から27名(組)という狭き門を潜り抜けて入選を果たしました。
◆個展
2013年 ATSUSHI ADACHI EXHIBITION 改 KAI(Azabujuban Gallery / 東京)
2014年 残光 -ZANKOU-(Art Galley Kagurazaka / 東京)
2014年 記憶 -Kioku-(Ouchi Gallery / ニューヨーク)
2015年 白夜ノ見ル夢(JINEN GALLERY / 東京)
2016年 醜美ノ記憶(Lower Akihabara / 東京)
2017年 道行 -みちき-(旧瀬戸たばこ店 / 神奈川)
2017年 月世界の小さな宇宙の夢(JINEN GALLERY / 東京)
2019年 足立篤史展(東急プラザ銀座 / 東京)
2019年 archive(阪急メンズ東京)
◆グループ展
2010年 via art 2010(シンワアートミュージアム / 東京)
2011年 The Six 2011(LAFORET MUSEUM / 東京)
2011年 Face to Face to Face展(Cafe et Galerie Moineau / 東京)
2012年 銀座三越作品展(銀座三越 / 東京)
2013年 Art Expo Malaysia(MATRADE Exhibition and Convention Centre / マレーシア)
2013年 ART KAOHSIUNG(CHATEAU de CHINE / 台湾)
2013年 GEISAI#18 Point Ranking受賞者展(Hidari Zingaro / 東京)
2014年 The 9th 100 Artist Exhibition(Ouchi Gallery / ニューヨーク)
2014年 ZOKEI賞選抜作品展(東京造形大学附属美術館 / 東京)
2014年 第1回CAF賞入選者展(TABLOID GALLERY / 東京)
2014年 東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館 / 東京)
2014年 ZOKEI展(東京造形大学 / 東京)
2015年 第18回岡本太郎現代芸術賞(川崎市岡本太郎美術館 / 神奈川)
2016年 都美セレクショングループ展 -紙神-(東京都美術館 / 東京)
2016年 SICF17(スパイラル / 東京)
2016年 第11回タグボートアワード 入選者グループ展(IID世田谷ものづくり学校 / 東京)
2017年 TAMA VIVANT Ⅱ 2017 ポガティブ(多摩美術大学、パルテノン多摩 / 東京)
2017年 創造他人 -ソウゾウビト-(スパイラル / 東京)
2018年 TOKYO ILLUSION(Dali Art Center / 台湾)
2018年 ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~(Bunkamura Gallery / 東京)
2018年 第13回タグボート・アワード(IID世田谷ものづくり学校 / 東京)
2019年 アート解放区(テノハ代官山 / 東京)
2019年 Emerging Tokyo(White Box / ニューヨーク)
2019年 Contemporary Art Salon, Autumn 2019(台北オークションセンター / 台湾)
2019年 神の紙技 – カミノシワザ展 – 紙の神業(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA / 神奈川)
2019年 rooms EXPERIENCE 38(TOCビル / 東京)
2019年 先端藝術企劃展-異質解構重組現場-(涅普頓畫廊 Neptune Gallery / 台湾)
2020年 アート解放区(銀座髙木ビル / 東京)
引用:https://onbeat.co.jp/themes/atsushiadachi/
足立篤史のツイッターやインスタグラム
足立篤史のツイッター
足立篤史のインスタグラム
足立篤史のフェイスブック
足立篤史の高校や大学など学歴は?
足立篤史さんの通っていた高校については学校名は明らかになっていないものの、最終学歴は東京造形大学美術学科彫刻専攻卒業となっています。
もともとはデザイン科志望だったそうですが浪人時代に予備校で受けた“本を作る”という課題に対して、本を切り刻んで立体作品を製作したことが現在の作風のきっかけとなったそうです。