岡山県では独特の数字の数え方をする方言のようなものが存在しています。
秘密のケンミンショーやナニコレ珍百景などでも取り上げられた岡山の数字の数え方について。
岡山の数字の数え方は方言!
岡山県では21以上の数を速く数える時の数え方があります。
21以上の数字を速く数える時「にぃいち、にぃに、にぃさん・・・」と数えるそうです。
20より大きい数を数えるときは「じゅう」を略して言いますね。
100を超えたら『ひゃーいち、ひゃーに、ひゃーさん、ひゃーしー…』と数えます。
お札を数えるときとか速くなり、子供はかくれんぼで100まで数えられるといったメリットがあります。
ただ調べてみると、なんと、数を数える際に「○じゅー○」の「じゅー」を発音しないのは岡山県民だけで一種の方言のようです。
ちなみに、沖縄の方言の数の数え方は
1 = てぃーち
2 = たーち
3 = みぃーち
4 = よーち
5 = いちち
6 = むーち
7 = ななち
8 = やぁーち
9 = ここのち
10 = とぉー
ですね。
大阪では古い人だと「フー、ミー、ヨツ、イー、ムー、ナー、ヤツ、コー、トー」と数えるひともいるようです。
ちなみに、
7を「なな」10を「とお」と読むのは訓読みの呼び方で方言ではありません。
ひ(とつ)
ふ(たつ)
み(っつ)
よ(っつ)(よん)
いつ(つ)
む(っつ)
なな(つ)
や(っつ)
ここの(つ)
とお
これは非常に歴史の古いもので、天照大神が岩戸に隠れた時に、それを呼び戻した祈祷文だったという説もある程だそうです。
西洋数字の数え方(音読み)だと
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、く(きゅう)、じゅう
9をく(呉音)と呼んでも、きゅう(漢音)と呼んでもどちらも正しいです。
方言ではなく、それぞれ中国の呉から入った音、漢から入った音、です。
最初の10文字を古代ヘブライ語では、
HI・FA・MI・YO・TSIA・MA・NANE・Y・KAKHENA・TAWO
となり、
「誰がその麗し女を出だすのやら、いざないにいかなる言葉をかけるやら」
という意味らしい。
そして、この祈祷を唱える時まわりの者が「合の手」として、”TETSE!” (出て来いの意)と唱和しました。
そこから、
ひい-てつ・ふぁ-てつ・みい-てつ…が、ひとつ・ふたつ・みっつ…に
なったそうです
ではなぜ“とお”には“つ”が付かなかったのか?
それは、ヘブライ語のTAWOは、
「(彼女は)出てくる」という意味で、祈祷の時にここだけみんなで唱和したからだという事です。
引用:http://chiebukuro.yahoo.co.jp/