芝浦工業大学の受験結果が補欠合格だった場合、補欠の合格確率はどうなんでしょうか?可能性は高い?
芝浦工業大学で補欠合格の人数は?可能性・確率は?
文科省による私立大の定員管理厳格化の影響で定員の1.05倍を超える学生がいると、補助金を渡さないとしています。
定員厳格化以降は以前と比べ合格者は最低限にしておいて欠員分はその都度補欠合格で補充していく形になっています。
大学は定員ギリギリの合格者を出し、補欠で補う、としています
細かく補欠のランクを分けている大学が多いです。通常ランクAから始まります。芝浦工業大学のどの学部学科かによって併願先が違うでしょうから何とも言えませんが、学部、年度によっても違いますが、ランクAなら声がかかるかもしれない、と思ってもいいと思います。慶應等は過去の繰り上げ合格者数を発表していますが、芝浦工大のものは見つかりませんでした。過去の繰り上げ合格者数は大学に聞けば教えてくれるのかもしれません。
一般的に大学受験は日を追うごとに難関大学~国公立二次と流れて行きます。
芝浦は理系でも人気のある大学ですが、中にはマーチの補欠が回ってくれば芝浦と辞退する人もいるでしょう。
関東で芝浦工業大学を確実に辞退する可能性が高いとなると、私立だと早慶上智理科大明治、国公立だと準難関~難関国公立(都立、電通、横国、筑波、千葉、東工大、東大)くらいしか考えられません。
やはり補欠でも上位5番以内にいないと厳しいでしょう。
MARCHの明治ならあれですけど、その他のMARCHだと芝浦工業大学以下の難易度・偏差値なので、そもそも合格できるかは確実ではありません。ここら辺の層の辞退はあまりあてにできません。
最終的には
理科大・明治や準難関国公立の繰り上げ合格による辞退をあてにすることになりますが、これはかなり数が少ないと思われます。
さらに言えば、補欠になった学科にもよります。
建築系や情報系なら人気は高いのでますます厳しい戦いかもしれません。
<河合塾 偏差値2022年/私立理工系>
慶應理工 65.0(4教科+数学Ⅲ)
早稲田理系62.5~65.0(4教科+数学Ⅲ)
上智理工 60.0~62.5(3教科+数Ⅲ)
明治理工 57.5~62.5(3教科+数Ⅲ)
東京理大 55.0~62.5(3教科+数Ⅲ)
中央理工 52.5~60.0(3教科+数Ⅲ)
青学理工 52.5~60.0(3教科+数Ⅲ)
芝浦工大 52.5~60.0(3教科+数Ⅲ)
法政理系 52.5~55.0(3教科+数Ⅲ)
ちなみに、入学試験要項の37ページに補欠対象者が合格になった場合の合格発表日と入学金の納付締め切りが載っています。