2021年の渋川市長選挙(渋川市長選)について、立候補者のプロフィールや公約(マニフェスト)をまとめています。
渋川市長選挙(渋川市長選)2021の立候補者の公約・プロフィール
高木 つとむ 無所属 69歳 (男) 現職 渋川市長
田辺 かんじ 無所属 69歳 (男) 新人 元渋川市議会議員
両氏とも新型コロナウイルス感染症対策、人口減少や高齢化社会などに取り組む基本姿勢は同じ。
高木 つとむ
生年月日:1952年2月6日
年齢:69歳
出身地:群馬県子持村(現・渋川市横堀)
趣味:山歩き、鉄道、音楽鑑賞
血液型:A型
学歴:子持村立長尾小学校、子持村立長尾中学校、群馬県立渋川高等学校、専修大学法学部
群馬県庁に入庁。群馬県立心臓血管センター事務局長や群馬県総務部長などを務めた[3]。
2005年(平成17年)、群馬県副知事に就任。
2009年(平成21年)7月28日、渋川市長の木暮治一が在職中に死去[4]。それに伴って同年9月13日に行われた市長選挙に立候補するも落選。
2017年(平成29年)8月26日に行われた渋川市長選挙に立候補。現職の阿久津貞司(自民党・公明党推薦)、元市議の猪熊篤史ら2候補を破り初当選を果たした[5]。9月13日、市長就任[6]。
新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた小規模事業者の支援、保育料完全無料化、タクシー券配布による高齢者移動支援など、1期4年の実績をアピール。性別や障害の有無、国籍などを問わず、自分らしく暮らせる「共生社会」の実現を訴える
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/319527
「コロナ禍で疲弊している中小零細企業の事業継続に当面、全力を尽くす」と強調
■公約
明日の渋川を拓く10のプラン
01.市民の命と暮らしを守り抜く
コロナ禍に立ち向かい市民の命と暮らしを守り抜く
医師会などと協力しワクチン接種を確実に速やかに実行
医療・介護・保育など、エッセンシャルワーカーを支援
地元の中・小事業者の事業継続支援
02.「共生社会」の実現
誰もが自分らしく輝いて暮らせる「共生社会」の実現
女性がいきいきと活躍できる社会の実現
障がいを持つ人への理解を深め「心のバリアフリー」を推進
障がいを持つ人の旅行を支援する「ユニバーサルツーリズム」の推進
高齢者や子どもなど弱い立場の人たちを皆で支えるまちづくり
コロナ禍で生じた社会の分断や差別を解消
03.子育て・教育環境のさらなる充実
渋川で暮らす喜びを実感 子育て・教育環境のさらなる充実
保育料、給食費の完全無料化を継続
教育環境の充実、教育水準の向上を図り『日本一の教育都市しぶかわ』を実現
地域と一体となって子どもたちを育むコミュニティスクールを実現
妊娠、出産、子育てまで継続して支援する渋川版「ネウボラ制度」の実現
7大アレルゲン対応学校給食を全小中校に拡充
北毛の拠点病院渋川医療センターの更なる充実と産科の設置
04.暮らしを守る保険・医療・福祉の充実
「人生100年」を渋川でいきいきと暮らす 暮らしを守る保険・医療・福祉の充実
高齢者をはじめすべての世代の人が安心して暮らせる地域包括ケアシステ厶の確立
がん対策、健診の充実など『健康寿命日本一』を目指す
認知症とその家族の人を支える地域づくりを実現(認知症条例制定)
救える命を守るドクターカーの実現
05.市民の暮らしの充実と防災都市の実現
災害に強い、地域が輝く、市民がつながる 市民の暮らしの充実と防災都市の実現
自治会への支援の継続と自主防災組織・自主防災リーダーによる防災力の強化
身近な生活道路、生活環境の整備を優先的に実施
高齢者の移動を支援する地域公共交通の再構築、デマンドバスの拡充
防犯カメラ・防犯灯の更なる整備
消防署東分署(赤城・北橘)、西分署(伊香保)の建設
06.産業の振興と交通網の整備
渋川発展の原動力となる力強い経済 産業の振興と交通網の整備
頑張る地元の商工業者や農林業者を力強く支援
企業進出と事業拡大の受け皿となる「新産業ゾーン」の実現
地域の雇用を守り、女性や若者の就労機会を支援
上信自動車道渋川西バイパスの早期開通と中村立体交差の実現
高崎渋川バイパスのまちなかへの延伸
07.伊香保温泉、文化、自然など多様な観光資源の活用
日本の名湯伊香保温泉を核とした新たな観光魅力創造 伊香保温泉、文化、自然など多様な観光資源の活用
伊香保温泉石段街を中心とした観光拠点の再生
温泉文化のユネスコ世界文化遺産登録推進
自然や文化、アルテナード、名産品など誇れる資源の発信強化
湘南新宿ライン、上野東京ラインの渋川駅乗り入れ
08.地方再生へのチャレンジ
ふるさとに誇りを持ち未来を創る 地方再生へのチャレンジ
金井東裏遺跡など世界に誇れる文化財の活用とふるさと歴史館構想の推進
スポーツ施設、中村緑地公園、美術館などを活かした「健康文化都市」の実現
八木原駅周辺整備、古巻公民館建設など南部地域の開発推進と上信道全線開通に向けた北部地域の振興
SDGsの目ざす環境に優しいまちづくりと脱炭素社会の実現
09.移住・定住の促進と人口減少対策
新たな息吹を地域にもたらす 移住・定住の促進と人口減少対策
街の顔である渋川駅周辺の再整備とまちなか再生
自然、交通アクセスなど市の魅力を活かした移住、定住の促進と関係人口の創出
移住、定住につなげるリモートワークやワーケーション、サテライトオフィスの促進
市の魅力を発信するシティプロモーション戦略の強化
若者が誇りを持ち、夢を叶え、様々な分野でいきいきと活躍できる環境づくり
10.デジタル改革の推進と持続可能な行財政運営
新たな時代を展望 デジタル改革の推進と持続可能な行財政運営
市民に優しく利便性、効率性を第一にしたデジタル改革の推進
借金に頼らない財政(プライマリーバランス黒字)の堅持
ムダを省き新たな行政課題に機動的に対応する簡素で効率的な行政組織づくり
自治会、NP〇、ボランティアの活動を支援し市民協働のまちづくり
田辺 かんじ
東洋大卒、市議3期目。平成25年の同市長選にも出馬したが落選
“高木流”の情報発信などによって市職員が疲弊すると指摘する。財政運営について、「場当たり的でばらまき。財政のつけを未来世代に押しつけることになりかねない」と批判し、市政刷新を主張。また、「合併によって旧町村部を中心に地域が疲弊した」とみて地区別政策を用意するほか、各地区が一定の裁量を持って独自に魅力を磨く分権型のまちづくりを構想。市民と協働する仕組みづくりも模索する。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/politics/319527
人口減対策として9地区それぞれを農業と観光、アウトドア、移住定住などに区分、「特徴あるまちにする」と訴える