収容所から来た遺書の実話モデルは誰?名前は実在の山本幡男?

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「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」が二宮和也さん主演で映画化されることが発表されました。

シベリア帰還者から遺族に届いた六通の遺書を元にした辺見じゅんの小説が原作ですが、収容所から来た遺書の実話モデルはいるんでしょうか?名前は誰?

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収容所から来た遺書の実話モデルは誰?名前は実在の山本幡男?

二宮和也、不屈の日本人捕虜役で主演! 史実描く「収容所から来た遺書」で瀬々敬久監督と初タッグ

「嵐」の二宮和也が、「64 ロクヨン」2部作や「糸」で知られる瀬々敬久監督の最新作「収容所(ラーゲリ)から来た遺書(仮)」に主演し、実在した山本幡男氏を演じることが明らかになった。二宮にとって、瀬々監督とは初めてのタッグとなる。

「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」。零下40度を超える厳冬の世界を舞台に、1日10時間超の強制労働にも屈することがなかった人物を演じるに際し、二宮は「ただただ帰ることを想って、行ってきます」と山本氏の気持ちに寄り添いながら、撮影に臨む覚悟を短いコメントでにじませている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cfa631ab8654cac41f7168dbe2d6f0adfabc2f3

「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」は第11回講談社ノンフィクション賞、第21回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した辺見じゅん氏の同名ノンフィクション小説が原作。

第2次世界大戦後を描いた実話で1993年には故出目昌伸監督の演出により、終戦48年特別企画としてドラマ化されていました。

シベリア抑留では60万人超の日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となったとされています。

誰もが絶望する零下40度を超える気候や貧しい食事など劣悪な環境下で、1日10時間以上の重労働を強いられる状況でも生きることへの希望を捨てなかった1人の実在する日本人がモデルとなっています。

「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」の実話モデルとなったのは当時の階級で2等兵の山本幡男さん

山本幡男さんは日本への帰国が絶望的な状況下において、強制収容所(ラーゲリ)内の日本人俘虜たちに日本の文化と帰国への希望を広め、一同の精神的支柱になり続けた。

自身は帰国の夢が叶わず収容所内で病死したが、死の間際に家族宛ての遺書を遺しており、同志たちがその文面を暗記することで日本の遺族へ届けたことでも知られています。

メモ類の持ち出しを禁じたシベリア収容所。見つかればスパイ行為として厳罰を受けることになります。

それでも6人の男たちが山本幡男さんの遺書を分担し、一字一句漏らさず記憶します。

無事に帰国できた全国各地の仲間たちから「子供等へ」「妻よ!」と題した手紙が妻モジミさんの元に届けられたのでした。

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