年賀状といえば本来であれば新年の挨拶や近況報告を裏面に記載するものの、年賀状テロではあて名欄に趣向を凝らします。
漫画やアニメなどの一シーンを抜き出してきてセリフ(吹き出し)を加え、
おもしろく送り先の住所や名前を記入するもので2014年ころからじわじわと注目を集めるようになっています。
年賀状テロの作り方
年賀状テロの作り方は簡単で、年賀状サイズの白色の画像を用意して、
- 切手欄
- 郵便番号欄
- お年玉欄
にかぶらないように漫画やアニメのコマ画像を貼り付けて、吹き出しを加えるだけ。
もしくは、切手欄や郵便番号欄にコマ画像かぶってしまったとしても、
コマ画像の上に白色の画像を重ねて余白部分を作ればOKです。
windowsに付属している「ペイント」を使用するのであれば、
キャンバス設定で
幅1000
高さ1480
に設定をすればほぼハガキサイズになります。
年賀状テロの作り方注意点
どんな年賀状テロを作ろうか?考えるだけでもワクワクしてきますが、
仕上がりの良い年賀状テロを作成するために、
- 年賀状はインクジェット紙を使う
- 古いプリンタはカラー画像印刷に不向き
という点に気を付けましょう。
年賀状はインクジェット紙を使う
年賀状(ハガキ)に使用される紙にはいくつか種類があります。
手書きで年賀状テロをするのであれば普通紙でも構わないものの、
プリンタで印刷をするのであればインクジェット紙の年賀状を使わないといけません。
通常の紙とインクジェット紙で値段に違いはなくどちらも63円となっています。
古いプリンタはカラー画像印刷に不向き
年賀状テロに使用する画像がモノクロであれば古いプリンタで良いかもしれませんが、
線が繊細な画像だったりカラー画像の場合だと、古いプリンタの仕上がりが気になるかもしれません。
パソコンと同じくプリンターの進化も非常に早く2年もすればもはや型落ちといった感じです。
印刷のクオリティは年を追うごとにぐんぐんと上がっているので、
年賀状テロをきれいに仕上げたいのであれば、
できれば2年以内に販売されたプリンターを使うようにしましょう。
プリンターの性能は印刷クオリティだけではなくてコストパフォーマンスも良くなっていて、
1枚当たりの印刷費用も徐々に抑えられているほか、
プリンター自体の値段もぐんぐん安くなっています。
最新モデルであっても最近のプリンターの本体価格は安めに抑えられてますが、
1年前のプリンターだと大幅に値引きされたうえにネットショップによっては写真用紙もプレゼントしてくれたりするので、
プリンタを購入して2年以上経過していた場合、買い替えも検討してみてくださいね。
年賀状テロ(漫画のパロディ)は著作権侵害?
年賀状テロでは漫画やアニメ、時には話題の人物を用いたパロディを行うわけですが、
そうなると気になってくるのが著作権侵害やプライバシーの侵害ですよね。
過去には野々村竜太郎元議員の謝罪釈明会見の様子が年賀状テロに使用されたケースもあり、
場合によってはプライバシーの侵害や名誉棄損で訴えられる可能性があります。
漫画やアニメに関してもパロディとして使用すると著作権侵害の恐れが出てきますが、
まず前提として重要なことですがは著作権侵害は「親告罪」だということ。
著作権を有する人が「権利を侵害された」と判断した場合に、
本人だけが訴えることができるのが著作権侵害です。
年賀状テロをもし有料販売してお金を稼ごうとした場合には、
著作権侵害で訴えられる可能性は高くなりそうですが、個人が営利目的ではなくて私的に利用する範囲であれば、
著作権侵害が適用される可能性は極めて低いと言えそうです。
ただ中には、ディズニーのように個人の私的利用であっても著作権侵害に非常にうるさい企業もあるので、
ミッキーマウスなどディズニーキャラクターを使うのは避けたほうが良さそうです。