松木玖生は全国高校サッカー選手権では優勝常連国「青森山田高校」で1年生ながら背番号7番を背負うキャプテン&エース。
100人以上の部員を抱える青森山田で松木玖生は入学してほどなくレギュラーのポジションを不動のものとして、
2020年の第98回全国高校サッカー選手権大会でも先発に名を連ねていますから、
将来はJリーグ所属のプロサッカー選手、ゆくゆくは海外のプロサッカーチームに所属する日本代表選手になるかもしれませんね。
松木玖生wikiプロフィール(出身地,中学,クラブ)
名前:松木玖生(読み方:まつき くりゅう)
出身地:北海道室蘭市
生年月日:2003年04月30日
身長:177cm
体重:71kg
小学校:室蘭市大沢小学校(現在は海陽小と統合)
中学:青森山田中学校
高校:青森山田高校
学年:3年
利き足:左足
ポジション:MF(ボランチ)
背番号:7
松木玖生選手は出身は北海道の室蘭市で、室蘭市大沢小学校(現在は海陽小と統合)に通いながら北海道の室蘭大沢FCに在籍していたことがわかっています。
ちなみに室蘭大沢FCは北海道に数ある少年サッカークラブの中でも屈指の実績と歴史(1976年)を誇るチームで、
現・北海道コンサドーレ札幌に所属する宮沢裕樹選手、
鹿島アントラーズなどでプレーしていた賀谷英司さん、
そして、コンサドーレ札幌で指揮を執り現在は札幌国際大サッカー部を率いる財前恵一監督などが名を連ねています。
そんな名門クラブも本拠地としていた大沢小学校が廃校しさらに
クラブを約30年前も指導してきた前監督の長尾和彦さんの死去などが重なった結果、2019年度末で惜しまれつつも解散。
松木玖生選手はもしかしたら北海道でも居場所をなくしたことがきっかけで、
青森山田に進学することを決意したのかもしれませんが、結果として彼の選択は間違っていなかったと言ってよいんじゃないでしょうか。
松木玖生代表歴
2020年:U-17日本代表(日ASEAN 青少年交流大会)
2019年:U-16日本代表(国際ドリーム杯優勝)
2018年:U-15日本代表(中国遠征、フランス遠征)
2018年の高円宮杯JFA U-18プレミアリーグ決勝では名古屋グランパスユース相手に決勝ゴールを決めて優勝に貢献
青森山田中学時代には、2016年に全国中学総体優勝、2017年には準優勝を果たし、
青森県の国体選抜にも選出されています。
松木玖生の利き足やプレースタイル(ポジション)
松木玖生選手が所属する青森山田高校サッカー部といえば総部員数約200人近い大所帯となっていて、
トップチーム、セカンドチームに上がれる選手はそれぞれ各20数名という狭き門となっています。
青森山田高校のセカンドチームは東北プリンスリーグ1部のリーグ戦に参戦し、
リーグでもトップクラスの成績を残しているんですが、それでもトップチームに昇格するのは至難のワザ。
そんな青森山田高校で1年生から早くも松木玖生選手は背番号7番を背負ってレギュラーを獲得しているわけですが、
青森山田高校の黒田監督は「柴崎岳選手の高校一年生の時よりも肝が座っている」と評価しています。
高校一年ながら、すでに冷静にプレーできる視野の広さや、左足から繰り出される堂々としたパフォーマンスが松木玖生選手の持ち味と言えるかもしれません。
実際に第98回全国高校サッカー選手権大会の2回戦で米子北(鳥取)と対戦し6-0と快勝した試合後のインタビューでは、
「負ける気はしなかったです」と強気なコメントを残しています。
松木玖生の背番号7は青森山田
これまでに青森山田高校で1年生からレギュラーだった選手はほんの一握りしかいません。
- 現・日本代表でデポルティボ所属の柴崎岳選手
- 元セレッソ大阪で現在は青森山田のセカンドチームを指揮する千葉貴仁コーチ
- Jリーグ・FC町田ゼルビアに所属する廣末陸
- 浦和レッズの藤原優大
松木玖生選手が1年生でレギュラーを獲得したのは異例中の異例と言える事態であると同時に、
背番号7番も青森山田高校にとっては意味があります。
青森山田高校では背番号10番と7番の2つの番号は「ダブルエースナンバー」と呼ばれ、チームの中核を担う選手が担う伝統があります。
これまでに青森山田で背番号7だった選手はその後、背番号10番となってキャプテンもしくはエースとして活躍することが嘱望されています。
- 前・青森山田高校主将の武田英寿選手
- 天笠泰輝選手(関西大、16、18年度全国高校選手権優勝、18年度全国高校選手権優秀選手)
- 檀崎竜孔選手(現北海道コンサドーレ札幌) 18年度全国高校選手権優勝
- 郷家友太選手(現ヴィッセル神戸)2年次に青森山田高校初の選手権制覇
- 高橋 壱晟選手(ジェフ千葉)
といた選手の伝統を引き継いで松木玖生は背番号7を背負っています。