ジュビリーエース現在の最新情報は?仕組みの実態は?出金再開や返金は?

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ジュビリーエースとは金融関連商品で、アービトラージと呼ばれる手法で利ザヤを稼ぐやり方をうたっていたようです。

ただ配当や出資金の出金が停止されるといったトラブルが発生して被害者の会も発足していたようです。

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ジュビリーエース現在の最新情報は?出金再開や返金は?

<独自>金融マルチ本格捜査へ 警視庁 出資金トラブル15億円か

暗号資産(仮想通貨)の売買益を通じ高配当が得られるとする金融関連商品「ジュビリーエース」などをめぐり、配当や出資金の出金が停止されるトラブルが生じていることが11日、関係者への取材で分かった。トラブルを訴えているのは少なくとも350人で総額は15億円に上るという。勧誘活動をしていた50代の男らが無許可で出資を募っていた疑いがあり、被害相談を受けた警視庁は金融商品取引法違反(無登録営業)などの疑いで、近く本格捜査に乗り出す方針を固めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73f86058e25cb6c93c4e9b7d3fd0672dac36cb0d

運営者はセミナーやビデオ会議アプリで「必ずもうかる」「月利10%」などと勧誘し、全国で出資者を募っていたそうです。

出金停止の理由について、運営者側は「システムのメンテナンスや国外との仮想通貨での送金のやり取りが難しくなった」としていたそうですが、警視庁では関係先を家宅捜索したほか、関係者らから任意で事情聴取するなど捜査に着手したと報じられています。

ジュビリーエースの仕組みの実態は?

ジュビリーエースの仕組みはこちらの資料によるとアービトラージという手法で利ザヤを稼ぐ投資方法だったようです。

アービトラージとは「差分取引」「差分売買投資」とも言われる手法で、主に値動きの良く似た2つの銘柄を投資対象とします。

例えばAとBという値動きがほぼ同じ銘柄に対して、

A:買い注文
B:売り注文

といった感じで銘柄を保有した場合、通常はAとBの値動きはほぼ連動していることから、プラスマイナスはほぼゼロの状態が続くことになります。

ただ一時的に値動きにばらつきが生じることもあり、Bに対してAのほうが相対的に値上がり幅があると、含み益が生じることになります。

アービトラージは1980年代にウォール街を席捲した巨大投資ファンド「LTCM」も採用していた手法で、LTCMにはノーベル経済学賞の受賞者も顧問として名を連ねていたほど。

相当の利益をあげたようですが、結局はLTCMも破綻してしまい巨額の損失を生み出すことになりました。

ちなみに、LTCM破綻の理由は、アービトラージの仕組みに無理があったというよりは、LTCMが1度に巨額の資金を相場に投入するようになったため、想定通りの価格で注文できなくなってしまった、というのが大勢の見方です。

ジュビリーエースもLTCMもどちらも三角アービトラージと呼ばれる2つの銘柄ではなく3つ以上の銘柄を駆使して利ザヤを稼ぐ手法をしていました。

ジュビリーエースの場合にはさらにMLMの仕組みも導入していたようですね。

紹介した人がサイトに登録したり、収益を上げたりしても、勧誘者が配当を得られる仕組みになっていたそうです。

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