ハリーポッターの炎のゴブレットでは、炎のゴブレットに誰がなぜハリーの名前を入れたんでしょうか?
また迷路でクラムがフラーを攻撃した理由や、なぜセドリックは死ななければいけなかったんでしょうか?
炎のゴブレットなぜハリー名前?
ハリーの名前をゴブレットに入れたのはポリジュースでマッド‐アイ・ムーディに変装していたバーテミウス・クラウチ・ジュニアです。
死喰い人である彼はハリーに三大魔法学校対抗試合に優勝させポートキ―となった優勝杯に触れさせ、ヴォルデモートの復活の儀式を執り行うヴォルデモートの父親)の墓のあるリトル・ハングルトンにおびき寄せるのが目的でした。
またハリーがなぜ代表に選ばれたのかというと、偽のムーデイが強力な錯乱の魔法をゴブレットにかけて、ハリーを選ばせたから。
その目的は、ヴォルデモートの命令に従って、ヴォルデモートの復活の儀式が行われる場所に、ハリーを送り届ける(優勝トロフィーがポートキーになっていて、優勝したハリーがトロフィーに触った瞬間にヴォルデモートのところへ送られるように罠が仕組まれていた)ためです。
原作の小説では、偽ムーディ(クラウチJr.)の告白によると、彼は第四の学校の代表としてハリーの名前を入れました。
そうでなければ、セドリックとハリーの両方が選ばれることはありません。ゴブレットには「一校につき代表をひとり選ぶ」という機能がありますから。
錯乱の呪文は、参加するのが三校でなく四校だとゴブレットに思い込ませるためのものでした。
クラウチが書いた第四の学校の名前はわかりませんが、その学校の志願者はひとりしかいないことになります。クラウチは、ハリーが確実に選ばれる方法をとったのです。
炎のゴブレット迷路でクラムがなぜフラー攻撃?
炎のゴブレットの迷路でなぜクラムはフラーを攻撃したのかというと、クラムはムーディに化けていたバーティ・クラウチ・ジュニアに服従の呪文で操られていたからです。
最初の偽ムーディの授業で禁じられた魔法について話をしていましたが、一応、あのシーンの服従の呪文のくだりが伏線になっていました。
また、なぜハリーを攻撃しなかったのかというと、ハリーに優勝してもらうためです。
ムーディに化けていたバーティ・クラウチ・ジュニアはクラムを操って、他の競技者も倒そうとしてました。
偽ムーディの目的はあえてハリーを優勝に導き、ポートキーである優勝カップに触れさせヴォルでモートのいる場所まで連れて行く事だったからです。
あとハリーが花火を上げたのに助けが来なかったかというと、花火はどちらかというと、救助を呼ぶためのものではなく競技者が棄権の意思表示をするためのものだからだと思われます。
原作では映画では実際に救助されるシーンは映っていませんが、花火の射出地点にフラーを救出するための魔法使いが出向いています。
炎のゴブレット迷路でセドリックはなぜ死んだ?
炎のゴブレット迷路ではセドリックが非常の死を遂げることになりますが、なぜ死ななければいけなかったのか。
ヴォルテモ―ト卿という人物の残虐性を表現するためだったのではないでしょうか。
ただそこにいただけで、邪魔だから殺す。殺しに何の罪悪感も感じないのがヴォルデモートという血も涙もない魔法使いです。生徒1人くらい 虫を殺すのと同じことです
本当ならハリー一人だけを、あの場所に呼び寄せる予定だったわけです。
それが ハリーとセドリック2人の助け合い・譲り合い・・・というヴォルテモ―ト卿には想像もつかないわけのわからない愚かな行動によって 「邪魔な・用の無い・不必要な人間」(=セドリック)が一緒に来てしまった。しかもセドリックはハリーを守って一緒に戦おうとしていました(=邪魔・手間がかかる)。
ただそれだけの理由でいとも簡単に、何のためらいも無く、まるでその辺の邪魔な小石を払いのけるかのように 人の命を奪ってのける人物
だと 物語の進行上、「初めて復活し、姿を現す」 ヴォルテモ―ト卿という人物の性格をあそこで表現したかったのではないかと思います。
またなぜセドリックの父親、エイモス・ディゴリーはハリーを責めなかったのかというと、ヴォルデモート支配の恐怖時代を知っている世代だからではないでしょうか。
ヴォルデモートが相手ではかなうはずがない、遺体を連れて戻るだけでハリーには精いっぱいだった、と理解してくれたのだろうと思います。
エイモス・ディゴリーが初登場したのは小説だと「炎のゴブレット」6章でポートキーでワールドカップ会場へ移動する場面
ここでのエイモスは本人のハリーが目の前にいるのに息子セドリックの優秀さを自慢し、ハリーをこき下ろします。。
屋敷妖精ウィンキーに対する態度も「しもべ!」と呼びかけていますが、原文は「elf!」です。「妖精!」と訳す方が正確です。もともと原著の house-elf に「しもべ」の意味はありません。
日本語版のエイモスは、ウィンキーに対して原文より横柄に描写されていると思います。
闇の印が打ち上げられ、その場所で杖を持って倒れていたウィンキーを怪しいと思うのは自然なことだったとみられます。
ただ小説「呪いの子」でのエイモスは、ハリーだけが生き残ったことを恨んでいます。ただこの時のエイモスは、錯乱の呪文であやつられていました。ですからハリーを責めて逆転時計について追求したのがどこまで本心だったかはわかりません。
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ご存じのようにハリーポッターには小説の原作があり全巻の総ページ数はなんと6,424ページ(1巻あたり約600ページ)!
1ページ1分で読んだとしても1巻分を読み終わるのに10時間(600分)かかるところ、映画では2時間程度の尺となっています。
映画では「あれ、今のシーンの意味は?」と不思議に感じることが多いものの、小説を読めばその理由が分かるので、ぜひ小説にも目を通してみてください。
またハリーポッターでは網の目のように伏線が張り巡らされているため、2回、3回と見ることでまた違った感動を味わうこともできます。
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