2020年10月6日に”未来の働き方 “に向けたGoogle社のアプリの大規模な再編成の一環として、ビジネス向けのクラウド型グループウェサービスG SuiteはGoogle Workspaceになった。
さまざまなプランが移行され、グーグルは今、ついにG Suite無償版を廃止することになった。
企業や学校向けの “Google Apps” は16年前に導入され、2012年に廃止された。しかし、同社はこの10年間、今日までそれらの無料アカウントに大きな変更を加えることはなかった。
2022年1月20日(日本時間)になって管理者向けの電子メールで、グーグルは “今後、残っているすべてのユーザーを、利用状況に応じてアップグレードされたGoogle Workspaceの有料版に移行する “と述べている。
そのため、Workspaceの無料プランは、NonprofitsとEducation(Fundamentals)のみとなった。
過去数年間、Gmail、Drive、Docs、その他のアプリを無料で利用してきた企業や人々は、これらのGoogleサービスや(gmail.comだけでなく)独自のカスタムドメインを使用する機能に対して支払いを開始する必要がある。
なお、学校と非営利団体向け無料エディションは引き続き利用可能とのこと。
G Suite無償版終了いつまで?
グーグルではG Suite無償版アカウントを使い続けたい場合は、5月1日までのアップグレードを推奨している。
5月1日までに新しいプランを選択してGoogle Workspaceの支払情報を設定すれば、自動的にアップグレードされるものの、少なくとも2ヶ月間は課金が開始されない。
有料版にアップグレーしても7月1日まではGoogle Workspaceを無料で利用できるとしている
逆に、Google Workspaceの支払情報を設定しないと、サービスは一時停止状態になる。
さらに一時停止のまま60日経過すると、Gmail、カレンダー、Meetなどのコアサービスが使えなくなる(YouTubeやGoogleフォトなどはそのまま使える)。
G SuiteからGoogle Workspace切り替え・移行方法は?
無料版G Suite から Google Workspace へのアップグレードは、数ステップで完了する
Google 管理コンソールにログインする
[お支払い] 次に [その他のサービスを利用する] にアクセス
切り替えるサブスクリプションの [切り替える] をクリック
お支払いプランを選択(フレキシブル プラン、年間プラン(月払い))
[ご購入手続き] をクリックし画面の指示に従う
この移行を促すために、2022年7月1日以降12ヶ月間、割引オプションを用意しています。
プランは、Business StarterからEnterpriseまであります。
Business Starter \680
Business Standard \1,360
Business Plus \2,040
Enterprise 要問合せ
(既存のGmailが1つだけの超小規模企業は、月額1130円(2022年1月までは900円、14日間は無料)でWorkspace Individualにアップグレードすることも可能ですが、カスタムメールアドレスは取得できません)
2022年7月1日までに課金の詳細を入力しない場合、GoogleはWorkspaceの自動契約/アカウントを停止します。
60日間の停止期間を過ぎると、Gmail、カレンダー、MeetなどのGoogle Workspaceのコアサービスにアクセスできなくなります。
YouTube や Google フォトなど、その他の Google サービスへのアクセスは維持されます。停止中のアカウントを復元するには、有効な支払い方法を入力してください。